ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

はじめての大渋滞と、温泉。

なんだか、さむにちは!急に寒いっす!
みなさま、お達者でしょうか。

シルバーウィークの後半は長野方面へ行ってきたのだけど、
前半に仕事で行った場所がすぐ近くで、
2日連続通った感じになったのだけども、
なんにしても、渋滞が・・・!
前半中日、早朝に出ても、場所によっては
ちょっと混んでいる・・・みんな気合いが入っている模様。
その日は行きは、3時間弱だったけど、
帰りは、5時間弱くらいだったかなぁ。
まっかっかですよ。

そして次の日。
早朝ではないこともあってか、
都内で高速に乗るのがまた大変だったりで、
行きがなんとなんとナントの勅令8時間!
「渋滞47km」って聞いたことないぞ。

絶賛イヤイヤ期なお嬢が、爆発することもなく、
なんとかもってくれたのが、ありがたかった・・・。
もう、長すぎて記憶がないほど、長かったなー。
「もう行くのやめる?」って何度思ったことか。


▲トイレ休憩のパーキングエリアに
#わたしの片っぽ」発見。

なんとか陽のあるうちに到着して、
(着いて真っ暗は、最悪!)
向こうでは、森林浴をして。
森の中で、マスクをしないで歩くということの
ありがたさ!
マスクをしないで暮らすなんて、
当たり前のことだったのになぁ・・・。

夜は、宿に入るのがちょっと遅くなっちゃったんだけど、
お嬢は興奮してぜんぜん眠くなさそうなので、
はじめての温泉!はじめの大浴場。
彼女がはじめてということは、
もちろん親もはじめてのことでして、
子連れでどうやったらいいのか、ぜんぜんわかんない!
けど、もうやるっきゃない。
まず、脱ぐ順番も、どうしよう?
いちいち選択を迫られるぞ。
よし、まずは、自分が脱いで。と。
続きまして子を脱がせようとしていたら、
わたし以外の裸を見たことがないお嬢は、
じーっとみんなの裸を見て、呆然。
なのか、脳で色々処理している様子。
そして
「◯◯ちゃんも、おっぱい〜」
と言い始める。
とりあえず、おっぱいがいっぱいという状況に
刺激を受けておった様子。
おもしろいぞ〜。がんばれお嬢。

すべらないように、手をつないで中に入り、
洗い場へ。
ここでも、順番問題ですよ。
色んな石けんが置いてあって、それを触りはじめたので、
そのすきに、母がざっとすべて洗う。
そして、子の番。
すごいスピードですべて済ませて、
さあ、浴槽に入ろう〜と思ったら、熱い!温泉熱いよ!
だめだこりゃ。

じゃあ、露天に行こう。
と、扉を開けたら、うわっ、寒い!
その瞬間、ブルブルと震えだすお嬢。
あわわわ、だいじょうぶか。だいじょうぶか!
「寒い?」
「しゃ、むい」
やばいやばい。大慌てで、シャワーへ行き、
抱っこしながらあったかいお湯で、体をあたためる。
お嬢の顔も、ちょっとこわばっていたのが、
すぐにゆるんだけど、あせったな〜。
だいぶあったまったので、タオルで体を拭いて、
いざ露天へ。
「寒いけど、お湯に入ったら
あったかいからだいじょうぶだよ。やってみる?」
「うん、やてみる」
「よし!」
抱っこして、できるだけ覆ってあげて、お湯にドボーン。
「ふぁ〜〜〜〜あったかくて、気持ちいいね〜。
だいじょうぶ?寒くない?」
「うん、あたかい。しゃむくない。ふぁ〜〜〜〜〜」
笑顔になるお嬢。
ああ、よかった。
よっぽど気持ちよかったのか、歌まで歌いはじめたので、
母も、ほっ。

お湯からあがって、服を着るのも、順番問題があるのだ。
自分は適当にして、子優先で、拭いて、服を着せて、
完了。
完了したら、即退出してしまうお嬢。
おいおいおい、こっちはまだMAPPAだよ!
追いかけられないし、やっべー!
と思っていたら、外で、父と会えたようで、ほっ。
そして、父に
「きもちかったーーーー!」
と走って、足に抱きつきに行っていたので、
8時間の渋滞も乗り越えて、がんばってよかったなぁ。


▲ゴキゲンで歌って踊りながらはしゃぐ森の妖精さん。

牛にはお留守番の苦労をかけてすまないよ。
お礼に、かつおぶし。


▲このかつおぶしは特別で、好きすぎて立ち上がるほど。

さー、今週もがんばりましょ!!!
グッバイセブテンバ〜。

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