先月に続き今回も羽田空港で、
飛行機の出発時間を待ちながら書いております。
文章だけ読むとできるビジネスマン風ですが
そうではありません。
打ち合わせが終わって帰りの飛行機の時間まで
かなり時間があるときでも、
すぐ疲れるので、街中でなにかすることもなく、
つい空港に向かってしまうのです。
セキュリティチェック後の空港内は
目に見えないふんわりした
バリアのようなものに包まれていて過ごしやすく、
自分にとっては特別に気の休まる場所です。
エアライン系のお仕事、お待ちしていまーす。

昔はワイルドな場所にも積極的に出向き、
ドキドキした気持ちを感じたり、
刺激的なインプットがないと、
独創的なアウトプットができないという
変な思い込みもありましたが、
今は少しでも安心感のある世界に身を置くことの方が、
想像力も増し、自由で面白いものも作れる気がしています。
情報量、刺激少なめな田舎の家の中で
ずっと仕事をしているからでしょうか。
だから体力も落ちて、すぐ疲れちゃうのかしら。

空港ラウンジ内の隣に座る
ビジネスマン風の男性が読んでいる新聞から
スーパーシティ計画という字面が目に飛び込んできます。
街ごとゼロベースから作り出す
効率的で便利で災害に強く、安全安心な街づくりのことで、
以前から興味を持っています。
一定のルールや監視下の元、セキュリティも厳しく
無味乾燥な血の通わない社会になるということなのか
新聞の論調によると反対する意見もあるようですね。
まさにちらっと盗み見、ごめんなさい。

古い価値観や利権、
いろんな思想が渦巻く世の中では
なかなか進まないこともあるのかもしれませんが、
最近の世界情勢や天災を見ていると
人間もバージョンアップして考えないと‥‥。

そんな起伏の少ない世界構築を推奨しつつ、
空港で飛んでいく飛行機を見ていると、
いろいろ不便に感じる海外にも
やっぱり行ってみたいとも思うのだけど。

今回も気ままにに書いた
ホーム&ロック（家と鍵）でした。