ほぼ日手帳 2016

ナイスなつかいかたコレクションあのひとの「ほぼ日手帳」016 株式会社ルミネ豊田久美さん予定をぜんぶ書き残すことで、未来の自分を助ける手帳。

声優として活動している姫乃アズさんは、
旅行が大好きで、世界一周の経験もあるそう。
「ほぼ日手帳」に書かれた旅の計画に、
そのときのワクワクが残っています。
未来のページにスタンプを押して、
その日が来た時にうれしくなる使い方など、
表現のお仕事をされている姫乃さんならではの
人柄が伝わってくる手帳をご覧ください。
聴き手は、ほぼ日手帳チームの平野です。

ナイスなつかいかたコレクションあのひとの「ほぼ日手帳」
――
姫乃さん、よろしくお願いします。
今日はすてきなお着物ですね。
姫乃
あっ、ありがとうございます。
着物は月に何回か着ているんですよ。
今日はよろしくお願いします!
――
さっそくですが、「ほぼ日手帳」を使いはじめた
きっかけから教えていただけますか。
姫乃
わたし、「ほぼ日」をダイヤルアップで
つないでいた頃からのファンなんです。
「ほぼ日」がつくるグッズにも興味があったけど、
手帳はきちんと使えるかなぁと疑問を持ちつつ、
2009年に買ってみたのが最初です。
今日はとりあえず、家にあった分だけ持ってきました。

▲2009年版から使いだして8冊目(2014年版は紛失)

――
こんなにたくさん、ありがとうございます!
使ってみて、なにを書くようになったんですか。
姫乃
旅行が好きで、青春18きっぷで行く場所の
旅のしおりをつくっていたんですが、
そこに書いていた内容を手帳に移しました。
――
行き先と時間が、くわしく書かれてますね。
姫乃
忘れないように書いているのと、
あと、旅先で携帯で検索しようとしても
電波が届かない所もけっこうあるんです。
でも、こうやって手帳で旅の計画を見ていると、
おばちゃんとかが「これからどこ行くの?」、
「あれは食べた?」と話しかけてくれたりして、
それがすっごく楽しいんですよね。
――
旅ならではの出会いは、いいですね。
あと、スタンプがたくさん!
姫乃
自分が訪れた場所のスタンプですね。
いま使っているWEEKSに押したスタンプは、
長崎をひとりでレンタカーで回ったときに
ポンポン押したんですが、テンション上がりすぎて、
5月くらいまでスタンプ押しちゃって(笑)。

▲未使用のページにも、先にスタンプが押されています。

――
日付けを先回りしてスタンプを押してますよね。
巻末のメモページではなくて。
姫乃
はい。週間ページに押しておくと、
ページをめくった時にスタンプを見て
「ああ、行ったなぁ」って思い出せるので、
テンションが上がるんです。
「この教会、きれいだったなぁ」とか。
メモのページにあっても、あまり見ないので。
――
スタンプが「ほぼ日手帳」の日々の言葉と
同じような役割で入っているんですね。
姫乃
そうかもしれませんね。
こうしてスタンプを押しておくと、
予定を書いている時にも
他人の目に触れることが多いので、
旅行の話題になることも多いです。
――
スタンプをきっかけに、なんでも話せますね。
ほかにも、思い出に残っている旅はありますか。
姫乃
一番大きな旅でいうと、「船で世界一周」っていう
居酒屋とかに貼られているポスターありますよね。
わたし、あの船に乗りました。
――
ああ、よく見かけます!
姫乃
その時には、手帳にもいろいろ書きましたね。
荷物もかさばるので、
持っていくお洋服を絵で描いたりとか。
船で行われるイベントの予定が配られるので、
手帳にその日の計画を、字を小さくして
ぎゅうぎゅうに詰め込んで書いたりもしていました。
姫乃
今でも、船で会った友達に会う時には
その時に使ってた手帳を見返すこともありますよ。
ちょっとくだらないことが入ってると、
あとで「わぁ、なに言ってるの?」っておもしろくて。
たとえば、パナマの先住民族の村に行ったときには
「こどもは25人」とか書いてあったりして、
こんなこと、書いてなければ覚えてませんから。
あと、フェアトレードのチョコレート工場に行った時は
「乾燥は100℃から120℃」って書いてました。
チョコが好きすぎて、工程を全部書いてる(笑)。
――
おそらく役に立つ機会がない知識ですけど
あとになって読むとおもしろいですよね。
その船って、何ヶ月間ほど乗るんですか。
姫乃
えぇと、わたしは3ヶ月間で22ヶ国くらいでした。
北欧を回るルートだったんですけど、
スペインのバルセロナでいったん降りて、
船がぐるーっと半島を回っていく間に、
あえて私たちは鉄道で観光して、
オランダで船と合流したりもしました。
――
あ、そういうことができるんですね。
姫乃
大きな荷物は船の中に置きっぱなしで、
チケット持って、リュックだけ背負っていく感じ。
毎日、鉄道にストがないことを祈りながら(笑)。
――
その時も時刻表は書いていたんですか。
姫乃
ヨーロッパの鉄道はすぐ遅れるから、
あまり時間は書かなかったんですよね。
手帳によく書いていたのは、いろんな国の言葉で、
「ありがとう」と「こんにちは」かな。
それぐらいは必ず言えるようにしようと思って。
言葉がうまく話せなくても、道を尋ねたりしたときに、
「ありがとう」と「こんにちは」さえ言えれば、
この国に来ることを楽しみにしているんだって
向こうの人にもきっと、伝わるんだと思うんです。
私たちも、日本に来た外国人から道を聞かれて、
最後に「ありがとう」って言ってもらえたら、
「ああ、うれしいな」って思えるので。

▲ヨルダンのこんにちは→「アッサラーム アライコム」

姫乃
ついこの前も、江ノ島で携帯ゲームをしていたら、
同じゲームをやっている台湾からの旅行客に
話しかけられたことがありました。
すっごく日本語が上手だったので褒めたら、
日本のアニメを見て覚えたと言っていたんです。
自分も声優の仕事していることを伝えたら、
CDを買ってくださいました(笑)。
――
おお、すごい偶然ですね(笑)。
姫乃さんは声優として活動されてますが、
お仕事のことも書いたりするんですか?
姫乃
プライベートと仕事は、全部いっしょに書いてます。
わたしは北海道出身なんですが、
クリスマスに、秋葉原と神田の間にある
スープカレー カムイさんというお店で
コラボレーションカレーを作ろうということになって、
そのときに書いた打ち合わせ内容のメモです。
お店のかたも北海道出身というご縁があって。
――
北海道関連のお仕事も、けっこうあるんですね。
姫乃
わたしが北海道好きすぎて(笑)。
あと、こっちは小樽アニメニクスさんっていう
アニメショップで流れる店内放送の
ナレーション原稿を書いたものですね。
姫乃
手帳を使いはじめた頃は、仕事とプライベートで、
書くところを分けようかなって思っていたんですけど、
わたしの手帳を見た人にも
「あ、こういう人なんだな」とわかってもらえて、
親しみを覚えてくださるのがうれしいです。
――
書いたり貼ったりすると、話のネタにもなりますよね。
姫乃さんは『ほぼ日手帳公式ガイドブック2010』に
メール取材で登場いただいたのが2009年。
その間に、なにか変化はありましたか。
姫乃
当時はまだ、小樽から東京に出てきたばかりの頃で
1回くらいしか仕事をしたことがなかったんです。
今でもアルバイトをしながらなんですけど、
それでもお仕事をいただく機会は増えてきましたね。
わたし、しゃべるのは得意じゃないんですけど、
イベントでトークショーに出たりなんかも。
――
声優さんって、お仕事の幅が広いんですね。
手帳があってよかったことって、なにかありますか。
姫乃
すぐに思い浮かぶのは、パスワードかなぁ。
自分だけがわかるようにヒントを書いています。
あとは、住所とかも役に立っていますね。
カバーに切手を入れておいて、旅行へ出かけたときに、
絵はがきに書いてパッと出せるように。
旅先でかわいいリスを見つけて、
「あ、あの子に似てる」みたいな感じで
友だちに手紙を送るんです。
――
メールじゃなくて、手紙なんですね。
姫乃
手紙のほうが、心がある気がするので。
それに、相手にはサプライズにしたいので、
「住所、なんだったっけ?」って連絡しちゃうと
つまらないので、何人かの住所は書いておきます。
――
なるほど。姫乃さんの手帳には、
姫乃さんの人柄が表れているんですね。
たのしいお話を、ありがとうございました。
姫乃
いいえ、とんでもないです。
おかげで、手帳を見返せておもしろかったです。
写真だけパッとSNSに上げちゃうことが多いので、
この日に何があって、どうなったっていうのは、
手帳に日付や時間といっしょに書いてあったりすると、
思い出すヒントになりますよね。
今日は楽しかったです。ありがとうございます!

2016-04-08-FRI

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