ネパールの古都ラリトプルは、
「美の都」と呼ばれる手工芸の町。
そのむかしは、王侯貴族に献上するための
金銀細工や木工細工、織物などをつくる
職人たちがたくさん住み、
その文化は、いまも色濃く遺されています。
カシミアの織物もそのひとつ。
内モンゴルから届くカシミアの原糸から、
三段階の工程を経て細い糸をつむぎ、
「ダイヤ織り」はもともと
カシミール地方につたわる文様。
とくべつな織り方のため、職人の数がすくなく、
また、織るのに時間がかかるため、生産量がかぎられ、
たいへん貴重なものとなっています。

インドラさんの紹介で知り合った
「ヤラ」という工房では、
イタリア人のガブリエラさんの指導のもと、
上質な素材をていねいな手作業で織り上げ、
うつくしく色染めしたカシミア製品をつくり、
これまで、ヨーロッパへと流通させてきました。
(ヨーロッパでの市場価格は、約41,000円ほどです。)
日本市場には出回っていない、
この、ラトリプルの手織りのカシミアを、
日本市場には出回っていない、
この、ラトリプルの手織りのカシミアを、
「ほぼ日」の指定色で織り上げてもらいました。

音楽 BOBIN "NEPAL"
モデル写真 菅原一剛
取材写真 ほぼ日刊イトイ新聞

 



ボビン(Bobin Bajracharya)さんは、
1976年ネパール・カトマンズ生まれの
シンガーソングライターです。
この曲「NEPAL」はインストゥルメンタルですが、
ふだんは弾き語りのスタイルでおなじみ。
幼いころから音楽に親しみ、1996年に語学留学のため来日、
語学学校を経て日本の大学へ進み、
本格的な音楽活動をスタートさせました。
その後、自身のバンド「bobin and the mantra」や
ソロ名義(BOBIN)で
国内外の大型音楽フェスティバルに出演するなど、
精力的に活動を続けています。
現在はネパールのラリトプルで、
音楽活動と共にショップ&カフェ
「MELTING POT」を運営しています。
ホームページはこちらです。
「美の都」と呼ばれる
ネパールの古都・ラリトプルに暮らす
世界的なアンティーク・ビーズのコレクター
インドラ・マン・スヌワールさんの
コレクションから、
貴重なビーズをひと粒ずつ、
分けていただきました。
革ひもキットつきで、お届けします。
▽こちらのコンテンツもあわせてどうぞ。
「ほぼ日のくびまき2013冬」 は
12月12日(木)午前11時より販売開始です。
2013-12-09-MON
予告01

2013-12-09-MON