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読者のみなさんから届いたお便り #123

 
わたしはホームヘルパーの仕事をしており、
日々高齢者のお宅を訪問しています。
みなさんから戦時中の話をお聞きすることが
ときどきありますが、
それは子どものときのエピソードです。
ある方は、
東京大空襲の後の焼け野原で宝探しをした話。
またある方は空襲のあと、
川に死体がたくさん流れて来た話。
そして、
「子どもだったからまだよかった。
当時の大人たちはさぞ苦労しただろう」と
口を揃えておっしゃります。
戦後80年が過ぎ、
実際に戦争を体験された当時の大人たち‥‥
という存在は、わたしのまわりにはもういません。
せめて当時の子どもたちから
やっとお聞きすることが出来るだけです。
あと10年後‥‥たった10年後、
戦争の経験者は、ほとんどいなくなってしまいます。
戦争について語り継ぐために、
いろいろな本や映像は残されています。
素晴らしいマンガもあります。
でも、確実に風化は進んでいますし、
わたしだって戦争をよく知らないのです。
そんな焦燥感から、
昨年広島の原爆ドームに行って来ました。
いつか行きたいと漠然と思ってはいたのですが、
グズグズと引き伸ばしていたのでした。
原爆資料館には、たくさんの外国人の方がいらして、
館内は人でいっぱいでした。
みなさん真剣に展示に見入っておられ、
静かに涙ぐんでいらっしゃる方もいました。
わざわざ日本まで来て下さって、
広島まで足を運んで下さってありがとうございます!
って、みなさんにお礼を言いたかったくらいです。
このコンテンツも、風化を留めるひとつの媒介です。
ぜひみなさん、広島に行ったり、
このコンテンツにメッセージを送ったり‥‥
そんなことを、一緒にやりませんか。
わたしもささやかですが、
わたしの出来る範囲でこれからも考えて行きます。
(匿名さん)

2026-04-25-SAT

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  • ヴェトナム戦争/太平洋戦争にまつわる
    読者のみなさんからのお便りを募集いたします。

     

    ご自身の戦争体験はもちろん、
    おじいちゃんやおばあちゃんなどご家族や
    ご友人・知人の方、
    地域のご老人などから聞いた戦争のエピソード、
    感銘を受けた戦争映画や小説についてなど、
    テーマや話題は何でもけっこうです。
    いただいたお便りにはかならず目を通し、
    その中から、
    「50/80 ヴェトナム戦争と太平洋戦争の記憶」
    の特集のなかで、
    少しずつ紹介させていただこうと思います。

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    特集 50/80 ヴェトナム戦争と太平洋戦争の記憶