壁画『明日の神話』は
渋谷駅の連絡通路で公開中。


明日の神話保全継承機構の
サイトがオープンしました。

2009.08.23

『明日の神話』の渋谷での展示、維持管理を行う
特定非営利活動法人 明日の神話保全継承機構の
公式サイトがオープンしました。

明日の神話保全継承機構

壁画『明日の神話』の紹介はもちろん、
現在の設置場所のマップや、
渋谷・青山から国道246号沿いに点在する
岡本太郎作品や美術館などの情報を
幅広く紹介しています。

公式サイトをぜひ
ごらんになって、
渋谷の『明日の神話』まで
足を運んでみてくださいね。

『明日の神話』が
渋谷に恒久設置されました。

2008.11.18





2008年11月17日午後4時頃、
岡本太郎の描いた巨大壁画『明日の神話』は
渋谷に恒久設置されました。
設置場所は、JR線と京王井の頭線を結ぶ
マークシティ内の連絡通路です。

除幕には、
岡本敏子急逝後、大臣在職中を除いて
岡本太郎記念現代芸術振興財団の
理事長を務めている与謝野馨さんと、
明日の神話保全継承機構理事長の小林幹育さん、
そして、青山学院初等部と青南小学校の
生徒のみなさんが
登壇して立ち合いました。

岡本太郎と岡本敏子が望んでいた
「だれもがいつでも見られる」
たくさんの人が行き交う場所で、
40年のときを経て
『明日の神話』が安住できましたことは、
これまで応援してくださいました
みなさまのお力によるものです。
ほんとうに、ありがとうございました。

『明日の神話』は、
これからいつでも渋谷駅にあります。
みなさま、どうぞ前を通りにいらしてください。

「安住の地」渋谷で
公開されます。

2008.11.17

本日、2008年11月17日より
『明日の神話』は
永久設置先の渋谷にて
一般公開されます。
公開は、夕方頃の予定ですが、
たくさんの人が行き交う場所のため、
大きなセレモニーなどはいたしません。
場所は渋谷駅の
JR線と京王井の頭線を結ぶ
マークシティ内の連絡通路です。

『明日の神話』の
これから。

2008.11.06



10月28日(火)に青山学院大学で
「岡本太郎『明日の神話』招致記念シンポジウム」が
開催されました。

シンポジウムでは、
渋谷に設置された後の『明日の神話』の保全と振興のため、
「NPO 明日の神話保全継承機構」が
設立されることが報告されました。

今後は、地域、学校、各団体や企業など、
垣根を越えた多くの方々の力によって
『明日の神話』が継承されていくことになります。

また、パネルディスカッションも行われ、
渋谷という土地、しかも
毎日30万人もの人々が前を通る場所に、
『明日の神話』が姿をあらわすことについて、
活発な意見が交換されました。

「岡本太郎さんは、生命のもとを持っている人。
 だから、子どもにも人気がある。
 祈りの痕跡が、この壁画にはある」
(アートディレクター 浅葉克巳さん)
「タブー、異端、外部をど真ん中に置いている絵。
 これが渋谷にやってくることが、重要なこと」
(多摩美術大学教授 鶴岡真弓さん)
「岡本敏子さんの
 やろうと思えば何でもできるよ、という言葉の力、
 見えざる手がここまで導いた」
(青山学院大学教授 井口典夫さん)
「この壁画を見上げるのは、前を通る30万人のうち、
 1万人かもしれない。
 ずっと気づかずに、10年間、前を歩く人だって
 いるかもしれない。でも、その人が10年受けるものは
 きっと時限爆弾みたいになって、
 いつか爆発するでしょう」
(クリエイティブディレクター 箭内道彦さん)

『明日の神話』は11月17日の夕方頃に
公開を開始する予定です。
渋谷駅近くにお越しになったときには、
どうぞ『明日の神話』の壁画に立ち寄ってみてください。

渋谷での設置が
はじまりました。

2008.10.07




『明日の神話』の渋谷での公開は
2008年11月17日(月)となりました。
公開に向けて、
10月4日未明より、少しずつ
壁画の設置作業をはじめています。

『明日の神話』は縦5.5メートル、横30メートルの
巨大壁画ですので、
設置工事は、やはり、大規模なものとなります。
また、設置場所が
渋谷マークシティ内の駅の連絡通路であることから
通行の妨げにならないよう
時間的・空間的に制約が多いため
設置には時間がかかることが予想されます。
しかし、『明日の神話』は
メキシコからはじまって、
これまで幾度かの
輸送と修復、設置を
くり返し経験してきました。
現場のスタッフのみなさんも、
順調に作業をすすめていますので、
公開日までには設置完了できると思います。

11月17日をたのしみに
お待ちいただければうれしいです。

壁画の設置場所が
渋谷に決まりました。

2008.03.19






2008年3月18日、
現在『明日の神話』を展示している
東京都現代美術館
記者発表が行なわれ、
『明日の神話』の最終設置場所が
東京都の渋谷に決定いたしました。

たくさんの方々からいただいた助けが
大きなエンジンとなって動き、
このプロジェクトは
ここまで来ることができました。
緻密な計画のないままにスタートしましたが、
気がついたときには、どんどん前へ進む
プロジェクトになっていました。
このたびの設置場所決定に至るまで、
みなさまのお力をいただきましたこと、
ほんとうにありがとうございました。

東京都現代美術館の展示終了日である
2008年6月29日以降は、
設置場所への移動や準備などに入ります。

壁画が渋谷に設置される時期など、
今後の予定に関しましては、決まり次第、
このページでお知らせをしてまいりたいと思います。

プロジェクトはまだまだこれからです。
壁画の「嫁入り」が完了するまで、
ひきつづき、ご声援を
どうぞよろしくお願いいたします。

公開期間を6月29日まで
延長することが決まりました。

2008.02.20

東京都現代美術館
特別公開中の壁画『明日の神話』は、これまで
約12万人(1月末までの人数です)のみなさまに
ごらんいただくことができました。

『明日の神話』の恒久設置先の決定が
間近にせまってはいますが、
東京都現代美術館での展示が
あとわずかとなりました。
ここで、みなさまのご好評にお応えし、
2008年6月29日まで
公開期間を延長することを決定いたしました。
みなさま、どうぞ東京都現代美術館まで
『明日の神話』を見にいらしてください。

3月には東京都現代美術館の講堂にて、
針生一郎さん、仲野泰生さん、
吉村絵美留さん、中沢新一さんを講師にお招きし、
さまざまな角度から岡本太郎にアプローチする
講座が開催されます。
くわしくは、こちらへ。

また、川崎市岡本太郎美術館にて、
第11回TARO賞の受賞作を
2008年4月6日まで展示しています。
入選作は、全部で24作。
くわしくはこちらをごらんください。

公開期間を6月29日まで
延長することが決まりました。

2008.02.20

東京都現代美術館
特別公開中の壁画『明日の神話』は、これまで
約12万人(1月末までの人数です)のみなさまに
ごらんいただくことができました。

『明日の神話』の恒久設置先の決定が
間近にせまってはいますが、
東京都現代美術館での展示が
あとわずかとなりました。
ここで、みなさまのご好評にお応えし、
2008年6月29日まで
公開期間を延長することを決定いたしました。
みなさま、どうぞ東京都現代美術館まで
『明日の神話』を見にいらしてください。

3月には東京都現代美術館の講堂にて、
針生一郎さん、仲野泰生さん、
吉村絵美留さん、中沢新一さんを講師にお招きし、
さまざまな角度から岡本太郎にアプローチする
講座が開催されます。
くわしくは、こちらへ。

また、川崎市岡本太郎美術館にて、
第11回TARO賞の受賞作を
2008年4月6日まで展示しています。
入選作は、全部で24作。
くわしくはこちらをごらんください。

恒久設置場所に、
渋谷、吹田、広島より手があがりました。

2008.01.09


設置候補地発表の記者会見

壁画『明日の神話』は、2008年4月13日まで
東京都現代美術館で展示されますが、
その後の設置場所については、かねてより
受け入れの希望を募ってきました。

そして、このたび
東京都渋谷区・大阪府吹田市・広島県広島市
の、3つの自治体から正式に
招致の申し入れがありました。
いずれも『明日の神話』の終の住み処として
申し分なく、また、どこに決まっても
『明日の神話』にとって幸せな場所です。
この3自治体が、情熱をもって
手をあげてくださったことに
まずはお礼を申し上げたい気持ちです。

岡本太郎は、多くのパブリックアートを
制作しました。
それは、自分の作品が
誰かのリビングルームに飾られるのではなく、
「いつでも、誰でもが観られるように展示してほしい」
という思いがあったからではないかと思います。
(「芸術は、鑑賞しなくてもいい、文句を言ってもいい、
 無視してもいいんだ」とも岡本太郎は言っていました)
だからこそ、この壁画を
各自治体のみなさまが「社会のもの」として
受け入れる姿勢を示してくださったことは
まことに幸せなことだと考えております。

今後は、この3都市を訪問させていただき、
検討させていただくことになります。

できれば、遅くとも
岡本太郎の生誕100周年にあたる2011年までには
『明日の神話』の正式な設置を
完了させたいと考えています。

「『明日の神話』をここに置いてよかったね」と
多くのみなさまに思っていただけるような場所に
「お嫁入り」できるよう、
慎重に選考をさせていただきたく考えております。
どうぞみなさま、ひきつづき応援をくださいませ。

なお、岡本太郎記念館では、
2008年1月17日〜4月20日までのあいだ、
「MAYA MAXXのさようなら展」が開かれます。
展示作品のすべてを作家本人が
その場で公開制作する、チャレンジングな展示です。
くわしくはどうぞこちらをごらんください。

東京都現代美術館で公開中です。
そして、壁画の「お嫁入り」は?

2007.09.05


『明日の神話』公開中




岡本太郎記念館で公開中の
『電撃』(上)デッサン画 (下)

壁画『明日の神話』は、現在
東京都現代美術館で公開中です。
これまで、たくさんの方にごらんいただきました。
ありがとうございます。
公開は2008年4月13日までですが、
それから先の『明日の神話』の行き先は
決まっておりません。
ありがたいことに、現在、
いくつかの場所からお声掛けをいただいている状況です。
しかし、「嫁入り先」が決まっていくには
もう少し時間がかかりそうです。
どうぞこれからも、みなさまにひきつづき
応援をいただけますとありがたいです。

正式な設置場所が決まるまで、
『明日の神話』を見ることができるのは
とりあえず来年の4月13日までとなります。
これから秋や冬のお休みの計画を立てられるときには
ぜひ『明日の神話』のことを思い出してくださいね。
東京都現代美術館の開館時間などについては
こちらをごらんください。

また、いま岡本太郎記念館では
2006年11月に発見された岡本太郎の油彩画『電撃』と
岡本敏子をモデルとしたといわれる
未発表のデッサンを公開展示しています。
『電撃』は岡本太郎作品のなかで
もっとも古い作品のひとつ(1947年制作)。
戦後、日本に帰ってきた岡本太郎が
日本での芸術活動について覚悟を決めた頃の作品です。
この約20年後に『明日の神話』へと至る道筋が
見えるような筆遣いです。
こちらもあわせて、ごらんくださいね。

【「『電撃』とその時代」展】
2007年11月4日まで
岡本太郎記念館

東京都現代美術館で公開を開始しました。
2007.04.28



2007年4月27日より、東京都現代美術館
岡本太郎の描いた巨大壁画『明日の神話』の
公開がはじまりました。
これから約1年のあいだ、
たくさんのみなさまにごらんいただければと
思っております。

昨年の汐留での展示は屋外でしたが、
今回は東京都現代美術館の3階、
常設展示室に設置されています。
じっくりと『明日の神話』の色彩や表情を
おたのしみください。

また、岡本太郎記念館でこのたび発見された
『明日の神話』の最初の下絵も、
同時期に展示いたします。

【『明日の神話』特別公開】
期間:2007年4月27日(金)〜2008年4月13日(日)
場所:東京都現代美術館
   東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
   常設展示室3階
   アクセスについてくわしくはこちら
   ごらんください。
時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館:月曜(祝日の場合は翌日)に加え、
   年末・年始・保守点検・展示替の日
   入館料や開館日についてくわしくはこちら
   ごらんください。

『明日の神話』ただいま搬入中です。
2007.04.24

およそ8か月間、巨大壁画『明日の神話』は
品川の倉庫で眠りについていましたが、
2007年4月27日の展示スタートをめざして
東京都現代美術館の展示室へ
搬入がはじまりました。

『明日の神話』再生プロジェクトスタッフや
東京都現代美術館のみなさんは、
久しぶりの壁画との対面に息をのみながら
展示の準備をすすめています。

公開初日の4月27日(金)は
15:30から公開いたします。
展示開始まであと数日。
どうぞみなさん、たのしみに
なさっていてくださいね。

『明日の神話』の最初の下絵を発見。
2007.03.24


上が白く塗りつぶされた下絵、
下が絵を赤外線カメラでとらえた写真。

2007年4月27日から、東京都現代美術館で
『明日の神話』がふたたび
公開されることになりましたが、
これと同時期に、初公開される絵があります。
それは、いちばん最初に描いたとされる
『明日の神話』下絵です。

下絵は、岡本太郎記念館のアトリエを整理した際、
白く塗りつぶされた状態で見つかりました。
赤外線カメラを通して見ると、
『明日の神話』の下絵であることが判明しました。

これまで『明日の神話』の下絵は
全部で4枚、確認されていましたが、
絵の小ささや線の荒さなどから、この絵が
もっとも古い、初期段階での下絵であると
推察されます。
岡本太郎が『明日の神話』を着想した瞬間の
勢いのようなものが、
画面にあふれ出てくるようです。

壁画『明日の神話』とともに
この2枚
(白く塗りつぶした下絵本体と赤外線写真)
を公開します。
壁画とあわせて、ごらんになってください。

和多利浩一さんと伊藤存さんの
トークイベントが開かれます。

2007.03.24
岡本太郎記念館で開催中の企画展、
「見えない地平線を探して」展の
ゲストキュレーター、和多利浩一さんと
参加作家伊藤存さんによるトークイベントを開かれます。
伊藤存さんによるワークショップは
「写しとる」作業を通して、
新しい目線で岡本太郎作品を鑑賞するという、
あたらしい試みです。

■トークイベント/ワークショップ
 『目線トレース』
【日時】2007年4月13日(金)
   19:00〜21:00(受付は18:30〜)
【参加費】2000円 入館料、ドリンク込み
【参加定員】20名 要予約 
メールもしくはお電話で
岡本太郎記念館までお申し込み下さい。
【申込方法】メール:koza@taro-okamoto.or.jp
(※ご氏名/ご連絡先をご記入下さい)
お電話:03-3406-0801(受付時間10:00〜18:00)
TARO賞の受賞作品が決定しました。
2007.03.15

太郎賞 大西康明《restrictionsight》



敏子賞 菱刈俊作
《スペシャルグリッド&
 アザーストーリーズ》

1997年のスタート以来、現代芸術の分野における
国内最大規模の賞のひとつとして
役割を果たしてきたTARO賞ですが、
今年度は発足以来の沈黙を破り
最高賞「岡本太郎賞」が選出されました。

岡本太郎賞:
大西康明《restrictionsight》

岡本敏子賞:
菱刈俊作《スペシャルグリッド&アザーストーリーズ》

特別賞:角文平×田中雄一郎《ガレージキット》

本年度の受賞作品は、4月8日までのあいだ、
川崎市岡本太郎美術館にて展示されます。

■第10回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展
会期:2007年2月3日(土)〜4月8日(日)
会場:川崎市岡本太郎美術館
休館日:月曜日(2月12日は開館)、2月13日、3月22日

TARO賞(岡本太郎現代芸術賞)についてくわしくは
こちらをごらんください。

岡本敏子の追悼特別イベントが
開かれます。

2007.03.15

岡本太郎記念館前館長の岡本敏子


千賀ゆう子さんが岡本敏子の言葉を
朗読するイベントです。
岡本太郎のパートナー、岡本敏子の急逝から
早いもので2年が過ぎようとしています。
2回目の命日を迎えるにあたり、
岡本敏子の敏子の長年の友人であった
女優の千賀ゆう子さんと
音楽家の入間川正美さんによる
ライブ・リーディングの追悼特別イベントを
4月19日(木)に開催いたします。

■昼の部
日時:2007年4月19日(木)15:30〜16:30
参加費:入館料のみ(大人600円 小学生300円)
参加定員:約20名
(予約なしでお入りいただけますが、
 混雑状況によってはリーディングイベントを
 ごらんになれない場合もあります)

■夜の部
日時:2007年4月19日(木)19:00〜20:00
(公演終了後ワインパーティーを予定)
参加定員:招待制・20名
応募方法:官製はがきに郵便番号、住所、名前、年齢、職業、電話番号を明記の上、ご応募下さい。
応募先:〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
応募〆切:2007年4月6日(当日消印有効)
当選発表:当選者にはご当選通知を直接発送いたします。
お問合せ:岡本太郎記念館 03(3406)0801

追悼イベントについてくわしくはこちら
ごらんください。
『明日の神話』が2007年4月27日、
ふたたび姿をあらわします。

2007.02.17

東京都現代美術館



2月15日に記者発表を行ないました。

汐留での一般公開が終了し、
『明日の神話』はいったん倉庫に眠っていましたが、
このたび、東京都現代美術館にて
2007年4月27日より約1年間、
期間限定で特別公開されることが決まりました。
東京都現代美術館の常設展示室に
展示される予定ですので、
屋内の照明演出の下でじっくりと
『明日の神話』の色彩、表情を
味わっていただけるのではないかと思います。

このページでは、さまざまな詳細情報を、
その都度お伝えしていこうと考えております。
みなさま、どうぞ
ふたたび『明日の神話』が姿をあらわす日を
たのしみにお待ちください。

『明日の神話』のこれまでの足跡がわかるムービーを
ぜひごらんください。

こちらをクリックするとごらんいただけます。
【『明日の神話』特別公開】
2007年4月27日〜2008年4月13日
東京都現代美術館 常設展示室

和多利浩一さんのキュレーション、
『見えない地平線を探して』展

2007.02.17
岡本太郎記念館では、
ゲストキュレーション第2弾として、
ワタリウム美術館の和多利浩一さんを
ゲストキュレーターに招いた
企画展が開催されています。

今回の展示では、岡本太郎作品のほかに、
太郎の60年後に生まれてきた若手アーティスト、
伊藤存さんが参加。
みごとなコラボレーションが展開されています。
岡本太郎記念館に太郎以外の作家の作品が登場するのは
はじめてのことです。
対照的なふたりの作品が
ぶつかりあい、融合する姿を
どうぞおたのしみください。

また、『明日の神話』と同じく
メキシコのホテルに展示される予定だった
岡本太郎作品『豊穣の神話』の新しい下絵も、
初公開されています。
ホテルの倒産によって制作されないままになりましたが、
この絵は完成すれば
縦9m、横60mの巨大壁画になる予定でした。

企画展のくわしい案内は
こちらをごらんください。

【『見えない地平線を探して』展】
ゲストキュレーター 和多利浩一
場所:岡本太郎記念館
会期:2007年1月27日(日)〜2007年4月22日(日)
開館時間:10:00〜18:00(火曜日休館)
オリジナル・ラヴのCD
「明日の神話」が発売されました。

2006.10.27
汐留で『明日の神話』が公開されていたとき、
毎日19:00の閉幕時に流れていた曲で、
公開フィナーレのときにも生演奏された
「明日の神話」が、
オリジナル・ラヴのシングルとして
2006年10月18日に発売されました。
田島貴男さんの、
『明日の神話』に寄せる思いが入ったバラード曲です。

●初回限定盤 CD+DVD2枚組
 ¥1,890(税込)
 DVDには壁画前で収録された
 「明日の神話」のプロモーションビデオが
 収録されています。
●通常盤 CD
 ¥1,050(税込)

プロモーションビデオの一部は、
こちらをクリックするとごらんいただけます。
公開終了直前の日取りで撮影された、
巨大壁画の前で歌う
かっこいい田島さんを見てくださいね。

CDのジャケットデザインは、
壁画『明日の神話』の中央に描かれていた
あのガイコツです。
CDショップで見かけたら、
みなさん、ぜひ手にとってみてください。
椹木野衣さんキュレーションの企画展
「太郎のなかの見知らぬ太郎へ」。

2006.10.27

東京・青山にある岡本太郎記念館では、
ゲストキュレーターによる企画展のシリーズが
はじまりました。
その第一弾として、現在
美術評論の第一線で活躍する
椹木野衣さんのキュレーションで
企画展「太郎のなかの見知らぬ太郎へ」が
開かれています。
誰も知らない岡本太郎との出会いを
どうぞ体験しにいらしてください。

企画展のくわしい案内は
こちらをごらんください。

■『太郎のなかの見知らぬ太郎へ』
ゲストキュレーター 椹木野衣
会期:2006年10月18日(水)〜2007年1月21日(日)
開館時間:10:00〜18:00(火曜日休館)
臨時休館日の予定:
2007年1月22日(月)〜1月26日(金)

「『明日の神話』再生への道」展は
2006年10月15日までです。

2006.09.30


岡本太郎記念館2階フロアの展示室では、
『明日の神話』の再生をテーマにした
展示を行なっています。

修復現場を再現した模型などの展示物は、
『明日の神話』の修復に携わった
スタッフのみなさんが作成したものです。
修復のプロセスの全行程を
知っている方々がつくっただけあり、
臨場感のあふれる展示となっています。

展示は10月15日まで。
ぜひ足を運んでくださいね。

『明日の神話』は
倉庫に入りました。

2006.09.11

汐留での公開を終えた『明日の神話』は
14枚にわかれて木箱に入り、
ビニールでくるまれて
品川にある倉庫へ移送されました。

どのくらいの期間になるかはわからないのですが、
受け入れ先と設置場所が決まるまでは
このまま倉庫で保存される予定です。

恒久設置場所については、
現在もまだ決定していません。
『明日の神話』は、公共的な場所で、
受け入れにふさわしい物語を
紡いでいただけるところへ
無償で寄贈したいと思っております。
今後の設置場所に関しては、整理でき次第
こちらのページで
おしらせしていきたいと考えています。

『明日の神話』は汐留で
解体作業に入りました。

2006.09.05


壁画『明日の神話』は、
2006年8月31日をもって
東京・汐留の一般公開を終えました。
現在、解体と梱包の作業に入っています。

8月31日の夜から
『明日の神話』を修復した吉村絵美留さんが
公開終了の余韻にひたる間もなく、
まず壁画の洗浄作業を行ないました。
写真は、コーティング剤を壁画の表面に
吹きつけているところです。
無事に梱包が終わるまで
吉村さんはつきっきりで見守るのだそうです。

解体作業は、大きなクレーンで壁画を吊り、
収納する木箱に鉄材で1枚ずつ固定して
ボルトで順番に留めていく、という作業がつづきます。
まるで工事現場のような雰囲気です。
壁画を入れた木箱の重さはひとつ2トン。
それが14箱もあります。

天候が持ち、梱包が終わるまでは
もうしばらくかかりそうです。

『明日の神話』
公開終了しました。

2006.09.01

壁画『明日の神話』は、
2006年8月31日で
汐留での世界初の一般公開を終了いたしました。
会期中、約200万人をこえる
たくさんのみなさまに
お越しいただきました。
55日間、ほんとうにありがとうございました。

岡本太郎がメキシコで『明日の神話』を
制作しはじめたのは、1968年でした。
翌1969年に確認されて以来、
2003年に岡本敏子によって発見されるまで
この壁画は行方不明になりました。
執念深い捜索を経て発見されたとき、
メキシコから巨大な壁画を日本に船で運ぶとき、
岡本敏子が思いがけず突然他界したとき、
岡本太郎が描いた姿へ1年かけてよみがえらせたとき、
汐留でたくさんの人びとの目の前で一般公開されたとき、
節々でさまざまな方々よりご協力と励ましを受け、
37年ぶりに、人びとの前に
姿をあらわすことができました。
この数奇な運命をたどる壁画が、
ここでいったん倉庫に入ります。
次回、みなさまの前に
『明日の神話』が登場するのは
「いつ」で「どこ」になるか、
残念ながらまだ決定しておりません。
『明日の神話』は倉庫のなかで
そのときをじっくりと待ちつづけます。

もしもできれば、
岡本太郎の生誕100周年にあたる2011年までには、
『明日の神話』の「嫁入り先」が
見つかるといいな、と思っております。
何百年先も
『明日の神話』を大切にしてくださる人びとが住む地に
安住できることを、切に願っています。

みなさま、これまで
『明日の神話』を応援いただき
ありがとうございました。
たくさんのメール、ほんとうにありがとうございました。
『明日の神話』再生プロジェクトは
これからもつづきます。
今後も、みなさまのご支援をいただけますよう
どうぞよろしくお願い申し上げます。

『明日の神話』
一般公開最後の日を迎えました。

2006.08.31

汐留での『明日の神話』一般公開は、
今日2006年8月31日、最後の日を迎えました。
午後7時まで『明日の神話』を見ることができます。
(雨天はクローズします)
『明日の神話』の受け入れ先は、
まだ決まっていません。
最終的な設置場所が決まるまで、
次の展示の予定はありません。
どうぞ本日、午後7時までに
汐留にお越しくださいませ。

なお、午後6時半より準備をはじめ、
キャンドルの炎による『明日の神話』鑑賞の
時間をもうけます。
幕を閉じる午後7時には、
オリジナル・ラヴの田島貴男さんによる
同名曲「明日の神話」生演奏があります。
みなさまのお越しをお待ちしています。

『明日の神話』公開終了の瞬間を
田島貴男さんの歌で締めくくります。

2006.08.29










2006年8月31日午後7時、
『明日の神話』は一般公開の会期を終え、
未来永劫ずっと設置される場所が見つかるまで
一旦倉庫で眠りにつくことになります。
公開は、本日8月29日で
あと3日を残すのみとなりました。
これまでたくさんのみなさまにおいでいただき
ありがとうございました。

8月31日の午後7時、
『明日の神話』一般公開フィナーレを
たくさんのみなさまといっしょに
迎えられればと思っております。
お近くにいらっしゃる方、
『明日の神話』一般公開の幕が閉じられる瞬間を観たい方、
ぜひ汐留の『明日の神話』壁画前にお集まりください。

閉幕時間となる19:00には、
これまで長い期間『明日の神話』を応援し
見守りつづけてこられました
オリジナル・ラヴの田島貴男さんが
同名の曲「明日の神話」を
壁画の前で演奏してくださいます。
これまで毎日、クローズの19:00になると汐留では
田島さんの曲「明日の神話」を流してきたのですが
このフィナーレの日だけは
田島さんにライブで歌っていただくことになったのです。

また、ライブ演奏の前には、みなさまに
岡本太郎作品の「燃える手」を中心に
たくさんのキャンドルの炎に照らされた
『明日の神話』を味わっていただきます。
最終日の夕方、6時半ごろから
このラストライブをはじめていきます。
ぜひお越しくださいね。


【『明日の神話』ラストライブ】

2006年8月31日(木)
18:30ごろ〜キャンドルの炎による観覧
19:00ごろ〜田島貴男さんによる「明日の神話」演奏
※時間は、当日の状況により前後します。
※ラストライブはすべて立ち見です。
 整理券の配付はありません。
 早く着かれた方から順番にステージまわりで
 お立ちいただくことになります。

『明日の神話』がわかる
2冊の本が販売中です。

2006.08.16








『明日の神話』再生プロジェクトの公式ブックと
修復チームの吉村絵美留さん書きおろしの著書が
発売されました。
2冊とも、『明日の神話』をごらんになる際の
ガイドとなる本です。
ぜひお手にとってくださいね。


『明日の神話 岡本太郎の魂〈メッセージ〉』

(青春出版社)
1700円+税(定価1785円)
判型A4変形(284×210ミリ)106ページ

修復・再生の軌跡、制作当時の
知られざるエピソードや貴重な写真、
『明日の神話』について語る太郎自身の言葉、
岡本敏子の未発表原稿、
『太陽の塔』との相関関係など
豪華執筆陣、多彩なラインナップで、
「太郎の魂」にギリギリッと迫ります。
「『明日の神話』再生プロジェクト」編著の公式ブック。


『岡本太郎「明日の神話」修復960日間の記録』
(青春出版社)
1680円+税(定価1764円)
判型四六版202ページ
修復チームリーダーの吉村絵美留さんが克明に報告する、
『明日の神話』修復の記録。
『明日の神話』とひたすら向き合うことで
修復家が“発見”した、岡本太郎の魂とは、
いったい何だったのでしょう。
「『明日の神話』修復」という歴史的事業を成し遂げた
プロジェクトの壮大さあふれる一冊です。
「現場から」のコーナーでおなじみになった
修復チームのメンバーひとりひとりに
吉村さんがかける言葉が、心をうちます。

「よくあるご質問」にお答えいたします。
2006.08.03









『明日の神話』は8月31日以降、
展示の予定はありますか?

●『明日の神話』は8月31日まで
 東京・汐留の日テレプラザにて公開されますが、
 その後、最終的な設置場所に置かれるまでは、
 現在のところ展示の予定はございません。
 設置場所は、まだ決定していない状況です。
 8月31日までに、東京・汐留で
 ごらんいただくことをおすすめいたします。



『明日の神話』をカメラで撮影していいですか?

●お手持ちのカメラや携帯電話で
 撮影していただいてかまいません。
 ただし『明日の神話』をステージの上で
 ごらんになる場合は、
 ステージから落ちないように
 お足もとにご注意いただきながら
 撮影をなさってください。



雨天は公開中止だそうですが、
どの程度の雨だと中止になりますか?

●ほんの少しの雨でしたら
 壁画の前のシャッターを閉めない場合もございます。
 「画面に雨粒があたるかどうか」が
 判断基準になりますので、
 少量の雨でも、風をともなう場合は
 公開を中止いたします。
 (雨が降っていなくても、風が強い場合は
  異物が画面にあたる可能性が高くなるため
  公開が中止となります)
 その都度の、現場での判断となりますので、
 申し上げるのはむずかしいのですが、
 「少しでも雨が降っていれば公開は困難」と
 お考えいただくとありがたいです。



ステージ上での観覧中、気をつけることはありますか?

●ステージは、地面と高低差がございますので、
 落ちないようにお気をつけください。
 また、壁画には手をふれないようにお願いいたします。
 カフェやステージ下のスペースでは飲食は可能ですが、
 ステージ上では飲食はできません。
 かばんの中におしまいいただくか、
 観覧の列にお並びいただく前に
 お召し上がりくださいませ。
『明日の神話』、間近で観られます。
2006.07.19








『明日の神話』は、公開後、
10日が過ぎました。
日本中からたくさんの方々に
足を運んでいただいています。
ありがとうございます。

『明日の神話』を間近でごらんになりたい方は、
ステージにあがって
ご鑑賞いただくことができます。
その場合は、人数を区切って
ご入場いただいています。
ご希望の方は、壁画の裏側にまわって
新橋駅方向に伸びる列に並んでお待ちください。
ステージの上以外からご覧いただく場合は、
公開時間内でしたら、混雑のない限り、
入場の制限はしておりません。

壁画を背に左手の場所に、
パンフレット(一部500円)売り場と
Be TARO BOXのコーナーがあります。
コーナーの黒いカーテンを開けて
中に入ると、モニターとカメラが設置してあります。
ここで、『明日の神話』を観て感じたことなどを
メッセージとして発信することができます。
(Be TARO BOXコーナーで
 いただいたメッセージは
 第2日本テレビで放送することがあります)

『明日の神話』の前にはコーヒーショップや
ドーナツ屋さんがありますので、
そこに座ってゆっくりと
涼しい場所で
壁画を眺めていただくのもおすすめです。

雨や強風のときには、画面の保護のため、
壁画の前のシャッターを
閉鎖させていただきます。
どうぞご了承くださいませ。
『明日の神話』の足跡を知る特別講座。
2006.07.14
『明日の神話』公開に際し、
東京・青山の岡本太郎記念館では
壁画再生の舞台裏をお話しする
特別講座を開きます。

岡本太郎記念館『明日の神話』
再生記念特別講座

第一回 7月14日(金)
「『明日の神話』再生への道(仮)」
講師:平野暁臣(岡本太郎記念館館長)
再生プロジェクトのゼネラルプロデューサーが
『明日の神話』誕生から復活までの足跡をたどります。

第二回 8月18日(金)
「『明日の神話』修復の舞台裏(仮)」
講師:吉村絵美留氏(絵画修復家)
修復家の視点から『明日の神話』を含む
太郎絵画の全貌を明かします。

第三回 9月8日(金)
「構造家がみた岡本造形の世界(仮)」
講師:中田捷夫氏(構造家)
『明日の神話』テクニカルスーパーバイザーを務めた
構造家が、太郎造形の神秘に迫ります。

【会場・時間】
岡本太郎記念館 展示室  東京都港区南青山6-1-19
定員 20名
受付  18:30〜19:00
講話  19:00〜20:30

【お申し込み】
・ご氏名
・希望受講日
・ご連絡先(電話番号)
をご記入の上、
岡本太郎記念館講座受付メールアドレス
koza@taro-okamoto.or.jp
までご送信下さい。

【参加費】
無料(入館料600円のみかかります)

現在、岡本太郎記念館では
「『明日の神話』再生への道」展を開催しています。
実際に使われた修復資材をはじめ、
メキシコでの解体から愛媛での修復に至るまで、
再生の裏側を生々しく伝えます。
ぜひお立ち寄りください。
『明日の神話』、公開開始しました。
2006.07.08
『明日の神話』が
2006年7月7日、華やかに除幕されました。
そして、7月8日より
一般公開がはじまっています。
公開期間は、2006年8月いっぱいの予定です。
この夏、岡本太郎作品最大の絵画である
『明日の神話』に会いに、いらしてください。
『明日の神話』、除幕です。2006.07.07
岡本太郎が描いた『明日の神話』が、
37年の歳月を経て、
今日2006年7月7日に
初公開の除幕をします。

このようすは、
今夜21:00〜23:24に
日本テレビ系全国ネット放送で放映される
岡本太郎・幻の巨大壁画「明日の神話」除幕特番
にて生中継されます。
その瞬間を、どうぞみなさま、ごらんください。

ほぼ日刊イトイ新聞でも
今日はスペシャルコンテンツ
「TARO DAY!」が行なわれています。

なお、一般公開は明日、
7月8日(土)11:00〜スタートです。
『明日の神話』、汐留での展示の準備が
すすんでいます。
2006.07.03


2006年7月7日(金)に除幕、
7月8日(土)より一般公開される
『明日の神話』は、現在、展示のための
作業が着々と進んでいます。
公開まで、もうしばらくです。

日本テレビで放映される特別番組の時間は、
以下の通りです。

■7月7日(金)
 16:00〜16:25※ 公開直前番組
★21:00〜23:24
 岡本太郎の生涯や『明日の神話』の運命などを
 ドラマとドキュメンタリーで描き、
 『明日の神話』除幕の瞬間を伝える特別生放送。

■7月15日(土)
 15:30〜16:55
 『明日の神話』が公開されるまでの道のりを
 克明に記録したドキュメンタリー。

日本テレビ系全国ネット放映です。
(※印は関東ローカルで放送します)
なお、『明日の神話』壁画の一般公開は、
7月8日(土)〜の予定です。
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