| ジョージ |
くわえ煙草とか。
最近心に残る、気持ちの良い女の子とかって、
いる？
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| ノリスケ |
気持ちの悪い思いは、
いっぱいしてるんだけど（笑）。
女の子関係で、気持ちのいい思い
してないねぇ。うーん‥‥。した？
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| ジョージ |
ナッシング。
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| つねさん |
ナッシング。
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| ノリスケ |
あ、女性のタクシードライバーさんが、
すごいしっかりしてるよね。
東京、増えてきたんだけど。
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| ジョージ |
うん、とくに最近しっかりしてきてると思う。
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| ノリスケ |
男にくらべて、ぜんぜんいい。
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| つねさん |
あれは、甘えてないからでしょ？
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| ノリスケ |
それに、付け入れられるんで、
すごく気丈に振る舞ってるし。
プロ意識が高いし。
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| ジョージ |
てきぱきしてるよね。
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| つねさん |
男はすごいのいるからね。
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| ノリスケ |
男はね、ダメな人はダメだからねぇ。
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| ジョージ |
そうね。
あれはね、たぶんね、
職業に対する心構えが違うんだと思う。
男の運転手さんの中には、
ほんとはやりたくなかったと思って
やってる人が、かなりいると思うよね。
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| つねさん |
ま、それはね。
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| ジョージ |
だけど、女の人がタクシーの
運転手するっていうことは、
べつの心構えがないとできないもの。絶対。
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| ノリスケ |
たとえば時間が有効に使えて、
自分の心がけ次第で稼げるんだから
頑張るよ、っていう気合いが入ってる。
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| ジョージ |
そうそうそう。
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| ノリスケ |
男で多いのはね、
わたしは昔、上場企業の
役付きだったんですよ、とかね、
言い出す人。知らないよ！ そんなの（笑）。
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| ジョージ |
あー、いるね。
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| ジョージ |
でもね、中にはね、タクシーの運転手を、
すごい楽しんでやってる
おじさんもいたりするんだよね。
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| ノリスケ |
うん、いる。
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| ジョージ |
ああいうの、いいなと思う。
なんでもそうだよね。
たとえばウチの会社なんかだと、
今年に入ってからずっとやってるのが、
ウチの会社のミスになりましょう、
っていう運動をやってて。
今のところミス・スマイルと、
ミス・スピーディーと、
ミス・グッドモーニングっていう
３人は決まってるんだけど。
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| ノリスケ |
ミス・ズッコケとか、
ミス・トンチキとかは‥‥（笑）。
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| ジョージ |
ありゃ。それは基本的にみんなそうだからさ。
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| つねさん |
ミス・オオザケノミとか。
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| ジョージ |
ほんとにね、ミス・スマイルの子なんかは
もう、救われるよ、にこぉって。
自分は笑顔で仕事してるんだって
思ってるから、意味がなくっても、
にこって笑ってくれるのね。
それが仕事だってこと、
みんなが知ってるから、
あ〜、すごいいいスマイル、
とかって言いながら。
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| ノリスケ |
ミス・スマイル。
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| ジョージ |
ミス・スピーディーは、
何ごとも必ず誰よりも速く
仕事をするっていうんで。
ウチに来て、いちばん最初に
お茶出してくれるの、たいていその子だよね。
で、そういう、自分が働く意味とか、
あるひとつの部分だけでもいいから、
自分がなくてもならない存在に
なりたいと思うと、
ほんとにいい子になるんだけどねー。
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| ノリスケ |
自分がミスター・何とかになれるかって
思っちゃった。
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| つねさん |
うん。ね。
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| ジョージ |
ミスター・トンチキとかね。
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| ノリスケ |
だいたいそっちにいっちゃう（笑）。
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| つねさん |
ミスター・トンチンカンとかね。
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| ノリスケ |
ミスター・とんかつとかね。
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| ジョージ |
そういうのを誰かが言い始めるとね、
みんなが選んでいくんだよ。
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| ノリスケ |
へぇー、いい感じねぇ。
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| つねさん |
なんか、学校の、クラスみたいだね。
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| ノリスケ |
ねぇ。学校っぽいね。
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| ジョージ |
でも、学校のある部分って、楽しくなかった？
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| ノリスケ |
ある部分は楽しかった。
昼休みは嫌いだったけど（笑）。
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| ジョージ |
その、上下関係とかも嫌いだったけど、
みんなで集まって、分け隔てなく‥‥。
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| つねさん |
わいわいとね。
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| ジョージ |
そう。あれはすごい楽しかったから。
で、おとなになると、
学校のいちばん良かった部分を捨てて、
みんなが嫌だった学校の部分で
社会生活を送っちゃうんだよね。
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| ノリスケ |
そうなんだよね。
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| ジョージ |
先生がいて、生徒がいて、
先輩がいて後輩がいて。
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| ノリスケ |
校則があって。
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| ジョージ |
そう。で、みんな、それが嫌で、
社会人になったら、
そういうことをしなくて済むと思って
卒業したはずなのに、なんかしんないけど、
自分でそれをやってたりとかするんだよね。
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| ノリスケ |
うん。
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| ジョージ |
で、そのときに、やっぱり共学の
いちばん嫌なとこは、
男子がぁ！ とかって言われるのが、
すごい嫌だったり。
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| つねさん |
あぁ。
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| ジョージ |
んで、そう言われる女の子に対して、
けっ、どうせ女だしよぉ、とかっていうね、
その関係はすごい嫌だったんだけど、
そのまんま会社でもやってたりとか
するんだよね。
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| ノリスケ |
変わんないんだよね。
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| ジョージ |
うん、だと思う。まあ、でも、なによりね、
ま、男も情けないと思いますよ、
日本の男はね、ほんとに根性がなくって、
度胸もなくってね。臭いですしね、
汚いですしね。
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| ノリスケ |
なんか、デヴィ夫人みたいな
言い方だね（笑）。
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| つねさん |
ああたも、そう思いませんこと！？
とかって（笑）。
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| ジョージ |
いやぁ、ほんとにね！ ほんとにねぇ‥‥。
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| ノリスケ |
確かにそうだよ、
そう思われないように、
電車の中で気遣うもん（笑）。
うっかり触ったりした日にはさ、
訴えられちゃかなわないから。
もう、もう、わたしは潔白です！
とかって、手あげてる（笑）。
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| つねさん |
痴漢のぬれぎぬ着せられたら、
おねぇ言葉で言い返したら
身の潔白を証明できるかな？ とかさ。
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| ノリスケ |
考えるよね。
啖呵切るときは、おねぇ言葉かな？（笑）。
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| つねさん |
それで、携帯のメモリ見せてさ、
男ばっかりでしょう！？ とかさ（笑）。
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| ノリスケ |
なんじゃ、そりゃ（笑）。
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| つねさん |
よくわかんないけど（笑）。
ま、考えはするよ。
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