ブログは「表現したい」「伝えたい」という思いを
受け止めて支えてくれる場所という以外にも、
いくつかの場所をつくってくれていたことに気づきました。
思い浮かんだのは、みっつの場所です。
ひとつめは、外から自分を見る場所。
「人から見られる」という外からの視線を
少しだけ意識することで、自分が今おかれている環境も
不思議と冷静に見ることができたりします。
忙しいって言いながらも楽しんでるなぁと自覚したり、
ハプニングで大変だったのに、笑い話にできていたり、
落ち込むことがあっても、有難いことだと気づけたり、
物事から一歩離れるだけで違う側面が見えてきます。
この少しだけ引いて自分を見る感覚は、
今も余裕を作りたい時、役に立っています。
ふたつめは、自分を振り返る場所。
これはブログを読み返す時です。
強い決意も大きな感動もだんだんと忘れてしまいますが、
当時の思いをそのまま書いてあるブログは、
後から読み返してもう一度その感情を思い出す
きっかけになったりします。
恥ずかしながら告白すると、自分の文章なのに、
いや、自分の文章だからこそ、
泣きそうになってしまったことが何度かあります。
そこに書いてある言葉に引っかかった、
感情の引き出しが思いがけず開いてしまうのです。
普段は臆病な割に、突然思い切ったチャレンジを
してしまう性格の私にとって、
次にチャレンジしたいと思ったときに
過去の自分の言葉や行動が背中を押してくれる場所です。
みっつめは、見つける場所。
自分の「好き」に疎いらしい私は、
「あ、これ、好きなのかも」と自覚するまで
時間がかかることがあります。
ようやく自覚してブログを振り返ると、
そこに愛が溢れた感想があったりして、
あぁ本当にずっと好きだったんだなぁなんて
思ったことも何度かあります。
こういうものが好きなんだな、
こういう話に弱いんだな、
だからこれに惹かれたんだな、と
自分の知らない自分を見つけることができる場所は
とても貴重だと思っています。
‥‥ここまでくると、なぜ好きだと気づけなかったのか
不思議な気持ちになってしまいますが、
近すぎる存在ってそういうものなのかもしれません。
(つづきます)