「ほぼ日のアースボール PLAY」がいよいよ発売開始!
ちょっと変わったこのサッカーボールで
素晴らしいリフティングを披露してくれたのは、
ドラマやテレビの世界で活躍する眞嶋優さん。
「俳優」×「フリースタイルフットボール」という、
他にはないかけ算で注目されている方です。
思わず「ほぼ日のアースボール PLAY」が蹴りたくなる
眞嶋さんの軽やかなリフティング動画と、
爽やかでまっすぐなお話を全3回でおとどけします。
眞嶋優さんのプロフィール
ほぼ日
「フリースタイルフットボール」をはじめたのは、
どういうきっかけだったんでしょうか。
眞嶋
たまたま観たテレビで
フリースタイルフットボールの
特集をやっていたんです。
当時、世界チャンピオンになった
「アレッグ」(現「LA CLASSIC」)という
二人組のパフォーマンスがかっこよくて、
「これができたら俳優としてだけじゃなく、
新しい可能性が広がるかもしれない」と思って、
すぐに動画を調べて練習をはじめました。
ほぼ日
「できそう」みたいな、
そういう予感があったんですか?
眞嶋
「できそう」というよりは、
もともとリフティングが好きだったんです。
フリースタイルフットボールで、
「アラウンド・ザ・ワールド」っていう、
蹴ったボールを足でまたぐ技があるんですけど、
まずはそれができるようになりたいと思って、
その気持ちだけで練習しました。
ほぼ日
テレビで見て、自分でもやってみたくなったと。
眞嶋
最初はそうでしたね。
それで、技ができたときの動画を
ツイッターに投稿したんです。
右足だけの数秒の動画なんですけど。
そしたら意外と反応があって、
じゃあもっともっと技を習得して
月に1回ペースで動画を投稿できるように
がんばってみようかなって。
最初はそういう軽い気持ちでしたね。
ほぼ日
それが、いまではかなり上達されて。
眞嶋
あれよあれよという間にのめり込んで(笑)。
ほぼ日
きっと、たくさん練習されたんですよね。
眞嶋
いまはもう蹴らない日がつづくと、
「蹴りたい」って思うようになりましたね。
ほぼ日
実際、お仕事にもつながってますよね。
リフティングでCMにも起用されてますし。
眞嶋
最初にフリースタイルフットボール協会の方が
声をかけてくださったんです。
そこからイベントに呼んでいただいたり、
サッカーの応援リポーターをやらせていただたりと、
サッカー関係のお仕事にどんどん広がりました。
なんかこう、世界がパッと広がった感じはしました。
ほぼ日
俳優としてお仕事をしながら、
普段からトリックの練習をされているわけで、
両方やるのは大変だったりしませんか。
眞嶋
練習が大変というか、
「なかなか技が習得できないなあ」
って思うときはいっぱいありますけど、
運動がリフレッシュになるんですよね。
朝に練習して、シャキッとさせてから、
「よし、今日も一日がんばるぞ」って。
そういう感じが性に合ってるなって思ってます。
ほぼ日
すごい。朝から練習するんですね。
眞嶋
ちょっと面倒くさいなって思う日もあるんですけど、
でもはじめてしまえば、
20分ぐらいでもう生き生きしてきます。
公園なんかでやっていると、
子供たちが寄って来るので、
みんなで一緒に練習したりしてますね。
ほぼ日
へぇーー。
眞嶋
夏休みの時期には、
いつも1人でリフティングの
練習をしている男の子がいて、
ちょっとこっちを気にして見てたから、
声をかけて技を教えたこともあります。
「リフティングできてるから、
これならできると思うよ」って励ましたりして。
ほぼ日
ちょっとしたコーチですね(笑)。
眞嶋
そういう感じで、
たのしく練習はつづけています。
やっぱりフリースタイルって
「1人とボール」なので、
孤独感みたいなものに勝ちながらつづける人が、
どんどんうまくなるように思いますね。
ほぼ日
そういえば眞嶋さんは、
失敗動画もそのままSNSに
アップしたりしますよね。
あれはどうしてなんですか?
眞嶋
成功している動画ばかりあげていると、
簡単にできるんだって思われちゃうんです。
ほんとうはいっぱいいっぱい失敗して、
1時間ぐらいかけて撮影しているので、
そういうのも伝えたいなって。
あと、失敗も見せたほうが、
「じゃあ自分もいっぱい練習したら
できるようになるのかな」って、
フリースタイルに興味をもつ人が
増えるんじゃないかなぁというのはあります。
ほぼ日
フリースタイルフットボールを
もっと広めたい気持ちがあるんですね。
眞嶋
もちろんです。
フリースタイルフットボールの
公認アンバサダーをしているのですが、
大きな目標のひとつに
「オリンピック種目にしたい」
というのがあるんです。
だからまずは競技を知ってほしいですね。
ほぼ日
オリンピック種目になったら、
やっぱり眞嶋さんも日本代表として‥‥。
眞嶋
いやいや、ぜんぜん(笑)。
私はぜんぜん出られないです。
ほぼ日
そうなんですか?
眞嶋
もっとすごい人はいっぱいいますから。
とくに女性は世界のレベルも高くて、
新体操的な技と組み合わせる人もいるくらいです。
ほぼ日
へぇーー。
眞嶋
その中で自分がやれることは、
「こんな人でもできますよ」じゃないけど、
もっと気軽に興味をもつ人を
増やしていくことかなって思っています。
そもそもフリースタイルフットボールって
ストリートカルチャーからはじまっているので、
男性が路上でやるものというイメージが、
まだまだけっこう残っていたりします。
そういう点では、
女性やちっちゃい子どもにも
「やってみたい」と思ってもらえるような、
そんな雰囲気をつくっていくのが
自分の役割なのかなって思っています。
ヒップホップダンスも、
最初はストリートのイメージがありましたけど、
いまではもう体育の授業で
取り入れるぐらいになっているじゃないですか。
フリースタイルフットボールも、
そんなふうになればいいなあって思います。
ほぼ日
だから眞嶋さんはリフティングするとき、
トレーニングウェアとかじゃなく、
私服というか、普段の格好のままなんですね。
眞嶋
そうなんです。
日本ではまだストリート系の服装の人が
多いかもしれませんが、
海外だともうちょっとラフというか、
私服でやってる人もけっこう多いので、
そういう感じになったらいいなって思いますね。
(つづきます)
2022-11-16-WED
「ほぼ日のアースボール PLAY」は、
ヨーロッパの主要リーグの公式球を担当する
パキスタンの工場で製造されたサッカーボールです。
検定球ではありませんが、
厳しい検査をクリアした本格的なものです。
他のアースボールと同じように、
専用アプリをかざすことで
AR地球儀としてもおたのしみいただけます。
ほぼ日ストアやAmazonなどのECサイト他、
全国の書店や文具・玩具店でも販売中です。
サイズは5号球で、価格は税込7920円。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
▷ほぼ日のアースボール PLAY
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