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| あきんどゴコロ |
| ◆◇◆ あきんどゴコロ◆◇◆ 投稿大募集中!! akindo@1101.comまで メールをお待ちしておりまーす!! 昔ばなしみたいなものなんですが、 台風の後に、 川に畑のダイコンとかが 流れてくるんです。 そのダイコンを桃太郎の おばあさんのように拾って、 それを干して漬物に直して 「福神漬け」をつくった人が いたのだそうです。 いまじゃ、すっごく大きい会社だとか。 ほんとかうそか知りませんが、 「あきんどゴコロ」以上の、 なんか「アキンドだましい」を 感じてしまいました。 昔の人って、強力だわぁ! (群馬 なかじましげお) 「レジはすぐ打つな」 (食料品店を夫婦で経営・ひとみ・54才) 実家で経営している店は、小さな店で レジがひとつしかありません。 夕方になると、わんさかお客さんが来るので、 たまに私は母の手伝いをしようと、 レジスターの前に立って、 お客さんが持ってきた品物を 計算したり袋に詰めたりしようとします。 でも、そんなとき、母は 「すぐにレジを打つな」 と言って激怒します。 お客さんが持ってきた品物は、 いったんレジ横のスペース (へんな、独特の空きスペースが 用意されているのです) に置き、お客さんがもういちど目を 「キョロキョロさせる」 時間を与えるのです。 「ぜったいその瞬間にもう一品増えるから」。 店は、レジ前でめちゃくちゃな混雑を見せ、 店番としては混乱を極めるのですが、 きっと外から見ると 「えらく繁盛している店」 として見えるのかもしれません。 (いくみ) 「支払いを渋る客にはコドモで攻める。」 (商店経営・サザエ・いつまでも20代) 我が家はとある商店を経営、 店舗は2件、店員もいますが コドモであるワタクシも 物心つく頃から店番に配達に 容赦なく手伝いました。 田舎で商店を経営しているもので いわゆるツケで お買い物するお客さんへの集金活動が 月末にあります。 何人かは必ず支払いを渋ったり 値切ったりする方がいるのですが、 なぜかそういう人のところほど、 「オマエ一人で行け」と言われました。 やだなーと思っていたのですが、ある日 「ウチだってコドモ育ててんのよ。 はよ払え。」 「コドモに何言ったって無駄よ」 というアピールなのだと気づきました。 仕事には本質や建前だけでなく 演出も必要と小学生で知りました。 若い頃はサザエさんに似てると言われた がさつな母ですが、 使えるものは何でも使うその姿勢は、 会社員になったいま現在、 しょっちゅう参考にしています。 (の) ビールメーカーA社の人から聞いた話です。 会長と若手社員の交流会というのがあって、 みんなで居酒屋に行ったそうなんです。 当然、若手社員はお店の人に 「Aビール持ってきて!」 すると会長さんはまあまあと彼らをいなし、 こう言ったそうです。 「自分とこのビールに愛着を持つのはいい。 せやけどよそさんのビールも飲まな 自分とこの商品の良さも分からんやろ。 Aビールを売る立場の君らはとくに よそのビールを飲まなあかんのと違うか」 企業では、自社製品以外のものを買って 左遷されたという話もたまに聞きます。 でもそんな形の愛社意識なんて 何の発展性もありませんよね。 やはりデキル経営者は言うことが違います。 (大阪 ルーゴ 39歳) ちょっと企画の主旨から 外れるかもしれないのですが、 先日放映された マイケル・ジャクソンの ドキュメンタリー番組で、 マイケルが何千万円の買い物を じゃんじゃんする様子が おさめられていたのですが。 そのときの店の支配人らしい男の人が、 ブラックスーツをがっつり着こなして、 【もみ手】をしてました。 これって、ひょっとして 世界共通の「あきんどスタイル」 だったのね。 (らぶこ) 私の実家って 父(代表取締役社長)母(取締役)、 以上2名からなる弱小有限会社なんですけど、 父は営業担当、母は資金繰りその他もろもろ 全部担当なんです。 ある寒い朝、誕生日で買ってあげた とってもかっこいいセーターを着込んで さっそうと営業にでかけようとする父を見た 取締役(母)、一言 「あんた、そんなよい服着てったら 儲かっていると思われて すぐに値引きしろといわれるからやめなさい。 このぼろぼろのジャンパーを着ていきなさい」 と速攻で着替えさせてました。 あきんどゴコロここにありです。 (kaoru) わたしの家は、酒屋さんをしています。 わたしは父とあまり口をききませんが、 缶ビールの口にあたる部分を 「お客様が飲むのものだから・・・」と、 ひとつひとつ拭きながら 自動販売機につめている姿が いちばん好きです。 お客さんも道をあるきながら、 たぶんそう思って見ていると思います。 地道なあきんどゴコロであります。 (神奈川・かんなづき) 私の兄の話です。 20年前、うちの近所は藪がほうぼうにある、 もろ“片田舎”なところでした。 近所に沼とは呼べないほどの小さな池があり、 そこではおたまじゃくしが 大量に採れる隠れたスポットだったのですが、 なんとなんとうちの兄は そのおたまじゃくしを専売にし、 自分より年下の子供相手に おたまじゃくし屋を開業していました。 それが親に発覚し、大目玉を食らったあとは、 泣く泣くお金を返しに行かされてました。 ちなみに値段は・・・・ おたまじゃくし:ビニール袋一杯 100円 カエルの卵:ひと巻き200円 今では彼は某教育出版のセールスで 全国一をときどき獲ったりしてる 営業マンとなりました。 (h-u) このあいだ一緒に 大阪でフリマに出店したゆみちゃん。 ブランド物の新品のタオルケットに 最低希望価格の1000円をつけていた。 それを手に取るお客さんは多かったが、 必ず「まけて」といわれるので 午後まで売れ残っていた。 彼女が油性ペンを持って 値札を書き換えたので 「あー、値下げしたんだ」 と思っていたら、 なんと1500円に値上げされていた。 「なんでー?」と思っていたら お客さんがやってきて そのタオルケットを手に取り、 案の定「まけて」攻撃。 すかさずゆみちゃん、 「お客さん別嬪やから 1000円にまけとくわ!」 といい、お客さん喜んでお買い上げ。 これぞ、なにわのあきんどゴコロ。 (さゆり) 私がまだ小学校低学年の頃。 小さなスーパーを経営していた父。 忙しく、ほとんど 遊び相手になってくれなかったが、 月に一度、特売日前に店の中で遊んでくれた。 「お店屋さんごっこだぞ。 そのお菓子を棚に並べろ。」 嬉々として働いていた自分がかわいらしい。 使えるものは何でも使う。 今は私が父の教えを守っています。 (ぷり) 先日レンタルビデオ店に行ったら 陳列棚のある一点に ぐぐっと視線が引き寄せられました。 一般映画の棚なのに、 立ち並ぶ背表紙タイトルの中に なぜか「パンチラ」の文字が! 何だろうと思い箱を抜き出してみると、 トム・ハンクス主演の 『パンチライン』でした。 背表紙の「イン」の上には お店のシールが貼ってあったんです。 その後、離れたところからその棚に 注目していると、 何人もの男性がその箱を手に取っては 苦笑しつつ棚に戻していました。 これも一つのあきんどゴコロですよね。 (ルーゴ) 果物店を経営する叔父の夏休みは、大忙し。 「夏休みの自由研究は、○○果物店で!」 というわけで、 近所の子供たちの夏休みの自由研究を 一挙に引き受けています。 叔父いわく、 「あきんどは、子供から攻めろ」。 宿題をやってもらった子供が 「○○果物店のおじさんに やってもらったんだよ!」 というと、 そこのお家のお母さんの心をつかんで、 お礼がてらにお買い物に来てくれるという 構図になってるみたいです。 にしても、毎年毎年、個別に何十人分もの 自由研究をやっている叔父の苦労を見てると、 あきんどゴコロというか、 その、あきんど根性に頭がさがります。 (キャサリン) 板前のうちの父は、TVを見るとき
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