『RRR』を観る。

2023-01-30

寒い日々にちわ〜〜〜。
先日、ひさびさのミーハー夜遊びをやりましたぜ。
３時間越えのインド映画『RRR』に。
『バーフバリ』の監督の最新作で
去年の10月に公開してから、行きたいけど、
なかなか行けるタイミングがなく、
年末に行こうとしたら
小さい映画館でしかやってなかったー。
今回は縁がなかったのね、と思っていた矢先に
すごいIMAXで追加上映が・・・！
あわてて予約して行ってきましたわい。
友だちと一緒に行きたかったんだけど、
都合が合わずおひとり夜遊び。

その日は、昼から神保町でインドカレーを食べて、
インド方面に気持ちをもって行き、
コンディションを整えておきまして・・・いざ！
今回は、あえて予告編とか何も観ず、
ポスターもうっすらくらいしか目に入れずに行ってみた。

池袋のIMAXでは、最前列にあるベッドみたいな席で観る
というのを年末に行った『アバター』のときに
友だちに教えてもらい、
年齢を重ねるにつれ、酔いやすくなってきたわたしは
ちょっと心配してたけど、
3Dメガネをかけても大丈夫だったので、
今回もあの席にすることに。
あの、「最前列好き」というタイプの人って
いるじゃないですか。
「映画は最前列じゃないと意味がない」
みたいのことを言うひと。
決してそうとは思わないし、そういう人と行って、
入り口で解散して、それそれの席で観て、
終わってから再会。というコースも何度かやったけど、
今回はなんとなく勢いで、
この劇場で、こんなところに席を作ったからには、
いい思いをさせてくれるんだろう
と信じて行ったけど、今回もぜんぜんオッケーであった！
自分も1920年代のインドにいるくらいの没入感。
骨の折れる音とかも、体にビシビシきて、
もー、なに。すごすぎ！刺激ありまくり！
いくら笑っても、誰にも聞こえない自信があるくらいの
音の迫力だもの。
やー、笑った笑った。そして、ちょっと泣いた。
「なんでやねん！」て、何度もツッコんだ。
ヒーロースーツも着ないで、ほぼ普段着のまま、
なんなら薄着のまま、
正面から堂々と行く姿に心、打たれた。
CGもすごいし。
もちろん、インド映画のお決まりの歌やダンスも、
しっかりとハデにやってくれるし、
コメディタッチなシーンもあって、
ある意味気を抜ける時間があるのも、ありがたいのよね。
なんせずっと命がけで、張り詰めてますからな。

とにかく、色々書くとネタバレにもなるし、
やめておくけれども、ぜひ大きな、
いいスクリーンで観ることをはげしくおすすめする！！！

ぜんぜん知らない国の映画を観て、
気になるのは役者さんや、監督のこと。
どんな人なの？
役者さんは、有名なスターみたいだよね。
監督はなんと49歳・・・！
まじかよー！お写真拝見するも、ものすごい、貫禄あるぅ。
主役の2人も、38歳とかで、
あぶらのりまくりの世代だわ。
とにかくパワーがすごすぎる、元気でたぞー。
終わったあとは、パラパラとだけど、拍手も出ていたよ。
ひさびさに、馬にも乗りたくなったなー。
あんなふうに乗れるわけないんだけど。

今後、IMAXで無発声応援上映とかもあるみたいで、
ぜったいたのしいはず。
無発声というのが残念よね・・・
もう１回くらい行きたいくらいだ。
ちなみに、Googleで「RRR」と検索すると、
あの超大作とは思えないほど、ものすごい地味ぃ〜な
仕掛けが出てくるので、おひまなときにでもやってみん！
子どもといっしょに観たいけど、ちょっとまだ早いかなぁ。
自分の写真や動画も、テレビで観れるこの世の中で、
ブラウン管（古）のむこうがわと、現実の境目が
どんなふうになっているのか、気になっているのよね。
友だちは昔、車を運転する前にマリオカートやりすぎて、
リアルの車の運転がめちゃくちゃになってる人がいて、
それはそれはおそろしい時代になったものだ
と思ったのだけど、今の子どもたちも・・・。
特にうち、いつでもファンタジーが好きなので、
現実と非現実の境目はいかに・・・。

ひさびさに行った横浜の中華街でも、
もしもここが「インド街」だったら・・・
と思ってしまったのは、わたしだけでしょうか。
いつか行ってみたいな、インド。

今週も、がんばってこー。