ちいさなレシピを1ダース。
 
NO3
 
 
おだんご:白玉粉50g+木綿豆腐80gを練る。白玉の固い粒がなくなりなめらかになればOK。一口大に丸めて熱湯で茹で、浮いたら更に1分茹で氷水にとる。みたらし(砂糖大2、醤油大1、水大4、片栗粉小1を中火にかけ、混ぜて沸騰させる。濃いめがお好きなら少々煮詰めて)をかけて。#LR1
なかしましほ

2012-05-25(FRI)


●このページへの参加方法

・完成したおやつをパシャッと撮影、
 写真付きでツイートします。

・ハッシュタグは→ #LR1 (かならずつけてくださいね)

・レシピに関する質問には、ほぼお答えしない企画です。
 140文字以下のちいさいレシピに想像をふくらませて、
 それぞれのおやつをつくりましょう!

・おやつの画像は、翌週水曜日の午前11時が締め切りです。

・翌週の木曜日には、ツイートされたおやつ画像のなかから、
 なかしまさんが「なかしま賞」を選定します。
 「なかしま賞」には、
 フードムードのクッキーBOXをプレゼント!
 (海外の方には、別のものをご用意いたしますね。)

・同じく木曜日、そのレシピでできるおやつのことを、
 なかしまさんがじっくり解説してくれます。

・ツイッターのことがよくわからない方は、
 メールで画像とメッセージをどうぞ。

 

みんなのツイート

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みんなのおやつ画像
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なかしまさんがつくった おだんご


ちいさなレシピ、3つめは「おだんご」。
みなさん大好きな「白玉だんご」です。
今回ご紹介するのは
わたしが10年以上作り続けているレシピで、
家でもいちばんリクエストが多いおやつなんです。
ふつうの白玉との違いは、粉をお豆腐でこねること。
水切りせずにお豆腐の水分でこねていくと、
ふわっと豆腐が風味が広がる
やわらかいおだんごができます。
白玉粉だけのものより時間が経っても固くなりにくく、
お腹にずっしりこないので、
気軽に食べられるのもうれしいですね。
一番のポイントは、丁寧にこねて丸めること。
簡単ですができあがりの食感が違ってきますので、
ぜひ試してみてくださいね。



140文字以上のくわしいレシピ

【材料】(2〜3人分)
 白玉粉 50g
 木綿豆腐 80g

みたらしあん:
 砂糖 大さじ2
 醤油 大さじ1
 水 大さじ4
 片栗粉 小さじ1

*お豆腐について
 おだんごにほんのり豆腐の風味が感じられるよう、
 今回は木綿豆腐を選びました。
 もちろん絹ごしでも同様に作ることができますが、
 水分量に差があるので、
 様子をみながら加えてくださいね。

【下準備】
・大きめの鍋にたっぷりお湯をわかしておきます。
・白玉を冷やす氷を用意します。

【作り方】
1.ボウルに白玉粉と木綿豆腐を入れます
 (お豆腐は事前にすったり
 ペースト状にする必要はありません)。
 豆腐をくずしながら、
 白玉粉に少しずつなじませるように加えていき、
 全部混ざったらよくこねていきます。
 もしこの段階で粉っぽかったり、
 まとめにくいようなら豆腐を少量足して、
 逆に丸められないくらいべたべたするなら
 白玉粉を少量加えます。
 耳たぶやほっぺたのやわらかさを
 目安にしてみてください。

 こねていくと、
 最初は白玉粉のつぶつぶが手にあたりますが、
 さらにこねるとつぶつぶした感じがなくなります。
 そこで止めずに、
 もうしばらく(30秒〜1分くらい)こねてあげることで、
 よりなめらかなおだんごになります。

*ここで丁寧にこねることが一番のポイントです。
 ただ混ぜただけと、しっかりこねた生地では
 生地のなめらかさが違います。

2.だんごを一口大にちぎって丸め、
 お皿やラップに並べます。
 最初に全部丸めてしまった方が、大きさも揃えやすく、
 ゆで時間に差が出ません。
 ただ簡単に丸めただけだと、表面にしわや割れがあるので、
 やさしく丁寧に丸めます。
 こうすることで口当たりがとてもよくなります。

3.大きな鍋にお湯を沸かし(火は強めの中火)、
 丸めただんごを加えます。
 一度に加える量の目安は、
 だんごが鍋の底で重ならない程度に。
 すぐにはさわらずしばらくおくと、
 自然にだんごが浮き上がってきます。
 全部のだんごが浮き上がってきたら、
 さらに1分ほどゆでます。
 鍋によっては、たまに底にだんごが
 はりついてしまう場合があります。
 しばらくたっても浮き上がらない場合は、
 一個ずつそっと箸などでさわって上げると、
 自然に浮いてきます。

 ゆでている間に氷水を用意します。
 水が多いとすぐぬるくなってしまうので、
 氷はたっぷり、水は氷のひたひたくらいまで入れます。
 浮いただんごを網じゃくしやお玉、
 もしくは一度ざるで水気を切って、氷水に入れます。
 すぐにさわらずこのままにします。

4.みたらしあんを作ります。
 小鍋に材料をすべて加え、
 へらでよく混ぜて中火にかけます。
 焦げ付きやすいので絶えず混ぜながら
 沸騰するまで火を通し、冷まします。
 粉臭さを飛ばすために、
 全体がふつふつするまでしっかり沸騰させてください。

 さらりとしたとろみのやさしいあんなので、
 濃いめが好きな方はさらに煮詰めます。
 白玉を氷水の中でやさしくさっと洗い、
 ざるにとって水気を切り、器によそいます。
 好みの量のみたらしをかけて。



アレンジレシピ

白玉粉にプラス
抹茶、きなこ、よもぎ、すりごまなど、
粉末のものを少量加えて。
お豆腐の量でやわらかさを調節します。
みたらしのかわりに
ココナッツミルク&あずき、バニラアイスクリーム、
メープルシロップ&しょうゆ、しょうがシロップなど。
etc
だんごを串にさし、さっと醤油をからめてあぶっても。 


発表! なかしま賞!!
おだんご屋さん!すてきですね。
おだんごの表情がいろいろで、愛らしいです。また作ってね。
(@magu_s)さん
昨日のおやつ。
「おおきくなったらおだんごやさんになる!」
という息子3歳につくってもらいました。
大きさバラバラだし丸くないし(笑)
でも美味しく頂きました。


2012-05-31(THU)


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