個人的なユニクロ主義。
柳井社長に至近距離でインタビュー。

ユニクロの社長って、こんな人だったんだ!
能書きを言わないクールな経済人の
おどろきの発言を、はじめて大公開!
ビジネス書じゃないビジネス講義。

11月1日に「ほぼ日ブックス」として登場の
『個人的なユニクロ主義』の「さわり」を、
発売前に、12回ぶんお届けするよー。

第1回 「ビジネス書」って、何でしょうか。
    糸井重里によるまえがき(1)

第2回 一般的なビジネス書とは、違います。
    糸井重里によるまえがき(2)

第3回 株主の視点で書かれたビジネス書です。
    糸井重里によるまえがき(3)

第4回 本は、リトマス試験紙ではないから。
    糸井重里によるまえがき(4)

第5回 高校生の気持ちで、読んで欲しいです。
    糸井重里によるまえがき(5)

第6回 小さいところにこだわりすぎですよね。

第7回 まだ「商品」になってないですよ。

第8回 商売には、お客さんとの対話が要るのに。

第9回 直接、話を聞きたいと思いました。

第10回 超合理主義で傲慢なだけではない。

第11回 ぼくは、おとなしい子でした。

第12回 育ったところの近所は


糸井 「俺はすごかった」っていうことを、
ほとんどおっしゃらないじゃないですか。
ここの部分が、逆に、
すごいイントロダクションになってますよ。
柳井 ですからわたしは、
いまの若い人だとか、いまの小学生中学生と、
おなじような感じだったんじゃないですか。
いまの子もそうだと思うけど、
将来に対してどうのこうのということは、
ほとんど考えていなかったです。
いまの子もほとんどそうだと思うんですけど。
糸井 そうですよね。
ぼくもそうでしたし。
柳井 考えているほうが、おかしいんじゃないですか(笑)。
小学生や中学生で、そんなことを考えていたら、
おかしいですよね。
糸井 (笑)そう。
オトナが聞きたがるから
答えなければいけないということで。
柳井 そこで答えなければいけないから
常識的な答えをするというだけの話で、
本気でそんなことを考えているかといったら、
だいたいの人が、ほとんど
考えていないんじゃないですかね。
糸井 育ったところの近所は、イナカですか、町ですか。
柳井 商店街の中に住んでいたので、イナカの町ですよ。
昔はそういうお店が多かったと思うんですけど、
2階に住んでいて、1階がお店という感じ。
学校まで通学するのは、
歩いて1時間くらいかかったんです。
糸井 へえ、遠いですねぇ。
柳井 遠いんです。
町の中から郊外のほうの学校に
歩いていくという感じの通学でした。
糸井 商店街の子は、ぜんぶその遠いところに
行かなきゃいけないんですか?
柳井 ええ、割と遠かったです。
中学校は特に遠くて、それが1時間。
まあ、帰りに川で魚を釣ったり野球をしたり、
けっこう楽しかったんですけれども。
糸井 当時の遊びって何でしたか。野球?
柳井 野球とかチャンバラですね。
糸井 へえ、まだチャンバラがあったんですか。
なるほど。
山口県のご出身ということですが、
意識している都会って、どこなんですか。
柳井 広島とか福岡なんじゃないですか。
広島と福岡の中間にあるから、
行けるところでの大都会のイメージは、
やっぱりそのふたつなんですよ。
いまみたいに交通機関が発達していないので、
大阪とか東京は、まだ遠いでしょう?
糸井 そうすると、商売をやっていたお父さんは、
何かイベントがあると言えば
福岡とか広島に連れていってくれたりしたの?
柳井 いや、ないですよ、そんなの。ぜんぜん。
糸井 忙しいから?
柳井 子どもにあまりかまわない親父だったですね。
糸井 商店って、だいたいそういうものなのかなあ。
柳井 いやあ、うちの親父がそういうタイプでしたね。
(ここまでで、見本読みはおわりです。あとは
 実際の本『個人的なユニクロ主義』でどうぞ!)

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2001-11-01-THU

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