▽インドラさんについてはこちらのコンテンツもあわせてどうぞ。

![]() |
フィオーレは“花”を意味しますが、 ベースのガラスの上に細いガラス棒を溶かし 絵付けするように花草文様を描き装飾したビーズを、 ベネチアンビーズでは、 総称してフィオーレと呼びます。 ヴェッテとはガラス棒での絵付けの技法のこと。 このフィオーレヴェッテビーズは、 黄色の長方形のビーズに可愛らしい花と草の文様が ガラスで描かれている、とてもめずらしいもの。 ベネチアンビーズの中でも なかなか見ることのできない逸品です。 (インドラさん 談) |
![]() |
もともと、お守りとして発祥しているビーズですが、 中でもアイビーズ(オッキオ・瞳)といわれる ドット文様の付いたビーズは 邪視(呪いや災い)から守ってくれる “目”の文様がついたお守りとして たいへん人気の高いビーズです。 一見、トルコのお守りである ナザールボンジュウを彷彿とさせます。 大胆なデザインはヴェッテ (ガラスの上に細いガラス棒を溶かし 絵付けする技法)とパーツを貼り付ける モザイクの技法で表現され、 シンプルなデザインでありながら、 手の込んだビーズです。 (インドラさん 談) |
![]() |
紀元前から紀元後の約400年もの間、 地中海沿岸地域で隆盛を極めたローマ帝国領内で 作られたガラスはローマンガラスと呼ばれています。 ガラスのビーズが交易品として、 かなりの量がされたのもこの頃。 ローマ時代には様々なガラス製造の技法が 開発されました。 金属の棒にガラスを巻き付けてビーズを作ったり、 吹き技法、型吹き技法などが発明されたりして、 各種の瓶なども多く作られました。 交易先であったアフリカで発掘されるものが多く、 ほとんどは砂の中に埋まっていたため 銀化しています。 今回のブルーローマンビーズは、 金属の棒にガラスを巻き付ける技法が 用いられています。 このサイズで、ビーズ状の形がきちんと残っていて、 当時の人気色で合ったブルーの発色が これほど綺麗なものは大変に貴重です。 (インドラさん 談) |
![]() |
千の花々が咲き乱れるような美しさ、 という名前をもつビーズです。 ベネチアンビーズの生産地であるムラーノ島では ムッリーネとも呼ばれるミルフィオリビーズが 19世紀、アフリカ交易玉として作られ、 計り知れない高度な技術と豊かな色彩が特徴です。 ベースになるガラス種にカットした 花や星文様のガラスチップを貼り付け、 デザインされていきます。 ミルフィオリはこのカットされた文様の美しさと 色彩の美しさが問われるビーズ。 その中でも筒状形は貴重です。 また、貼り付けられたチップは 人気のシェブロンビーズのカットされたもので、 大変美しい文様となっています。 (インドラさん 談) |

| 「ほぼ日のくびまき2013冬」
は 12月12日(木)午前11時より販売開始です。 |
| 2013-12-10-TUE |

