国立西洋美術館の リニューアルプロジェクトの ドキュメンタリー映画が!

2016年、世界遺産に指定されたル・コルビュジエ建築の国立西洋美術館。

次回の「常設展へ行こう!」シリーズに登場予定なのですが(そろそろ)、この不定期連載がはじまる直前に、創建当初の姿へ近づけるためのリニューアル工事がはじまったんですね。

で、その一部始終を描いたドキュメンタリー映画が公開中なのですが、じつにおもしろかったです。

ふだんは、見上げるように鑑賞している巨大な全身肖像画‥‥たとえばスルバランの《聖ドミニクス》なんかが展示室の壁から外されて、慎重に寝かされて、美術運搬のプロに運ばれていく姿なんか、ふつう見られないわけです。

それだけで、ぼくたち一般人には非日常、もっと言えば「非常事態」です。
見ていて、めちゃくちゃドキドキします。

落とさないかとか、倒さないかとか、傷つけちゃわないかとか‥‥プロのみなさんなんでもちろん大丈夫なんですけれども、どうしてもトーシローのよけいな心配をしてしまう。
 重機でロダン彫刻を移動する場面とかも見応えたっぷりで、歴史的な名画を描いたり、彫刻をつくったりする人もすごいけど、それを保管したり修復したり移動したり展示する人も同じくすごい!

全体に「人間ってすごい」と思わせる、そんなドキュメンタリーでした。

詳しいことは公式サイトでご確認を。

ちなみに「常設展へ行こう!」の最新話
「国立西洋美術館篇」では、4時間半(!)をかけて、常設展示をくまなく説明いただきました。

全13回もの、長い連載になる予定です。

映画を観てから連載を読んでも、連載を読んでから映画を観ても、どっちが先でも、両方をいっそう楽しめると思います!

どうぞ、おたのしみに。

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『わたしたちの国立西洋美術館? 奇跡のコレクションの舞台裏』

シアター・イメージフォーラムにて公開中、全国順次ロードショー。

https://www.seibi-movie.com/

2023/07/16 10:42

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