ある日、あるミーティング中の雑談で、
とつぜん糸井重里は言いました。


 

いま、ふと思ったんだけど、
「ほぼ日」の社員全員が
ターンができるようになる、
って、どう思う?

みんなの日常の中に、
ダンスを取り入れるんだよ。
1回まわれるだけで、
きっとすてきだよ。

まず、エレベーターを待ってるあいだの
あの手持ち無沙汰な時間に、
ひとまわりできる。

そして、
1回まわれるようになったら、
3回まわる人を
尊敬できるようになる。

つまり、世界がたのしくなるじゃない?

むずかしいダンスが
完璧にできなくたっていい、
ひとまわりができりゃいいんだ。

これから、うちの会社はみんな
まわります!
って、言ってみたいでしょ。

たのしそう?
じゃ、うん、やろう。

先生は、ぜひ
パパイヤ鈴木さん
お願いしたいです。


‥‥というわけで、
パパイヤ鈴木さんに
先生をお願いすることにしました。

パパイヤさんは
(わけがわからないまま)
こころよく「ターンの先生」を
引き受けてくださいました。


ターンができるようになると
どんなことが起こるのだろう?


体を動かすのは
久しぶりだし、不安。


ダンスなんて
やったことないし、
我々の思っているターンって、
こんなもの‥‥。






「ほぼ日」乗組員の年齢層は
アルバイトの21歳から64歳まで。
それぞれの人たちが思い描いていたターンは、
案の定、でたらめです。
そのうえ勝手に
「自分、イケてるんじゃないか」
とも思ってます。

今回、パパイヤさんが教えてくれたのは、
基本的なターンの方法です。
ある型のターンを分解して
ターンの正体をあばくように教えてくれた、
「ウラワザ」的なポイントも入っています。



パパイヤさんはこう言います。
「やってみると、
 ああそうか、それならできる、と
 みなさん思うんじゃないでしょうか。
 ただし、ターンは1回だけですよ」

糸井重里は言いました。
「1回で、充分です!」
「しかし、全人類、全ターン
 いわば、目標です」

きれいなターンを1回、
キメたいですね!

コンテンツをごらんのみなさんも
いっしょにターンができるように、
連載をすすめていきたいと思います。
これからしばらくのあいだ、
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、我らが「ほぼ日」乗組員、
パパイヤ先生の指導を受ける日を
さまざまな心境で迎えておりました。
わくわくして待っていた者、
不安を隠しきれない者。







動画カメラで、練習前の各人の
「自分の思う、自己流ターン」を撮影しましたので
ひとまとめにしてごらんください。
これが「ビフォー・パパイヤ」のわたしたちです。


明日からパパイヤさんの
ターンの伝授、はじまります。



(次回へターン! つづきます)


 
2011-02-16-WED

 
 

 












 



面影ラッキーホールは、1994年、
ACKY と Sinner-Yang を中心に結成。
1996年、1st アルバム「メロ」発表。
インディーズとしては異例のヒットをする。
1997年、三池崇史監督映画「ブルース・ハープ」出演。
劇中で「必ず同じところで」を演奏。
1998年、メジャー・デビュー・アルバム「代理母」発売。
1999年、アルバム「音楽ぎらい」発表。
(今回ダンスのBGMとして使わせていただいた
「給料日さん」はこのアルバムに収録されています)
2008年、アルバム「Whydunit?」発売。
最新マキシシングルはテレビ東京系アニメ
「夏のあらし!」の主題歌
「あたしだけにかけて」
オフィシャルサイトはこちらです。