「ほぼ日マンガ部」がはじまります。
「ほぼ日マンガ部」がつくっていくのは、
いわゆる「マンガ」だけではありません。
「マンガ」の可能性を開拓し、
「マンガ」の発想でじぶんたちを飛躍させ、
「マンガ」の力を信じるいろんな人たちと一緒に、
いまの「マンガ」の世界にはまだない「新しい夢」を、
この場所から生み出していきたいと思っています。
「子どもが夢見るとき」のように、
目の前いっぱいに広がる「広大な余白」を、
追い風のようにたのしみながら。
「完成図」なんて持たずに、描きつづけるのです。
いざゆかん! 自由に、自由に、自由に!
「ほぼ日マンガ部の採用募集」をしたいと思ったとき、
どうして横尾忠則さんにポスターを描いてもらったのか。
糸井重里のコメントをお届けします。
「わからなさも、魅力も」 横尾忠則さんにポスターをお願いしたわけ。
「マンガ部」って、いままでなかったものなのだから、
あんまり「こうだ」と理解されたら、ダメだと思うんですよ。
すでにマンガって十分に流行ってるし、大競争もしているし。
だけど、「マンガ部」を創設するって言ったとき、
「わからないけど、なんだか魅力的!」っていうことが、
わりとみんなからの反応として伝わってくるんです。
だから、定義を細かく組み立てていくんじゃなくて、
「チームをつくる」とか、「目印の旗を立てる」とか、
そういう「動き(胎動)」からはじめたかったんです。
と考えると、あえてマンガ界の外側にいる
横尾忠則さんがポスターを描いてくれたら、
「わからなさも、魅力も」最初から生みだせちゃうぞ、と。
で、横尾さんにお願いしたんです。
「最初に立てる旗になるようなポスター」が
ほしいんですと言ったおぼえはあるんですが。
何日かしたら、もう、「いま描いてるよ」と、
なんかうれしそうな連絡があったんです。
「どう?」と、ほとんど完成に近い油絵だった。
すごいんですよ。横尾さんは、いつでも
ぼくらが思っても見なかったような表現をしてくるから、
そこから行ける「道(可能性)」ががっと増えるんです。
じぶんたちで考えていたら、絶対に行けないような場所に
連れて行ってもらえるんです。
やっぱり、横尾さんに頼んでほんとによかったです。