にわかファン大歓迎! 観たぞ、大阪世界陸上! メールで共有する愉快な9日間





大阪世界陸上!
じつはもうはじまってます!

全国のにわかファンのみなさん、こんにちは!
はじまりますよ〜、いよいよですよ〜、
えっ! もう、はじまってるの!
そうです、そうです、じつはもう、
競技自体はスタートしているのです!

それはさておき、まずはごあいさつです。
あらためまして、こんにちは。
ほぼ日刊イトイ新聞の永田です。

思い起こせば、
この「観たぞ!」シリーズをはじめたのは
さかのぼること3年前、
2004年のアテネオリンピックのときでした。

オリンピックをたのしみたいものの、
現地に取材するわけにもいかず、
かといってなにもせずにいるのももったいなく、
じゃあ、もう、テレビを観てる人から
なんでもいいからメールをもらおう、
ってなことで募集をはじめてみたところ、
愉快なメールが山のように届き、
未曾有の盛り上がりをみせるコンテンツとなったのでした。

それをきっかけに
「おらが夏の甲子園」(2005年)
「観たぞ、トリノオリンピック」(2006年)と
いわゆる「観たぞ」シリーズが続き、
いまや、スポーツのイベントがあるごとに、
「やい永田、あれはやらないのか!」
というリクエストが届くようになったのです。

というわけで、つぎの獲物は「大阪世界陸上」です!
棒高跳び? ハンマー投げ? リレー?
ああ、なんて、にわかファンにうってつけのイベント!
しかも、世界を代表するアスリートが
日本の大阪にやってくるんですよ?
どないやねん。なにがやねん。そらあかんわ。
あかんことあらへんわい。なにがいな。

まだ「観たぞ!」を知らない方にお伝えします。
ルールはいたってシンプルです!
あほかっちゅーほどカンタンです!

テレビで「大阪世界陸上」を観ながら、
自分なりにひっかかったところを
じゃんじゃんじゃんじゃん送ってください。
「感動したぞ!」というまっとうなものから、
「客席におかしなやつがいる!」という細かい指摘、
はては「室伏選手は親指に似ています」というものから
「池田選手、結婚してください!」というものまで。
どのようなものでも幅広く受け入れます。

そして! なんとそれを翌日更新!
今回は日本開催ということで時差もありませんから、
夜11時に終わった競技のメールを
なんと翌朝11時に無理矢理更新!
これの闇雲なシステムこそが、
「『観たぞ!』は1年に1回しかできません」
とぼくが宣言する理由なのです。
へたれですいません。へたれちゃうっちゅうねん。

ともあれ、これから9日間、
例によってボロぞうきんのようになって更新いたしますので
どうぞ、よろしくお願いいたします!

で、冒頭に戻りますけど、
なんと競技ははじまってるんですよ!
「大阪世界陸上」、開会式は夜ですが、
競技開始はなんと朝の6時!
この記事が更新されるころ、
男子マラソンの結果はすでに出ているのです!
さあ、あわてて! テレビつけて! TBS!

というか、この記事を書いている金曜日、
すでにメールが届いているんです。
もう、いきなり、紹介しちゃいましょうかね。
「観たぞ、大阪世界陸上!」は、
このようなコンテンツなのです。



開催直前!
もうメールが届いてます!

おかえりなさい。
思わずニヤリ。
(Y)
こんなメールが
告知直後に届いた第1号でした。
はい、ただいま。

既にテレビでの宣伝は開始されておます。
私がちちらっと見たところによると、
あのハンマー運搬車!
グレードアップしているようです。
デザイン凝ってます。
そしてそのお値段300万円だそうです。注目です。
(オグ)
いきなりこんな細かいチェックが!
この人が何を言っているかというと、
ハンマー投げの競技には、
投げられたハンマーを投擲位置に戻す
小さな「ハンマー運搬車」があるのです。
それがアテネのときに一度話題になったのですね。

仕事場近くの靭公園(大阪市西区)で
走っている人を見掛けました。
速っ! 速過ぎる!
ジョギングの走りじゃないです!
あれで42.195走るのって‥‥。
TVの画面とは違うリアルの驚きがありました。
(こした)
うわ、現地っぽいレポートが!
マラソンに出場する選手、走ってましたか。
ちなみにぼくは、何度か書きましたけれども
高校時代に広島で学校帰りに
練習するイカンガーを見たことがあります。

明日の午前7時から男子マラソンが始まりますが、
それより30分早い6時半から、
競技場がある長居公園向かいの長居小学校正門前で、
住吉区のマスコットの
「すみちゃん」バッジがもらえます。
住吉区とは大阪市住吉区です。
先着1000名様とのことなんでお急ぎ下さい。
ちなみにこの時間、私は寝てるでしょう。たぶん。
それでは失礼します。
長居陸上競技場へは
JR阪和線の長居よりも鶴が丘が近いです。
(詩)
かようにこのコーナーでは
細かい情報が行き来します。
ある意味、ここでしか読めない情報が満載です。
どうぞ、お楽しみに!

一年に一度しか会わないような
高校時代からの友達から電話がありました。
聞けば「最近暇だから飲みに行こう」とのこと。
彼が誘ってくるなんて珍しい、
と思いつつ、もちろん返事はOK。
いつにする? と聞くと
「土曜の夜あたりどう?」。
土曜? 土曜の夜? 土曜の夜に食事?
「土曜はダメ。絶対ダメ」と僕。
「なんか用事あるの?」と彼。
「そう、用事あるの!」と僕。
だって、土曜の夜は100と400障害、
ハンマーの予選があるんだもの。
結局、食事は世界陸上の期間が終わってからになりました。
(セット)
うんうん、それがいい、それがいい。
ぼくの場合は、平素の業務ですら、
世界陸上後に押しやっています。

録画スケジュールをたてるために、
世陸公式ホームページに日程を調べにいったのですが、
「あと何日」っていうカウントダウンがすごいんです。
なんと「千分の一」表示で。さすがですね。
(けろとん)
このように、テレビ以外からの
細かい情報もお待ちしております。

ありがとうございます!!!
今回の世界陸上、本当に関心が低く、
チケットが全く売れないというのは本当です。
関係者の周囲の者として、
ほぼ日でこんなふうに
コンテンツをしていただけたら
かなり関心はあがると思います。
本当に、ありがとうございます!
わたしはもちろん、リアルタイムでテレビ観戦いたし、
こちらのコンテンツも楽しみにしております!
(s)
こちらこそ、
ご期待いただきありがとうございます!
「観たぞ!」シリーズは、
例によってどこからもなんのオファーもなく、
自主的に開催させていただいております。
TBSさんに念のためご報告したところ、
オフィシャルガイドブックを2冊いただきました。

実は全然興味のなかった世界陸上なんですが、
ほぼ日で「観たぞ!」をやることと、
マラソンのコースが
うちの職場のすぐ近くを通るということ、
そういえば体育の授業でハードルをやっていて、
体育の先生にそれとなく
陸上部に誘われたことあったなーということ、
この3つで俄然盛り上がってきました。
でも事前情報を仕入れたりはしないのです。
だってそれがにわかファンですもの。
さあ、今年も燃えるぜ、にわかファン!!
(大阪在住のぽんぽん)
「事前情報を仕入れないぞ!」
とまで宣言する、にわかファン。
いや、そこまで
にわかファンに徹しなくても‥‥。

今回は会場が自転車で20分という超近場なので、
ぜひ参加&報告なぞできたらば、と思ってます。
あ、今回も刈屋級名解説が出る事を期待!
アナウンサーの方々、楽しみにしてますぜ!
(実家は金沢)
そうそう、名実況や名解説も、
このコンテンツでのチェックポイントですね。
NHKの刈屋富士雄アナウンサーには、
コンテンツの盛り上がりが乗じて
後日、インタビューまでしてしまいました。
まだお読みでない方は、ぜひこちらからどうぞ。

「観たぞ!」シリーズ、楽しみにしてました!
私が始めて「観たぞ!」に出会ったのは
トリノオリンピックの直後‥‥。
2年たたなきゃ参加できない〜と思って
ガッカリしてたのですが、思いがけず
「観たぞ!」が始まってすごくうれしいです。
がんばって観て、メール送ります!
(アッガイLOVE)
ハンドルネームから察するに、
昨日までやっていた「野球とガンダム」も
お読みいただいたようですね。
どうもありがとうございます。
がんばりましょう!

きたきたきたー!
いよいよ始まりますね、
「観たぞ、織田裕二!」
もう目が離せない。
(風のようにタクミ)
タイトルがまちがってますが、
きっと織田兄貴へのメールも
たくさん届くことでしょう。
それはともかく、
そのハンドルネームはどうかと思いますね。

世界水泳とまつがえて
「ペットボトルをおでこに乗せても
 フォームが崩れない入江選手」
など、ネタ収集に励んでいました。
世界陸上だったんですね。
(shu)
おっちょこちょいな人もいるようです。
世界水泳も見どころいっぱいですが、
今回はひとつ、世界陸上で!

長居陸上競技場から
徒歩5分のところに住んでる女子です。
ご近所で世界的なヤツがあるぞーということで、
行っとくべきかなぁ〜と悩んでました。
(あまり陸上競技に興味なかったんで‥‥)
でもほぼ日で「観たぞ!」をやるなんて聞いたら
行っとくべきでしょう、ここは。
てなわけで、またレポートします!
会社終わってから観にいける時間にやってるって、
なんて素敵なんでしょう!
(長居のOL)
いいなぁ〜、いいなぁ〜。
でもね、じつはね、ぼくもね、
一日だけ、現地に乗り込もうと思っています。

永田さん! 大変です。
いわゆる
「ピーター・ファン・デン・ホーヘンバント問題」ですが、
知らない間に名前が長くなってます!!
Pieter Cornelis Martijn van den Hoogenband
ピーター・コルネリス・マルティーン・
ファン・デン・ホーヘンバンド。
「コルネリス・マルティーン」って一体‥‥。
(吉)
ひーーー、まだ続いてるのか、
「ピーターファンデンホーヘンバント問題」!
なんのことやらわからんわい、という方は、
ぜひ、このあたりをご覧ください。

あの、ここに送るのは
まつがっているとわかっているのですが‥‥。
想像してください。
広陵のピッチャー野村くん。
リズムある投球、すばらしかったですね。
腰くらいまでのロングヘアーにしてみてください。
吹石一恵になりましたか?
(m)
なりました。
なりましたけれども、コーナー違いです。
というわけで、「似てる」シリーズも
きっとたくさん集まることでしょう。

永田さん、世界陸上、やるんですね?
陸上オタクとしては嬉しい反面
「ちゃんと盛り上がってくれるかな?」
と不安半分、でもあります。
陸上オタクとして一番、
言っておきたい事としてはこれしかないでしょう。
「現役選手たちの今回の世界陸上に向ける強い想い」
ま、そりゃ当然だと思うかもしれません。
地元での世界大会ですから。
でも、それだけじゃなく、もっと大きな思いを
特にメダル候補と言われている
一流選手たちは抱いています。
それは「マイナーな陸上競技をメジャーにしたい」
その為の絶好の機会として
今回の世界陸上を捉えているんです。
欧米と比べると、
日本での陸上競技の扱いはもの凄く小さいです。
日本一の大会である日本選手権も会場はガラガラですし。
この事に、為末ら一流選手たちは危機感を持っていて
陸上競技の魅力を世の中に伝えるための
試みを色々とやっているんです。
代表例が、東京ストリート陸上。
他にも小学校に行って陸上競技の指導をするイベントなど
色々とやっているんです。
現役選手が自ら、色々な試みをやっている。
本当なら現役選手は競技だけに集中したいでしょうに。
そして、選手達は今回の世界陸上を
相当な覚悟と想いで迎えようとしています。
自分たちの活躍が、
日本での陸上競技の未来を決めるくらいの覚悟で。
実際に、末続慎吾などは100mの出場を見送り
メダルの可能性の高い200mに絞って必勝を期しています。
為末も、そういう事を公言して
自分を追い込んで大会を迎えています。
陸上ファンとしては、
選手たちのそういう想いを知っているので
これは応援しないとイケナイ、と思っています。
(めたか)
このコンテンツは、
ハンマー運搬車や選手の名前の長さなどを
ネタにするばかりではありません。
真面目なことも、たまにはお伝えします。
にわかファンばかりでなく
このようなしっかりとしたファンの方からの
メールもお待ちしております!
それでは、また明日!