ポーランド問題
とは何か

  • 時間

    140
  • 音質

    ステージから離れた客席から録音。
    「連帯」は社会主義国家ではじめて
    自主的に形成された労働組合で、
    講演に先立つ10月8日には、
    ポーランドの共産党政権によって
    非合法化されていた。

  • 講演日:1982年11月5日
    主催:岩手大学新聞社
    場所:岩手大学人文社会科学部4号館41大教室
    収載書誌:弓立社『超西欧的まで』(1987年)




国家が社会に対して100%関与している、
ソ連とかポーランドみたいな社会主義「国」もありますし、
アメリカとかヨーロッパのように、
だいたい40%から50%近くまで
関与するところまでいっている
先進資本主義「国」というのもあります。
日本の場合はどうでしょうか。
正確にはわかりませんが、だいたい30%を
前後するのではないかと思います。
しかし、イメージとしていわせれば、
日本の国家と社会との関係も、
国家の関与率というようなものは、
だいたい40%、つまりアメリカとかヨーロッパとかに
近づいていくだろうと考えられます。