きょうの対談は、
みなさんがふだんされている話の、
反対のことを話す場になる気がします”

広告・マーケティングの未来を語り合う
国際会議「アドテック東京 2017」での、
JR九州の唐池恒二会長と糸井重里の対談は、
このような言葉からはじまりました。

唐池さんといえば、
豪華寝台列車「ななつ星」の生みの親。

ご自身の経験をもとに、
人を感動させる秘訣のようなものを、
糸井とたくさん語ってくださいました。

さまざまなヒントに満ちた、全4回です。

もくじ

唐池恒二 プロフィール

唐池恒二(からいけ・こうじ)

九州旅客鉄道株式会社 代表取締役会長

1953年4月2日大阪府生まれ。1977年京都大学法学部を卒業後、日本国有鉄道に入社。1987年国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)に入社。「ゆふいんの森」や「あそBOY」等のD&S(デザイン&ストーリー)列車の運行をはじめ、博多~韓国・釜山間の高速船「ビートル」の就航に尽力。その後、子会社化した「JR九州フードサービス」の社長を経て、2009年6月JR九州の社長に就任。2013年10月から運行を開始したクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」では、その企画から運行まで自ら陣頭指揮を執った。2014年6月、JR九州会長に就任。現在に至る。