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| あきんどゴコロ |
| ◆◇◆ あきんどゴコロ◆◇◆ 投稿大募集中!! akindo@1101.comまで メールをお待ちしておりまーす!! 昔まだ学生だった私が、 店を手伝ってる時に、 母から、「特価の値札を書いて。」 と頼まれました。 はりきって、 ゆっくり丁寧に書いていると、 「あっ、そうじゃないのよ。」 と、母は黄色いカードに、 マジックで一息にさらさらっと、 走り書きしました。 そのとたん、切身の冷凍の魚なんですが、 まるで、釣ってきたばかりのように、 新鮮に見えました。 字が走ってると、 急いで運んできて、急いで店に並べた、 ように見えるのです。 あと、赤色のマジックは すぐに退色するので、 まめに書き換えないと、 商品まで古く感じていけません。 (のこ) 4月、新入社員が職場に やって来るころになると、 かつて勤めていた会社(社員数10人)で 社長が言っていたことを思い出します。 「新入社員は雑用係じゃないぞ!」 たいていの会社では、 新入社員、特に新卒で入ってきた人は 先輩から買い物や掃除などの雑用を 言い付けられながら 仕事を覚えていきますよね。 しかしそれは、会社全体で見れば 「前と同じ仕事量を 前より多い人数で分け合っている」 ことでしかありません。 会社としては 能率が下がっているわけです。 そこでその社長は新卒の新人に 「今、会社にない仕事」 を考えるよう命じます。 新規事業のアイデアでもいいし、 先輩を見ての問題提起でもいい。 もちろん学校を出たての若者ですから、 あるていど稚拙なのは仕方ありません。 でもとにかくアウトプットを求める。 今の会社の仕事量が100ならば それを100.1でも100.05でもいいから 大きくするために力を使いなさいと。 つまり、つねに会社全体を見て 自分の働きが与えたインパクトを 意識するよう教えていたのです。 先輩社員もまた、 自分の仕事が大変だからといって 新人を使って負担を減らすことが できないわけですから、 知恵をしぼって効率化を はからざるを得ません。 今ふり返ってみて、 「新人の雑用禁止」は 社員全員の教育になっていた あきんどいゴコロだったと しみじみ思います。 (ルーゴ) 近所の肉屋さんは犬好きで 自宅でも2匹の犬を飼ってます。 なので、お客さんが犬連れでやってくると、 カウンター越しに犬にもお裾分けで 肉の切れっ端を投げてくれる事が有ります。 たまたま、店の前で飼い主が 立ち話をしてただけの犬にも、 たまに投げてくれたりします。 その結果、飼い主が 肉屋さんに用事が無い時でも、 もともと、その肉屋さんの お客じゃなかった人でも、 犬が、肉屋さんの前で止まってしまい、 結果、飼い主は、その肉屋さんでお買い物。 恐るべし、肉屋の「パブロフの犬商法」。 (波留) うちの両親は田舎で 本・文具・おもちゃなどを扱ってる お店をやってるのですが、 町のお祭りのときには露店を出して 子供相手にくじびきやおもちゃを 売ったりしてます。 特にくじびきコーナーは 子供達の射幸心をあおるのか大盛況。 実家にたまに帰った私なども 駆り出されるくらいなのです。 祭りの前夜祭が終わり家に帰ると 売り上げを数える父親の横で 母はさきほど売った「はずれくじ」を ホッチキスで一心にとめ直しているのです。 「はずれたくじ、また戻しちゃうの? もしかしてそれ明日も売っちゃうの?」 と私が聞くと 「アッタリ前でしょう!!」 と母ひとこと。 そのそばで苦笑いしてる父。 次の日もくじびきコーナーは 大盛況なのでした。 (しかも一等とか二等は売れ残りの在庫品) (札幌市 ビーフ) 仕出し弁当屋をやっています。 弁当の鉄則は、ズバリ、 「容器は小さく」。 これ、実は、けっこう重要なんです。 大きい容器に、ゆったりと入れるよりも、 小さい容器に、びっしりの方が、 『にぎやか』に見えて、 よく売れるんです。 雰囲気づくりは、 店のディスプレイだけでなく、 商品そのものにも、 にぎわっている感じが大切なんですね。 (どれみの友達) うちの会社にくる生命保険のおばさんは、 ティッシュペーパーやらアメ玉やら いろんな物を配りまわっています。 ある年末、 配り物がカレンダーになりました。 そのカレンダーをめくっていくと、 あることに気がつきました。 「○月○日 交通事故に注意。」 「○月○日 階段には気をつけて!」 「○月○日 火元、要確認。」 と、やたらと 不吉なことばかり書いてあるのです。 このカレンダーを見ているうちに、 だんだん、生命の危機すら感じ、 思わず、生保のパンフレットを 読みはじめました。 これも、あきんどゴコロでしょう。 (べっぽい) 病院の廊下で待つ MRの方を見るたびに 「大変だなァ」と思うエピソード。 お友達のお医者さんが ふつうの居酒屋で接待された時、 おもむろにスライド機を取り出し 居酒屋の壁に映写して 新薬の説明を始めたそうです。 (kana)
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