信じがたいようなことが起きて、それが事実なのだと知ってから、ぼくらは、なにをどうすればいいのか、すっかりわからなくなっていました。 わかること、たしかなことを、ひとつずつ数えて、なにができるのか、どうしたらいいのか、それについて考えました。 |
ぼくらは「たいしたことないもの」です。 | |
まず、前提として、ぼくらは「たいしたことないもの」だということです。じぶんたちの力を過信して、あれもできるこれもしたいと言うことはしません。「ほぼ日」ならやってくれそうだ、と期待されていることは、ありがたいのですが、ぼくらは「たいしたことないもの」です。その「たいしたことないもの」でもできることを、考えるべきだと思いました。 |
こころのことは、別にしました。 | |
愛であるとか、尊いお気持ちであるとか、それはそれは大切なものだと思います。でもいまは、見えるもの、食えるもの、あたたかいもの、いのちの助けになるもの‥‥とても具体的なものが、必要な時期だと考えました。愛ややさしさは、そのままご自分の胸のなかに、大事に保管しておいてください。大きく育てておいて、いずれ使ってください。いま、ぼくらは具体的な力を集めます。 |
かっこいいアイディアは、ありません。 | |
奇手奇策、胸の空くようなアイディア、みごとな表現、さすがと言われるような方法。そういうものは、ないです。「実効」のあることを、とだけ考えました。 「たいしたことないもの」たちですが、確実にできることがあったら、この臨時ページも、少しずつ広がっていくかもしれません。いまは、以下のような内容だけお届けしています。読んでいただけて、被災された方々の少しでもお役に立てたら幸いです。 2011年3月14日 糸井重里 |
糸井重里が、震災について書いたこと。
糸井重里が書いた、震災、東北、復興についてのことなどをアーカイブしました。 |
糸井重里がそのころ書いたもの 東日本大震災からしばらくのあいだ、糸井重里が書いた当時の原稿をまとめました。 |
寄付について 「ほぼ日」で直接寄付金を集めることはしませんが、寄付の窓口の紹介や、寄付についての指針などを掲載しています。 |
震災についてのリンク集 読んでおいたほうがいいと思うページをまとめました。随時、アップデートします。 |
ほぼ日の健康手帳 医師の本田美和子先生とつくった「ほぼ日の健康手帳」の簡易版です。ダウンロードして役立ててください。 |
「ほぼ日手帳 2011」を破損、紛失された方へ 東日本大震災で「ほぼ日手帳」を破損、紛失されたお客様を対象に、手帳本体、カバーの無償提供を実施することになりました。 ※無償提供は終了いたしました。 |
「ほぼ日ストア」からのお知らせ 発送や発売に関して、「ほぼ日ストア」からのお知らせを随時、アップしていきます。 |
「ほぼ日」から、その他のお知らせ 緊急ではないけど、お知らせしたいことなど。その都度、お知らせします。 |
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