福岡・天神ロフトのレポート

「ほぼ日手帳2017」の発売を記念して開催している
「ほぼ日手帳2017ミーティングキャラバン」、
発売日からスタートした渋谷ロフトのあと、
11月26日(土)、福岡・天神ロフトで
1日かぎりの手帳ミーティングをおこないました。
「ほぼ日手帳」を使っているみなさんのお話を聞いたり、
手帳を見せ合ったりするミーティングができました。
写真つきのレポートで、当日の雰囲気をご紹介します。

手帳ミーティングの写真レポート    2017-01-21(土)

(前編)浅生鴨さんの使い方      2017-01-22(日)

(後編)ほぼ日手帳だと、なぜ続く?  2017-01-23(月)

天神ロフトの会場に訪れた「ほぼ日」乗組員は、
手帳チームと「ドコノコ」チームのメンバーです。
ふだん、「ドコノコ」の制作に携わっている
浅生鴨さんも、ほぼ日手帳を使っている人として、
ミーティングに参加してくださいました。

会場の目印は、ミーティングキャラバンのれん。
みなさんが席について、これからはじまります。
机の上には、みなさんが使っているほぼ日手帳が置かれています。
過去の手帳をぜんぶ持ってきて、山のように積み重ねる人も!
手帳チーム・平野の挨拶でミーティングがはじまりました。
自己紹介がてら、どう使っているかを話していきます。
「メモを5冊使い分けていて、全部をカバーに差し込んでいます」
みんな、他の人の使い方に耳を傾けます。
乗組員あややも、大いにしゃべってヒートアップ。
糸井重里も、前のめりで話を聞きます。
抽選販売「piece,」は、まずカバーに目がいきます。
大きなケースの中にペンがたくさん!
スケジュールも、赤は仕事、青はプライベートと色分け。
アリの研究をしている男性のお話に、糸井も興味津々。
手帳ミーティングは、ギャラリーも大歓迎なのです。
浅生鴨さんの手帳に、なまはげの絵!?
みなさんのお話を聞くのが、たのしかった!
前半の参加者みんなで集合写真。
ありがとうございました!
前半と後半の間には、浅生鴨さんと糸井重里のトークショーも。
トークした内容は、また明日ご紹介しますね。
後半のスタート。乗組員の星野のカズンは辞書のような厚さです。
と思ったら、ものすごい厚さの手帳をお持ちのかたが!
蛇腹に折って貼ることを繰り返して、この分厚さに育ちました。
10年前に発売されたガイドブック
「ほぼ日手帳の秘密」もお持ちいただいたんですね。
袋の中には、出番を待つ過去の手帳たちが‥‥。
日本に来て5年ほど。仕事や子育てのことを書いているそう。
誕生日に息子さんからもらったメモを貼ったそうです。
これは嬉しい!
後半に参加したみなさんも手帳を持って、はいチーズ!

・小説講座やPTA活動、雑学のメモなどにわけて、
ほぼ日のメモ帳を5冊カバーに差している。

・おじいちゃんの若い頃の写真を貼っている。

・グレーのペンでTO DOを書き、やり終わったら消していく。

・歴代の手帳を並べて、「私の歴史だ」と思った。

・過去に使っていたカズンのジッパーズカバーを、
iPadのケースとして利用。

・「1日に3行しか書かない」というマイルールをつくった。
書きたいことがすごくあっても3行、
書きたいことがなくても3行。

・誰にも読まれたくなくて、小さな文字で書いている。

・方向音痴なので、自分が行くところの地図を書く。

・仕事で上司の予定も書き込んで、スケジュールを管理する。

・息子さんの受験日までのカウントダウンを書いている。

・レシートを捨てるために、何に使ったかと金額をメモ。

・空白になってしまったページは生きていないようで
 嫌だったので、印鑑を押している。

・お子さんのおばかな出来事をイラストで描く。

・捨てたらゴミになるけれど、貼ったら思い出になる。

・1日ページを、お気に入りのマスキングテープで囲む。

・マラソン大会に向けて、トレーニングの記録や体重管理。

・前は仕事のことだけだったけれど、今年は人生が書かれている。

・あとで読み返して、いいなと思ったものに◯をつける。

・情報誌で見たお酒のお店を貼ったり、箸袋を貼ったり。

・のりはテープのり。細長いハサミ「はさめるシザーズ」が便利。

「ほぼ日手帳だと、なぜか続くんですよね」。
そんな声をこれまでも、メールやイベントで
たくさんの方からいただいてきました。
でも、「なぜ続くのか」という疑問に、
ほぼ日手帳チームの中でも、糸井重里も、
明確な答えが出ているわけではありません。
そこで、ミーティングキャラバンをとおして、
全国のいろんな人に「なぜ続くのか」を
教えていただけたらいいなと思っています。
まずは、天神ロフトで聞いた、
みなさんの答えの一例をご紹介します。

・「日々の言葉」があるから、読む手帳のような役割。
仕事の会議に出ていて、つまらない時に読んだり。

・初年度の2002年版には矢沢永吉さんの
サインが書かれていたり、
遊びの部分があるからつづくのでは?

・ほぼ日手帳はコンセントがなくてもいい。

・過去に戻って書くこともできる。

・あとになって冷静になって書くことができる。

・ちゃんとしていたい時、遊びたい時、いろんな時の役に立つ。

・毎日書こうとは思っていない。

・白紙のページがあっても、気にならない。

・過去の手帳を残しておき、
歴代の手帳を並べて同じ日付で比べてみると面白い。

・ふつうの毎日で起きていることが、読み返した時にたのしい。
読む前提で書いている。

・ほぼ日手帳を取り出した時に、友達が「あっ!」と言った。

「なぜ続くのか」ということは、
明確な答えにたどりつくのは、難しそうです。
これからも、訪れた場所ごとに聞いてみたいと思います。
福岡のみなさん、ありがとうございました!
明日は、浅生鴨さんと糸井重里の
トークイベントのようすをお届けします。


→トークイベントレポート「浅生鴨さんの使い方」へ
2017-01-21-SAT