できない！こわい！（完か？）

2024-10-28

やっと！な、秋のおしゃれがたのしい今日このごろ。
気づけば10月も終わるにちわっす〜。

６歳なりたてさんと過ごしていると、
いろんなところで成長を感じる日々なわけです。
「な」とか「ね」みたいな字がスラッと上手になったり、
会話の中で「たしかに」とか、
妙に的確に相づちを打ってきたり、
靴のサイズが大きくなったり、
抜けた歯の後ろから、日に日にすごい勢いで
歯が伸びてきたり。
ある意味、伸びしろのカタマリのような状態。

そんなカタマリさんには、
体操問題というのが近頃ありまして。
（その１と、２があります）
簡単に言うと、

「クラスがあがったら、イヤになっちゃった」

というシンプルなものなのだけど、
そのイヤがり方が尋常じゃない！
こちらも、かわいそうになっちゃうくらいに、
イヤがるの。
人間関係でツラいことがあったのかな？
なんて勘ぐっちゃうほどでさ・・・。
それを無理してさせようとしている、
ある意味鬼教官のような役割で、

「君ならできるよ！」

「やったらたのしいんだから、だいじょうぶ」

「こわいことはない」

と、励ましながら、なんとか奮い立たせてさ。
体操の時間が１時間ある中、
初回は途中から泣いて、保護者席に来ちゃって、
そこから終わる５分前に女の先生が、
連れて行ってくれるまでは、戻れなかった。
あんなにがんことは・・・。

翌週、

「はぁ〜たいそうやだなぁー」

と時々口に出すようになって、
でもなんとか着替えさせて、ちょっと遅刻して行くも、
やっぱりダメ。20分くらい参加できたかなぁ。

その後は、１週お休みして、さて今回。
大きい体育館に入ると出欠を取って、

（１）全員でごあいさつ
↓
（２）全員で曲に合わせて準備運動
↓
（３）全員だけどクラスごとの順番で
ダッシュなどのウォーミングアップ
↓
（４）クラスに分かれて柔軟など
↓
（５）クラスに分かれてその日の練習

という流れ。
体育館に入るのは、
なんとかちょっとイヤそうだけど入れた！
ちょいちょいこちらを見てくるので、目が離せない。
あいさつ、準備運動を無事に終えて、
（３）も、なんとかそのままいけた！
よしよし、１クラスの自覚も出てきたのか？
一瞬目を離したら、
ぬるっと（４）に移行するところで、
肩を上下にリズミカルに動かし、
先生のお腹に頭を押し付ける娘の姿を発見！

なんと・・・！

ほんとに一瞬目を離したすきに、
（４）のクラスごとに分かれた瞬間、嗚咽している。
なぜ・・・！
１クラスへの拒否感よ、そんなにハッキリと！
嗚咽しながらも、柔軟をしている。
保護者席は窓越しなので、
何も聞こえないのだけど、ヒックヒックしてる。
でも、こちらを振り返らない。
わたしも、また目を離したら何かが起こりそうで、
静かにじーっと見つめる。
なんか、オリンピック選手の幼少時のVTRとかに
出てきそうなシーンにも思えてきたよ。
だいぶ大げさで申し訳ないのだけど。

じょじょに、嗚咽もやわらいできて、
そのまま（５）の練習に入った。
すごいよ、すごい。感動した。
嗚咽の柔軟からの、たのしそうに、
トランポリンの上でぴょんぴょんはねている！
今までのクラスのときは、
こちらから見ていても、
ちょっぴりもの足りないというか、
できることをずっとし続けている時間だったのが、
１クラスになった途端に、
やることもちょっと複雑になって、
あきらかにむずかしくなったのだよね。

トランポリンも、ただぴょんぴょんだけじゃなくて、
１回跳んでクルッと回って、跳んで回ってとか、
跳んで、尻もちついて、クルッと回ってとか、
いかにも応用感がムンムンで。
でもそれをたのしんで、一生懸命やっている姿が
見れたので、母さんはうれしいよ！
先生も、むずかしい分ちょっとおもしろおかしく、
教えてくださっているのもよくわかった。
ありがたや・・・。
終わってからは、

「あたし、おともだちふたりできたよ」

「あたしね、ざつっていわれた！アハハハ」

とか言ってたので、きっともうだいじょうぶだ。
どうなることかと思ったけど、ほっとした〜。
親の姿勢も、試されたなぁ。
こういうことは、これからもたくさん、あるのだろうね。
学校に入ったらなおさら、色々ありそうです。
ドキドキ・・・。

▲自分に貼った「あたしをたっちしたらうごきます」

さ、今週もがんばっていくどおおおおお。オー！