その10 楽にやろうよ
今回のロフトでの実演販売って
カウンターはあったほうがいいですよね?
  あ、カウンターはないとダメですね。  
カウンターはないとダメっと。
左右は囲ってあったほうがいいですか?
  いや、5尺か6尺台をポンと
前に置いていただければ
それだけでいいです。
 
了解しました。
あと、1回の実演って10分くらいですよね?
  うん、10分くらいですね。
それ以上やってもあまり意味ないと思います。
 
  いまのいいなぁ、かっこいい(笑)。  
  (笑)。  
それを3回やるのか、4回やるのか、
それとも1回でやめるのか?
そういった回数はどうしましょうか?
  うーん、そうですねぇ。
いまここで尺と回数を決めるのは
正直意味がないと思うんですよ。
 
  おぉー(笑)。  
  たとえば、3時からということに決めたけど
お客さんは誰もいません。
でも、「時間が来たから、さぁやりましょう」
っていうのはあまり意味がないんですよ。
 
なるほど。
  正直言って、お客さんがいて
買ってくれるあいだは
何時間でもやってますわ、ええ。
 
  いいなぁ(笑)。  
でも、いまの時期って
手帳の集客がピークになってきてまして
お客さんがずっといる状態なんですよ。
  いや、ぜんぜん大丈夫ですよ。
だって、僕、毎日6時間はしゃべるもん。
 
ろ、6時間もですか!?
  おぉ!  
ど、どこかで休憩入れてもらわないと。
  いやいや、どこかで切りますよ。
そのときは「あ、お客さん、すいません」って。
それも自分で入れますから。
 
でも、手帳で6時間も話すのは難しいですよ。
  あ、いやいやいや、それは違う。
僕ら、同じことのくりかえしなんです。
 
  そうだ、そうだった。  
  さっきお話したように、同じことを何十回も
いけしゃあしゃあと、同じ人にしゃべります。
 
  シルクのピエロと同じですね。  
  そうです。
さっき聞いた人が、
その場所に残ってたりしてもやります。
 
  それを知っててもやるわけですね。  
  ええ。
同じことを、同じタイミングで言いますし、
それでいいんです。
でも、今回のこのロフトでは、
そうはいかない気がしてるんです。
 
といいますと?
  ワーッとお客さんが押し寄せて、
1回ぱーっとやって、そこでひと区切り。
またワーッとお客さんが押し寄せて
また1回ぱーっとやって、またひと区切り。
こういう感じになると思いますよ。
 
なるほど。
あと、昼の3時くらいのお客様と
9時くらいのお客様で
お客様の性質とでも言うんですかね、
違うんですよ。
  おっしゃってることはよくわかります。
とはいっても、
まぁ、僕らは変わらないですからね。
 
  あんまり深く考えないほうがいいですって。
楽にしましょうよ。
 
  うん、楽にしようよ。  
‥‥そうですね。
(続きます)
2008-12-24-WED

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