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勉強サイド

勉強の夏、ゲームの夏。2017

okuno

出会ったときの印象。

2017/08/25 16:05
21世紀の「仕事!」論。靴磨き職人 篇
の取材のときに、ぼくらは、
「なんて、大人っぽい少年なんだ‥‥」
と感じました。

早熟というか、老成しているというか。

決してラクな仕事ではない
靴磨き職人として、
大人に混じってはたらいているからか、
お金を稼ぐということの大変さを
身をもって話してくれたし、
地元の歴史や人間関係にも詳しく、
「立て板に水」のような話しぶりでした。

それが、あまりに「立て板に水」なので、
目の前の少年が
「歳‥‥サバ読んでるんじゃないか!?」
と、しばらく怪しんだほどです(笑)。

なにしろ、インタビューの前に、
お昼ごはんを食べましょうってことで、
地元のお店に連れてってくれて、
おいしいフライ定食(だったかな?)を
おいしくいただいて、
さあ、お代を払おうと思ったら、
トイレに立った帰り道に
山邊くんが、既に払ってくれてたんです。

当然そんなつもりはなかったんで、
「いやいやいやいや、
ここは、ぼくらで払いますから!」
とレジ前のサラリーマン的なやり取りを
するまでもなく
当時18歳の山邊くんは
「いえ、遠くから来ていただいてるので
これくらいはさせてください」
と、キッパリと、静かに、ゆずりません。

取材に同行したも、
「娘より年下の人に
昼メシおごってもらうとは、なあ‥‥」
と。

ご厚意は、ありがたく、頂戴しました。
(お返しに後日東京でおごりました)

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