profile

May2014
ある日の日記(14)

ウィンブルドンの町のアンティークショップ。

ほぼ日のやまかわさんから、同僚のちょうさんが
ウィンブルドン選手権のチケットを手に入れるため
テント持参の野宿組で列に並んでいる、
という話を聞き、陣中見舞に行ってきた。
※詳しくは「乗組員のちょうがウィンブルドンに並ぶ
というコンテンツをご覧になってください。

我が家の最寄り駅からウィンブルドン駅までは電車で20分ほど。
選手権会場のまわりは道路がおそろしく渋滞しているので、
ウィンブルドン駅からちょうさんがいるフィールドまでは
てくてく歩いていった。

大きいひとが混ざっています。(しかも、美女を連れています)

着きました。ちょうさん、どこかな。

携帯電話に電話をすると、ちょうさんは
すぐにテントから出てきてくださり、私たちはそのまま
テント前で昼ごはんのピクニックをすることに。

ちょうさんも私も、同じ歳くらいの息子がいるので
子育てのはなしをしながら、差し入れのサンドイッチをもぐもぐ。
しまった、陣中見舞いというより
世間話をしにきただけのひとになっているな、私。
一息ついたあとは、せっかくなので
ふたりでヴィンブルドンビレッジへ行ってみましょう、
という流れになった。
ウィンブルドン選手権をテーマにした、
各店のウィンドーディスプレイが見られると思ったからだ。

「出かけてくるので、テントをよろしくお願いします」
とちょうさんが言うと、隣のテントの
サングラスをかけたお兄さんは、
「心配せず行ってきていいよ」と手をふってくれた。
すっかり周りのひとたちと仲良くなっているちょうさん。
「このテントも、私が手こずっていたら
両となりのひとがほとんどたててくれたんですよ」とのこと。
同志の連帯感を感じる。

ウィンブルドンビレッジに到着。やはり期待していた通りだった。
これは花屋さん。「GO ANDY! 」と、
Andy Murray選手を応援するディスプレイ。

ウェディングドレスの店。なんと大胆な‥‥。 注:合成写真ではありません。

アンティークショップも、ちゃんと古いテニスラケットや、
テニス試合の様子を描いた古いイラストレーションなどを
目立つところに飾っている。(このページのトップの写真参照)

ちょうさんは、あまり長い時間テントを留守にできないので
ここでお別れ。私も、駅にもどることにした。
ちょうさん、お気をつけて。ご健闘をいのります。

駅で帰りの電車を待っていたら、
私の隣で同じく電車を待っている女の子がいた。
ウィンブルドン選手権のスタッフのユニフォームがまぶしい。
会場で手伝いをしてきた帰りだそうだ。
7月6日の最終日まで、選手はもちろん、
スタッフの皆さんも、どうか頑張ってください。


2014-07-01-TUE

まえへ このコンテンツのトップへ つぎへ

感想をおくる
「ほぼ日」ホームへ
ツイートする facebookでシェアする
(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN