キャストがスゴい！

劇団☆新感線の公演は毎回そうなのですが、
今回も、キャストがすごいことになってます。
はい、えらいことになってます。
まずは主演・石川五右衛門を演じるのは、
この劇団の看板俳優、古田新太さんです。
『あまちゃん』の太巻さん（荒巻太一）役で
より多くの人々のおなじみになりました。
 
おもしろくって、かっこよかったです。
軽やかなのに、風格があって。
場面が決まるんですよねぇ。
そうそう、
あの絶妙なちからの抜き加減は、
ほんとカッコイイです。
主役だから当然なんだけど、
何度もおいしい場面で登場するんですよ（笑）。
で、そのたびにびしっと決める。
サイコーです、天下の大泥棒・石川五右衛門。
そして、三浦春馬さん。
役どころは、若き探偵・明智心九郎。
はあーー（うっとり）。
 
さわやかで、かっこよくて、イケメンで‥‥
歌も踊りもアクションもすごくて‥‥
ビックリしました。
最初は気づかなかったんです。
あのすごい演技をしているのは‥‥
もしかして、まさか、三浦春馬さん？　って。
ほんと、おどろきのポテンシャルでした。
そして、蒼井優ちゃんです。
演じる役は、女盗賊・猫の目お銀。
‥‥かわいかった！
山下さん、蒼井優ちゃんが好きすぎ（笑）。
 
ええ、認めます。
すばらしくキュートでした。
劇団☆新感線のキャスティングって、
毎回そうなんですけど、
ハイレベルな「あて書き」ですよね。
あて書き？
その役者さんに合わせて、
脚本のキャラクターが書かれているんです。
蒼井優さんも、まさしくそれで、
彼女の魅力がグイっと引き出されていると、
生意気ですがそんなふうに思いました。
つまりは、メロメロになった。
はい。
わたしは、
浦井健治さんという役者さんがすごく印象的で。
ああーーー！
 
シャルル・ド・ボスコーニュ！
くぎづけになりました。
シャ、シャルルは前シリーズの、
『薔薇とサムライ』にも出てるんです！
そのときもすばらしかったんです！！
ほんとにおもしろかったんです！！！
ふじたさん、落ち着いて！
はぁはぁ‥‥すみません。
尼僧・春来尼を演じた高橋由美子さんも、
よかったですよねー。
かわいらしくて、とぼけてて。
 
おむすびを持って踊ったり（笑）。
個人的に高橋由美子さんの演技の質が大好きで、
ほかの舞台のことも
応援させていただいたことがあるんです。
物語のカギを握る役を
やっぱり軽やかに演じてらっしゃいました。
そして、いぶし銀の演技にうっとりしたのは、
村井國夫さんです。
演じた役は、堺の豪商・蜂ヶ屋善兵衛。
ものすごく、腹黒かったです。
 
はい、くせものでした。
でもその悪さが、たまらなく魅力的でしたよねー。
そしてこちらも大御所です。
麿赤兒さんは、豊臣秀吉を演じました。
顔が、顔の迫力が‥‥。
 
たいへんなインパクトで。
存在感のカタマリのような麿赤児さんは、
俳優であり、舞踏家でいらっしゃいます。
そして、ご存じだとは思いますが、
俳優・大森南朋さんのお父様です。
ああーーー！
という、豪華なキャスティングの中にあって、
やっぱり目を放せないのが、
劇団☆新感線の劇団員の面々です。
前田慶次郎を演じる橋本じゅんさん。
秀吉の腹心・石田三成を演じる粟根まことさん。
五右衛門の宿敵・
マローネ・アバンギャルド侯爵夫人を演じる
高田聖子さん。
 
この方々盤石さは、新感線の底力ですよね。  
失礼な言い方になってしまうかもしれないのですが、
こんなすごい方々がいらっしゃったのか！　と。
自分が知らなかった俳優さんに、すごく笑わされた。
はい。
すごいんです、新感線の俳優陣は。
って、わたしが自慢するのも変ですけど。
ここでは紹介しきれませんが、
ほかにもキラッキラに魅力的な俳優さんが
どんどん登場しています。
みんなが、
のびのびと役をたのしんでいるんですよねぇ‥‥。

キャストについてはもっと語りたいのですが、
きりがないのでこのあたりで。

キャスト紹介をメインにした予告編はこちら！

 

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