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新宿二丁目のほがらかな人々。
おねぇ言葉や裏声とかで語る別角度批評。

ヤマトナデシコのことを考えた。その3
足もとを見られているの。

ジョージ 女の子が生き生きしてて
明るい会社は、絶対いい会社なんだよ。
ノリスケ そう!
ジョージ だけど、女の子が地味なだけで‥‥。
つねさん 暗くって。
ジョージ なんか、大切にされてないような会社は、
絶対いい会社じゃないんだよね。
ノリスケ よくないね。
ジョージ で、いちばんかわいそうなのは、
私たちは大切にされてないんです、
っていうメッセージを発しながら
働いてる女の子のいる会社ってあるじゃん。
どうせわたしたちはもう、
お茶を汲むだけですから、みたいな感じの?
で、やっぱり女の子はみんなに見られていて、
ウチの会社の雰囲気を代表してるのは
わたしたちなんです、ぐらいのつもりで
働かないとね、もったいなくって。
ノリスケ そうだよねぇ〜。
ジョージ で、ウチの会社の子たちに、
「男の人たちは、女の子のどこを
 見てると思う?」って言うの。
「男の人っていうのは、
 女の人の首っていう首が、
 みんな好きなんだよ」って言うの。
ノリスケ ほぉ。
ジョージ 女の人が、すっきりして見えるか
見えないかっていうのは、
首筋がしゃんと立ってるかどうか。
それがその人の生きている姿勢だから、
首筋はしゃんとしましょうね、って。
で、手首がなよなよしてないかどうか。
あちらでございます、って言ったときに、
手首がぴたっと止まるとか、
お茶を出したりお水を出したりするときも、
手首がしっかりしてるかどうかが、
その人が働く気持ちを持ってるかどうか、
勢いがあるかどうかがわかるから。
で、女の美しさは足首だからね、って。
だから絶対楽な靴履くのはやめようね、
って言うの。
ノリスケ 手首、足首、首。
ジョージ そう。首。ま、そのうちね、
彼にしたいな、と思う人には、
真ん中のくびれが大切なんだよ、
とかっていうと、
「いや、いやぁだぁ〜!」とかっていわれて。
ノリスケ ‥‥おやじ(笑)。
いまかなり、おやじ入ってたわよ。
つねさん 目つきもおやじ入ってたね、今。
ジョージ いやぁ〜だぁ〜! それは仮の姿よ!
くびれよ、くびれ。最後はくびれ。ね?
くびれがなくなったら、女も男もダメだから。
(つねさんを見て)あ、ない。
くびれの位置が違うもん。
胸の下がくびれだから。
つねさん うるさい。そういうオチは、なし(笑)。
ジョージ でもやっぱり足首って大切だもん。
つねさん 女の人のね。
ノリスケ 首ね。
ジョージ で、ノリさんはいいと言うけど、
サンダル履いてるときの足首って、
ほんとに弛緩しきってるからね。
つねさん はぁ〜。
ノリスケ あ〜、たしかに、ヒールつきの靴、
履くときれいだからね。
やっぱ、つらいんだろうけどね。
ジョージ レストランの人って、
けっこう足元見てるからね。
つねさん そうなんだ。
ノリスケ 人の足もとを見るっていう
言葉があるくらいですからね。
ジョージ なんでかっていうと、
自分でサービスしてみるとわかるよ。
下しか見ないから、サービスって。
ノリスケ はぁー。
ジョージ お皿を出すのも、コーヒーカップ出すのも。
お辞儀をするのも、みんな下しか見ないから。
ノリスケ 上見てたら転んじゃうもんね(笑)。
基本的に目線は下において移動しないと。
ジョージ そう、転んじゃうし。
で、サービスするときは、
お客さんの胸元見なさいって言われるから、
胸元見たら、直接それが足元につながるから。
だから、サンダルが
ぱっかんぱっかんしてると、
彼には見えなくっても、
お店の人には見えてるからね。
そして、他の人も見ているからね。
つねさん 見て、ぷぷって笑ってる。
ジョージ そう。あの女、だらしない、
とかって言われてるのよ。
ま、でも、そういうふうに思う人が、
どんどん少なくなってるけどね!
あとね、すっごい女の人がひとりいたの。
ノリスケ え、まだいたの?
ジョージ あのね、小泉純一郎が女装したみたいな人。
ノリスケ わけわかんないっす(笑)。
つねさん すっごいね、鼻筋の通った顔なんだけど、
男顔の女。
ノリスケ おばさん?
ジョージ おばさん。
ノリスケ ひとりで来てたの? 小泉純一子。
ジョージ 最初はね、聡明そうに見えたんだけど、
食事始めると、まぶたが上へ上がったり
下がったりするでしょ。
お料理を見たり、食べると上を見たりとかね。
そうするとね、目を閉じたときの顔の表情と、
目を開けたときの顔の表情が違うの!
ノリスケ うぇ〜。
ジョージ 理由はね、お化粧が上手じゃなかったの。
目の回りだけ入念に化粧してんのね。
ノリスケ あ〜。
ジョージ アイラインも入ってるし、
ポイントも上に上がってるし、
アイシャドウ緑色のが塗られてるし。
どうしたんじゃぁいっ! みたいな感じ。
うーん、やっぱりお化粧は上手じゃないと
ダメかもね。と思いました。
昨日のあのレストラン、
不都合のあるお化粧のされ方をされた女性が
わんさかわんさか。
つねさん ねぇ、ほんとになんか、
女装の間で食ってんのかな? 俺ら、
って感じがしたもんね。
ノリスケ 女装の愛好者の会に紛れ込んじゃった(笑)。
ジョージ 「エリザベスの館」みたいだったよね。
つねさん そうそう(笑)。
ノリスケ じゃあ、梅ちゃんとかだったら、
上手いほうなわけね(笑)。
ジョージ 上手い!
ていうか、メッセージがあるじゃない。
ノリスケ そうね。
ジョージ わたしはこれで笑ってもらうの、っていう。
つねさん だからべつにね、顔がきれいとか
きたないとかじゃなくて、
人に見せるの前提っていうか。
サービスみたいなの? の心って、
欲しいよな、って。
ジョージ そう。自分は、今日ここにいる、
このわたしの顔がおもてなし、
みたいな感じね。
つねさん うん、それが、
欠けてるような気がする、最近。
ジョージ あとはね、んー、
銀座のルイ・ヴィトンで‥‥。

出たルイ・ヴィトン!
詳細次回! つづきます!


その1 2004-08-23 大和撫子ってなあに?
その2 2004-08-25 人前で靴を脱ぐ女たち。

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2004-08-27-FRI

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