また川へ。2025
2025-08-18
先日社内で、
「ゆーなちゃん、南でも行ってたの?」
と聞かれたの、某さんに。
ううん。どこにも行ってないヨ。
都内で、日々生活しているだけヨ。
ふと自分の腕を見ると、そう言いたくなる気持ちもわかる。
だってやっぱり、日傘を差している自分の腕を見て、
「おや?」ってなるもの。
日焼け止め、塗ってるのにね。
何かがまちがってるのかなぁ。
日傘さす
黒き我が腕
あぁ矛盾
(2025サマー一句)
南は行ってないけれど、
その後、川へ行ったり、山へ行ったり、
レジャーしています。
かぎられた時間を、かぎられた袋の中に、
ぎゅうぎゅうとつめこみながら、
子どもの夏休みを必死に満喫している日々。
お弁当も、手を抜きながらがんばっております。
同じ状況にいるみなさま、ごくろうさまです!
えらいよ!俺たち!はげまし合っていこう。
川は毎年行くメンバーに、
娘の週7友だちの「しゅなちゃん(仮名)」も誘って、
行ってきまして。
ちょっとすずしい日になっちゃったけど、
ま、なんとかなるだろう!
足を入れた途端、つ、冷たい・・・。
水道の水も、ぜんぜん冷たくない昨今、
うれしい冷たさではあるが、寒いかも。
コンロでお湯を沸かして、コーヒー淹れたりして、
プチアウトドアも、最高です。
子どもたちは、はじめは流れにとまどうも、
だんだん慣れてきて、たのしんでいた。
去年までは、「ママー」「パパ―」だったのが、
小学生になったのもあるし、
しゅなちゃんがいるのもあるしで、
2人で遊ぶ。
「ママはこなくていいよ」
なんて生意気なことすら言う。ひぃっ!
つねに危険があるので、
そう言われても、誰かしらが
目を離さないように見守るけども。
成・長っ。(薬師丸ひろ子さんのモノマネで)
陽がのぼるにつれて、
川の水温も少しあがるし、慣れてくる。
浮き輪にお尻を入れて座り、
空を見上げながら、ぼーっと流れ。
セミの音と、川の流れる音と、
遠くで子どもがキャッキャはしゃぐ声。
最高だなぁ〜。
って目をつぶって、
木漏れ日を、まつげと重ねてさ。
キラキラ〜って、最高じゃん。
なんて油断していると、
水不足による水位の低さで、
ゴツゴツの上を通過することになり、
お尻が痛いのなんのって!
そういうので、ギャーとか言うのも、たのしいねぇ。
大きな岩から飛び込めるスポットがあるのだけど、
毎年、バッシャンバッシャン飛び込む人たちがいて、
わたしは正直あんまり得意じゃないので、
1回やるくらいにしてる。
大人になってからの飛び込みは、
子どもの頃のような、身軽さがなくて、
水に入った後のインパクトがデカいじゃないですか!
じゃからね。
で、今年のスポットは今までの比にならないほど、高い!
水面から5メートルくらいある感じ。
高所恐怖症の夫も、やって。
わたしは、やらなくていいやと思ってたんだけど、
なんかやる流れになっちゃって。

▲夫が飛び降りた後。ここから飛び降りるの。
写真だと、高さのこわさが、伝わらないなぁ・・・。
のぼるのはいいんだけど、
落ちるのがもう、こわすぎる!
子どもの声援もあって、がんばれそうなんだけど、
一歩がいけない!
バラエティで、何十分も降りれない人とか観るけど、
「早く降りればいいのに」
くらいに思って観てませんか。
あれ、無理よ。ほんとに。
みんなもビデオ撮ってくれたりしてるんだけど、
尺とっちゃってほんとうに申し訳ない気持ちと、
行けない気持ちとがせめぎ合い。
いつ飛ぶかわかんないから、みんなも、
動画カットできないのよね。申し訳ないよ〜。
ひとりで、ギャーギャー言ってたら、
すてきなフランスファミリーがやって来て。
パパと、ティーンの息子2人が、来ちゃった。
「お先にどうぞ」
ってやるんだけど、
「どうぞどうぞ」って言うんですよ。
や、待たないでよ。プレッシャーだよ。
こっちはどんだけここで、
ジタバタ見苦しくやってると思ってるんだ。
ちょっとやそっとじゃ、動けないからな!
フランス語で、なんか言ってくる。
後ろから息子さんが、
「遠くを見て、何も考えないでとべばいいって」
と訳してくれる。
うん、ありがとう。でも、無理なんだ。
「◯☓▲□〜&*shdk$%*%#&*」
目をじっと見つめて、何か言ってる!
お父さんのきれいな瞳に、吸い込まれそうだ。
そして、フランス語が心地いいんだまた。
もう、洗脳されよう!それしかない。
なんか「3つ数えて」みたいなことを言ってる。
アン・ドゥ・トロワだから、
「トロワ・ドゥ・アンでいく?」
って言ったら、ちがうって言うのよ。パパが。
「じゃあ、アン・ドゥ・トロワでいけばいいね。
遠く見てね、わかった!
・・・アン・ドゥ・トロワ・・!」
バッチャ〜ン!
お父さんのおかげで、飛べました。ありがとう!
息子さんたちの飛び込みも、
映画のワンシーンのようにステキだったよ。
飛べない時間が長引けば長引くほどに、
飛べないものなんだということが、
身を持って理解できました。
ああいうのは、早めに勢いでいくしかない。
気をつけよう。
でも、またちょっとやりたい。
でね。まだ終わらないんですよ。
わたしが飛んで、
子どもたちも解散して流れて行った頃に、
しゅなちゃんのパパが、
「いこうかな」
って、立ち上がった。
おお、行きますか!行こう!いけるいける!
オーディエンスが減っちゃったし、
家族誰もいなくなっちゃったんだけども、やろう!
応援して、わりとすぐに、飛び込んだ。
すごーーい。
続けて、一緒に登った夫も、また飛び込み。
はぁ〜たのしかったねぇ。
って下流に流れて戻ろうとしたら、
しゅなちゃんのパパが、動けない様子・・・。
え?
「足、負傷しましたね」
え??
着水したときに、
「足、打った、下で」
って言ってたたしかに。でも、それで?何が起こった?
とにかく、わたしの浮き輪を渡して、
流れてもらうことに。
しかし。
さきほども言ったように、水が少ない場所が多いから、
流れなくて、つまっちゃってるの。
ちょっとちょっと、だいじょうぶですか!?
歩けないし、水なくて流れないし。やばくない!?
なんとか流れ、家族にも合流して、
水で冷やしてたら、足の甲がみるみる腫れてきた。
一見、アウトドアチェアに座って、
水辺で涼んでいる人に見えるけれど、ちがうんだ。
彼は、川の水で足を冷やしているのだ。
でも、どんどん腫れる。
これは・・・やっちまっているかもしれない。
ここからまず、陸にあがるのに、どうしたらいいの?
子どもならまだしも、大人の男・・・。
担架とかのレベル?え?救急車?
色んな思いがみんなの頭の中を、ぐるぐる・・・。
まあ、いろいろうまくいって、病院も行けて、
よかったよかった。
彼の足がどうなったかって?
うん、まぁ。やっちゃってましたね。
4本骨折で全治2ヶ月。
病院にいるママから
「4本折れてましたって」
と連絡が入り、目を疑った。
え、何本あるんだっけ?
指が5本だから、骨も5本でした。(そりゃそうだ)
4/5・・・。
かわいそうすぎる・・・。
早く治りますように・・・。
思えば、去年わたしも偽骨折があったけど、
ほんとに折れた人もいる・・・。
お大事に・・・。


