わたしの好きなものわたしの娘
担当・榎本 悠
わたしの好きなものは、わたしの娘です。
それは、ひとりの「母」として、
あまりに普通の考えのように感じます。
そのことに決して嘘はありません。
だけど、自分の人生のすべてを捧げ、
母として生きていく毎日に
時折、息苦しさや子育ての難しさも感じてきました。
当時23歳、お母さん1年生だったわたしは、
娘と過ごす日々を忘れたくないと思い、
たまたま見つけた「ほぼ日手帳」を購入。
2012年から書きとめてきた記録は、2000日を越えました。
家族の一員として過ごしてきた「ほぼ日手帳」に
刻み込まれた「幸せ」と「苦悩」。
この手帳の中には、わたしたち家族の笑顔も涙も、
すべて記録されています。
その記録から、
「わたしの好きなものは、わたしの娘です」と
胸を張って言えるようになるまでの日々を振り返ります。
娘の描いた家族のイラストとともに全3回でお届けします。
ご覧いただけたら嬉しいです。