HOBONIKKANITOISHINBUN

  • さかのぼること2か月ほど前、
    ほぼ日編集部の一員である
    読みものコンテンツの企画会議で
    「相談があるんですが」と
    みんなの前で切り出しました。

    おっくんは、ものごとを
    重要順ではなく、時制で話すタイプです。
    ですので、話は
    「担当をしている
     レ・ロマネスクさんのことなんですが」
    という前置きではじまりました。

    「新曲を出されまして、
     それはギターが前面に出た
     かっこいい曲なんです」

    (みんな)はい、はい。

    「で、レ・ロマネスクさんで、
     今回、ギターを
     弾く人をさがされたそうなのですが」

    (みんな)はい、はい。
    ギタリストを追った話がまた
    「ひどい目」のコンテンツになるのかな?

    「ええ、ライブもあるそうなんです。
     そこで、自分が」

    はい、はい、中継するの?

    「いえ‥‥」

    ???

    「ギターを、弾くんです」

    !!!!!

    会議に出席していたメンバーは
    驚愕し、混乱と爆笑の渦になりました。
    その騒然とした数分間、当人おっくんは、
    ずべてを無言の「ニヤニヤ顔」で
    ごまかしていました。

    それ以降、2か月間、
    おっくんはほんとうにひどい状態でした。

    10年ほどつきあいのある私の顔を見て
    「えーと、名前‥‥誰だっけ?」
    と突然言ったり、
    所在なげに歩きまわったりしていました。

    すばらしい連載もいくつかやりましたが、
    この2か月、おっくんの表情は
    終始「ニヤニヤ」しているだけでした。
    机の上もグチャグチャでした
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懲りずに‥‥東京公演もございます。

ポスター

ちょっと前から、今回のライブのことを思うと
心臓バクバクを通り越し、
心が「能面」のようになります。
なにか、自動でシャッターが下りるのです。
ある種の防衛機制でしょうか?
少しくらい緊張感を持って臨んだほうが
いいような気もしますが、どうにもなりません。
当日は一転ガチガチに緊張する気もしますが。
ともあれ、上でお伝えしております大阪公演が
うまくいくかもわからないのに、
東京公演にも、参加することになっております。
日程は、5月21日(土)。
場所は、鶯谷の東京キネマ倶楽部です。
私のことはともかく、
レ・ロマネスクのライブは本当に楽しいので、
よければぜひ、遊びに来てください。
チケットは以下のサイトでお求めいただけます。