第6回 運命は、じぶんで刻むもの。
生命線と頭脳線の起点、
人差し指の下ね、くっついている人が多いなか、
「じゃじゃ馬の相」っていうのがあるの。
わたしもゆーないとさんもそうなんだけど、
2本の線が離れて出発してるの。
うん、うん!

私もほら、
くっ付いてない!
みんなは?
あ、くっ付いてる、くっ付いてる。
よーく考えて考えて行動する人は、
考える脳と行動する脳が絡まっていて、
考えて考えて考えて行動するから失敗がない。
それを優柔不断という
言い方をする人もいるんだけど、
でも離れている人は、じゃじゃ馬。
わたしたちね、金箔を張るとか、
コンピューターのプログラムをするとか、
お医者さまになるとかは、不向きなのよ。
考えずに行動するところがあるから。
ほんと(笑)。
感覚でぱっぱっぱっぱっぱって動いていくから。
考える脳と行動する脳が重なってる人は
考えてから行動する慎重派タイプですよね。
だから羽目も外さないし、
ちゃんと冷静にしっかりということですね。
たとえばコイケさんがじゃじゃ馬なわけがない。
しっかり考えて行動している。
この人がじゃじゃ馬なわけがない。

うん。
シェフもそうでしょう。
考えてから行動するよね。
確かにそうです。考える。
明日の朝、何食べようかってね、
考えてから寝ますもん。
ほんと(笑)。
うん、朝ご飯はあれにしよう、
とか決めてから寝る。
で、起きたらすぐに作り始める。
全員 すっごーい。
いや、それぼくには普通のことだから。
それが普通なんだ。違うんだ。
普通、普通。楽しみなぐらい。
できちゃうんだね‥‥。
考えたこともないよねえ?
ないー(笑)。
ただの食いしん坊です。
明日になってから、
何が食べたいか、
明日の体に聞こうっていうのが
わたしたちだよ。
お店、予約したりしたら
結構前から準備しない?
いや。
しない。
だって、明日、何食べたくなるか
分かんないもん。
いや、予約するじゃないですか。
レストランとかって、先々。
ほとんど予約しない。
あ、そう‥‥。
(笑)。
そうだよね、シェフは前々から
予約してくれるよね。
うん、予約して、
それに向けて気持ちを高めていきますよ?
体調も万全にして。
美味しく食べれるように。
そうだー。
考えもしないよね。
うん。
わたしたちは、旅先で順応性があるよね。
すごい。
いろんなタイプがあるんです。
よく知っているともだちの手を観て、
なるほどー、こういうタイプは
こういう手になってるかーって感じると
いいかもしれないね。
うん、うん。
さて、話をもどしますが、
感情線の観方をもうすこし。
感情線はたとえばシンプルに流れてる人は
それだけもうぼーんと、
何があっても大丈夫みたいなタイプ。
そしてチェーンになってる人もいるのね。
なかなか心の中での葛藤が、
実は、人知れずあるというタイプ。
でも1本のロープと
たくさんの毛糸の束と、
どちらが強いかは言えないよね。
繊細で複雑だけどしっかりしてるって観てもいいわけ。
解釈っていうのは前向きにいい方向にね。
全員 うん、うん。
ええと、生命線、頭脳線、感情線、
のほかに、運命線というのがありますよね?
そう、運命線ていうのがありますね。
中指に向かって伸びてく線なのだけれど、
出発点はさまざまなのね。
まっすぐ1本でずどーんて流れてる人は、
1人で生きるタイプ。
自力タイプってのは真っすぐなのね。
はい、はい。
小指側の丘、月丘というのだけれど、
そこから斜めに立ち上がって来る人もいる。
斜めからわりと直線的に出ている人っていうのは
会社勤めとかをしていきながら、
組織、集団の中で生きていくタイプが多いんですよ。
で、運命線は年齢の棒グラフでもあるの。
下から徐々に中指に向けて年齢も上がっていく。
手のひらの中央が30歳、
頭脳線とクロスするところが35歳、
その上の感情線との交差点が56歳、
指の付け根で85とか、指に入り込んで100歳かな。

運命線、どれなのか、
自分の運命線が分かりません。
運命線ってね、分かりにくいですよね。
わたし、薄いです。
あ、ほんとだー。
でも、あるよ。まだちょっと薄いけど、
25歳だものね。
これから自分がもっと見えてくるし、
社会に向けての働きがはっきりしてくる。
もちろん人によってちがうけれど、
どういう世界で、どう生きたくて、
どう生きてくかが見えて来ると、
はっきりしてきますよ。
手首のほうからじゃなくても、
途中から伸びている線も
中指に向かっていれば運命線だからね。
ほら、これも、これも。
運命ってどっからでも出てくるんだ。
かっこいいこと言いますね。
そして目標がはっきりしてくると、
今、薄いところもはっきりしてくるよ。
運命線ていうのは自分の意志が刻んでいくので、
精神的な自立をすると線はくっきりしていきますし、
新しい線も出てきたりするの。
焦らなくていい。
だから、人の運命線を観るときは、
たくさん出てるねとか、
濃いじゃんとか、褒めてあげてくださいね。
全員 はーい。
これで、だいたい基本を
教わった感じがしますね。
 
(次回は「余談編」です。おたのしみにー!)
 
2008-04-21-MON