- ハイジ
-
クララはフランス彼との
共通言語は英語?
- クララ
- うん。ハイジは韓国語?
- ハイジ
-
韓国語で話すけど
まだそんなに韓国語を
話すことができないから、
翻訳機も使ってるよ。笑
- クララ
-
日本語だと高度な話ができるけど、
第二言語だとシンプルなことしか話せないから
感情をすごくシンプルな言葉で伝えることができる。
- ハイジ
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わかる。文化が違うから仕方ないな
って諦めも最初からある。
諦めというか、良い意味で期待していない。
喧嘩することはある?
- クララ
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喧嘩は本当に些細なこと。
相手がちょっとしたことでキレるの。
例えばこの前は、
フランスでゴミ箱が開かないとかで当たりまくってて。
その短気を直した方がいい。って本気で伝えたら、
ごめんね。って言ってくれた。笑
- ハイジ
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うちの韓国彼はおじいちゃんみたいな性格。
基本ゲームばっかりしてて部屋にこもりがち。
外出したい派な私はそれで喧嘩することがある。
最近は彼を置いてひとりで出かけちゃうけど。笑
- クララ
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遠距離がちょうど良い。
と思っている我々だけど、
この自分の生活を占める割合を見ると…
- ハイジ
-
自分の人生のプライオリティが顕著に出てるね。笑
わたし結婚したいと思っていなくて、ずっと。
あまり夢を抱いていない。

- クララ
-
わたしも結婚したい!しなきゃ!
とは思ってない。
彼に仕事の話もしたいし、
何かビジネスのヒントや機会を見つけるたびに
新しいことしようよ!と彼を誘っちゃうくらい
常に楽しいことを見つけていたい。
- ハイジ
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これだけ自由に好き放題している今、
旦那様が帰宅した時におかえりなさい
と言って待っていられる女性にはなれないし、
今はなりたいと思わない。
- クララ
-
決して人様の生き方やライフスタイルを
否定しているわけではなくて。
- ハイジ
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そうなんです。
誤解を生みたくないので、ちゃんと伝えたい。
人それぞれだから、自分と違うからといって
否定しないし尊敬してる。
ただ目指す場所が違うだけで。
- クララ
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ただ、自分が男性だったら
自分みたいな女性と結婚したくないなと思う。笑
- ハイジ
-
笑
パートナーシップに憧れてる。
結婚というよりパートナーがいるのは
とても素敵なことだなと思うし、
その形はとても理想。
- クララ
-
わかる!仕事は好きだしもちろん頑張りたいし、
というか海外に頻繁に行くのなら稼がなきゃいけない。
好きなことをするためにキャリアアップも頑張る。
外国人彼氏は上下関係がないように感じる。
- ハイジ
-
自由でいるために自立していたい。
我々やっぱり人に頼り下手な長女タイプだね。笑
依存したくないし、精神的経済的自立してこそ、
自己責任で自由に楽しめるのかなと思ってる。
- クララ
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うん。彼のことを信じていないわけではなくて、
相手に寄りかかりすぎると、
もしその支えがなくなったときどうするの?
と思うし、それは理想とするパートナーシップ
とは離れてしまうよね。
- ハイジ
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楽しいことが好きだし、
新しいことにチャレンジもしたい。
自分の人生の自由度を高めたいから
独り立ちしよう自立していよう!って
気持ちが強い。
かっこいいと思う女性が
茨木のり子さん、クニエダヤスエさん、
湯山玲子さん、アナ・ウィンターと
まさしくどんぴしゃな方ばかりだから、
やっぱりこれが自分の潜在意識なんだなと感じる。
- クララ
-
とはいえ、実はロマンティック好きだよね。
こんなに現実的なのに。笑
- ハイジ
-
少女漫画育ちですから!
りぼん全盛期世代だからしょうがない。笑
小学生のときに
『天使なんかじゃない』を読んで、
高校生ってこんな楽しいんだ!
て完全に思ってたから。
- クララ
-
あああ…わかる。
『ママレード・ボーイ』の遊みたいな高校生、
いねーよ!と教えてあげたい。
あの頃の私に。
- ハイジ
-
夢が詰まってたね。子供時代。
少女漫画の罠ね。
でもだからこそ、外国人彼氏だと
どっぷりロマンティックを実行できるよね?
- クララ
-
ロマンティックに憧れてね。
しかも待つんじゃなくて取りにいってるから自ずと。
- ハイジ
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ソウルに漢江っていう大きな川があって
そこはソウル市民の憩いの場でもあり
デートスポットでもあるのね。
最初の韓国彼と付き合う前
夜、その漢江でふたりで話してるときに
「どこに行きたい?映画みる?何して遊ぼうか?」
て彼に聞かれ、
この「漢江で夜デートする」というのが
韓流ドラマみたいな憧れの状況だから、
もう舞い上がっちゃって、空の星を指しながら
「わたし、あの星が欲しい♡」
て言ったら、彼はちゃんと星を掴もうとしてくれて。
「ああ!取れない。
宇宙に行くにはまだ何億円もかかるからもっと先だね」
て、ちゃんとのってくれたの。
このわたしのロマンティック茶番に。
- クララ
-
笑
彼、優しい!そしてやっぱり
ロマンティック自分で取りにいってる!笑
- ハイジ
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何やってんだ。ばかだなと呆れられると思うけど、
人生にそういう瞬間があってよかったなと思う。
日本では魔法にかかれないから、
節々にあるロマンティックで幸せをもらってる!
すごく満たされてます。心が。
- クララ
-
そのロマンティックのバランスが
外国人彼氏だとぴったりはまるんだろうね。
自分は中にちゃんといるんだけど、
幽体離脱してる自分がいてどこか冷静というか
第3の自分がいるから楽しめる。
- ハイジ
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海外のリアルな文化や暮らしぶりを
間近で体験できることもおもしろいし。
好奇心おう盛だから、ひとつひとつが新鮮。
- クララ
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わかる。フランス彼の実家にいったときも、
クリスマスは家族みんなで過ごして
ずーっと一緒に家で食事をして、
ずーっとみんなでゲームしたり話したりして遊ぶの。
そういう他の国の文化や習慣、
自分の知らない引き出しがあるということ。
ふとした瞬間に出てくる引き出しを開けることが好き。
- ハイジ
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知らない引き出しを開けるのはわくわくするね。
好奇心が満たされて、ロマンティックもあって
適度な距離があるから、仕事に打ち込める。
自分が好きなことに打ち込んでいるから、
心のバランスがうまくとれて付き合えてる。
- クララ
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日本人の彼だと執着してしまうというか…
同じ日本人だからこそ、分かってもらえて当然。
なんでわかってくれないの?!
てなってしまいがち。
- ハイジ
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わかる!!!!
まさしく、今までそれで失敗してきた。
違う人間なんだから、わからなくて当然なのにね。
あとやっぱり外国人彼はマメな気がする。
LINEがいつまでも未読とか概読スルーもないし、
むしろ毎朝モーニングコールしてくれるくらいのマメさ。
- クララ
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自分の人生に置ける恋愛の占める割合が
わたしたちが付き合ってきた日本人彼は
少なかったのかもね。
仕事だと上手く相手を立てることができるのに
恋愛になると相手に平等を求めてしまうから、
相手もしんどかったろうね。
- ハイジ
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今こんなにフラットで楽な心境で
仕事が楽しくて恋愛ができていて、
これはますます結婚願望なくなるな。笑
つづく