ミナ ペルホネン・皆川明さんによる、
描きおろしのオリジナルデザインです。
皆川さん自身の手描きの線で組まれた柄は、
かっこよくて、あたたかい雰囲気。
表に縦線、裏面に横線。
光に透かすと、味わいのある格子柄が見えてきます。
男性にも持ってもらうことを意識して、
つくられたそうですよ。

※販売は終了しました。
完売

大きさ :約22cm(扇骨の長さ)
     約11cm(扇面幅)
重 さ :21g
材 料 :竹/和紙
出荷時期:1〜3営業日以内

※紙扇子にはシクラメンの香りがついています。



    



皆川明さんには、
メールで質問に答えていただくかたちで、
「透かし格子」のお話をうかがいました。

Q.このタイトルに込めた思いを教えてください。

A.透かし格子。
 風を受けて揺らぐ縦シマと横シマが
 扇子の表と裏に描かれていて、光に透かすと
 格子の柄に見えてくることから名付けました。
 扇子の骨組みと対比する、
 柔らかな線を描きたかったのです。
 
Q.昨年に続き、描きおろしの新作で
 扇子を作っていただくにあたって、
 「今回はこうしよう」という点はありましたか?

A.今年は男性でも持ちやすい柄を
 描いてみたいと思っていました。
 さらに昔からあるような粋な感じも出したいと思い、
 今回の「透かし格子」を思いつきました。

Q.「透かし格子」のデザインコンセプトは?

A.表と裏の景色が違うことと、
 その二つが合わさってまた一つの柄を表す、
 という遊びのあるデザインにしました。

Q.最終的なデザインに至るまでの経緯を教えてください。

A.糸井さんが使っている景色を想像しながら、
 スケッチをしていて思いつきました。
 「透かし格子」は、
 普段デザインをする時に愛用している
 LYRAの太い鉛筆で描きました。
 9Bというとても柔らかなもので、かすれを大事に。

Q.ここに注目、というような
 デザイン上のポイントがありましたお聞かせください。

A.扇子の中をゆらゆら通り過ぎる風のようなシマを楽しんで、
時には透かして“格子、格子”とニンマリしてください。

Q.どういうお洋服にあう扇子だと思いますか?

A.洋服でも浴衣でも、
 心が遊んでるときにピッタリだと思います。










▲ミナ ペルホネンのストール・ミニバッグと
 「透かし格子」。