ほぼ日ニュース

岡本太郎さんの作品「太陽の鐘」が前橋に設置されます。

こんにちは。
ほぼ日・ゆーないとです。
東京はこの1週間ほど、桜が満開で超見頃でございます。
さて突然ですが、
明日3月31日、糸井重里の故郷・前橋に
おじゃまします!

糸井はここ数年ですが、同じく前橋出身である
株式会社ジンズの代表取締役社長・田中仁さんに誘われ、
地元である群馬県前橋市の地方創生活動の
応援を行っています。
その活動の一環で、
前橋市内に
新しいモニュメントが設置されることになったのです。

1966年。岡本太郎さんが作った「太陽の鐘」。
ちょうど「太陽の塔」とほぼ同じ時期に
作られた大きな大きな鐘。
以前は静岡にあるレジャー施設に設置されていたのですが、
その施設が閉園後、日本通運の倉庫に長い間、
眠っていたもの。
その存在を、岡本太郎記念館館長・平野暁臣さんから
聞いていた糸井が、思いたったのが、
「前橋市に設置できないか」ということでした。

少しずつ話しが進み、前橋市に寄贈されることが決まり、
今回のプロジェクトの中心である
「前橋市を元気にしたい!」という思いで作られた
「前橋まちなかエージェンシー」のみなさんと、
市内のどこに設置するのがいいか、
下見に、数回足を運びました。

2016年10月。
秋のお祭りが行われている中、市街の偵察。

こ、この信号、めずらしくないですか!?

市街の地図を見ながら、設置場所の検討。
「糸井×群馬=埋蔵金」の
イメージを持っている方にとっては、
ちょっとそういう感じに見えませんか?
わたしはちょっとワクワクしてしまいました。

11月。

今度は、岡本太郎記念館の
平野館長にも合流していただきました。

そして、検討に検討を重ね、
鐘の設置場所が決まったのです。
街の中に流れる、広瀬川という河川敷。
利根川につながっている小さい川で、
小さいながら、だくだくとしぶきをあげながら流れる姿が
勇ましくてかっこいい川なのです。

糸井も、改めてこの川を見て、
「いい川だなぁ」と言っていました。
ツイッターにも動画をアップしていたので、
よろしければ動く広瀬川をご覧ください。コチラです。


▲けっこう激しい。

この鐘(実物大!)です。


▲2017年の記者発表のとき。
左から岡本太郎記念館・平野暁臣さん、山本龍前橋市長、
株式会社ジンズ・田中仁さん、糸井、
建築家・藤本壮介さん。

そのお披露目式に、おじゃまします!
当日は、飲食ブースがあったり、
地元アーティストによるパフォーマンスや、
実際に「太陽の鐘」をつくこともできるそうです。
場所などの詳細はコチラにありますので、
お近くの方、よろしければ
遊びにいらしてください。
公開されたら、みなさんぜひ現地に
遊びに行って鐘を体験してくださいねー。

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