その166 (2004-07-29)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


これから炎天下を走ろうとしている陸上選手たちに、先生が大きな声で叫んだ。「熱中症に、なれよ!」「熱中症に、なるよ!」と言いたかったらしいが‥‥。いくらなんでも、それはないでしょ‥‥。(保健室)


自然の中をお散歩中、ブヨに刺されて。妹「『蚊にさされ』、持ってくればよかったね!」私「それを言うなら『虫さされ』でしょ〜」お姉さん顔で訂正したけど、「虫よけ」もしくは「痒み止め」だったね‥‥。(それでも気づかない妹がめんこい)


海に泳ぎに行きました。向こうから歩いて来る人影を見て旦那が一言。「今年からライトセーバーいるんだね」って、戦い?(その人はライフセーバー)


私はお中元受付のアルバイトをしているのですが、受付へいらしたお客様にはまず、「お持ち帰りですか」か「お送りですか」と聞かなければなりません。受付が立て込んだ先日、焦ってお客様に発したことばは「おもくりですか?」(包みたい症候群)


お蕎麦屋さんに入ろうとした母が突然振り返るなり、入り口の置物を指差して言った。「ほら、手まき猫!」「まねき猫」の言いまつがいであるうえ、その置物はタヌキだった。(まー坊)


野球を観に球場に行ったときのこと。ダフ屋のお兄ちゃんがダミ声で、「チケットチケットないなら買うよ〜、あるなら売るよ〜」10歩くらい歩いてから気付きました。(kummy)


私の父は某梅酒のCMは「♪た〜らりとしたう〜め〜酒〜」と言ってました。鼻水みたい。(ayafk)


テレビで流れるなつかしのあの曲。思わず「♪ギン、ギン、ギンジスカン〜♪」と歌ってしまい、あれ?何か違う。(ヨーヨー)


ふとしたことから、用事まで1時間ほど時間が空いてしまったので、彼氏の言いまつがいを投稿したいと思います。暑かったりなんだりで、ちょっとけんか気味の時、「○○ちゃん、ちょっとゴキゲンめめめ?」「‥‥『ゴキゲン斜め』じゃなくて?」「え、俺、ずっと『ゴキゲンめめめ』だと思ってた!」まぁ、「ゴキゲンめめめ?」なんて訊かれたら、逆に心が和みそうですが。(それでもお嫁さん候補)


コンビニに行ったとき、1701円支払いました。すると店員さんが「せんろっぴゃくひゃくいち円お預かりします」私は思わず口に出して「せんろっぴゃくひゃくいち円?」横から別の店員さんが笑いながら「せんななひゃくいち円ですね」そこでやっと言いまつがった店員さんは気がつきました。(ママ)


今週の月曜日。私の部の入社2年目の男の子が、週末におじいさんが亡くなったので忌引きを取るとことに。「取引先にその旨を事前に自分で話しておいてね」と伝えたところ、彼は電話で「ボクのおじいちゃんが亡くなりまして、今日の夜が送別会なので‥‥」と言っていた。(よーちゃん)


まだ子供だった遙か昔、父に「森本さんから電話だよ」と受話器を渡した。電話に出た父が言った言葉は、「もりもし‥‥」決まり悪そうだった父の顔を今でも覚えている。(Sumie)


とある耳鼻科で先生がコドモの鼻の診察のときに「はい、お鼻あ〜〜ん」と声かけしてました。ちなみにコドモは「できないよぉ〜」とぐずってました。(お口でしょう?)


地元の私大に入学してすぐの英語の授業で。前列に座った女子学生2名が英作文に奮闘中です。「カエルって英語で何だっけ?」「えぇとビッキ?」「綴りは?」「Vからじゃない?」二人必死に辞書をめくる。「ないねぇ」「あっ、BからだよB!」二人必死に辞書をめくる。ねぇ二人とも、ビッキは地元の方言だよ。どんな大辞典を必死に探しても、VでもBでも永遠にビッキは出てこないよ。(まめたろの妹)


私の友人は、花の名前をぜんぜん知らない。ある年のゴールデンウイーク、私たちは電車に乗って清里へ行った。車中、色とりどりの花たちを指差しながらの会話。友「あの赤い花は何?」私「あれはつつじ!」友「あの紫色の花は何?」私「あれは藤の花だよ!」友「じゃ、あのやまぶき色の花は?」私「‥‥やまぶきだけど‥‥」(Etsuko)

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