感激団による『屋根裏のポムネンカ』あらすじ。
シェフ
これは、人形劇です!
山下
われわれの世代で人形劇といえば‥‥
シェフ
ひょっこりひょうたん島!
やえ
なつかしー!
shino
サンデー先生!
楠トシエ!
シェフ
ドン・ガバチョはバンサなんだよ。
山下
藤村有弘さんですね。
博士は中山千夏。
熊倉一雄も声を演ってましたね。
よしくみ
オリジナル版は
若い人は知りませんよ〜。
ゆーないと
でもリメイク版は知ってますよー。
「な〜みをちゃぷちゃぷ♪」
ぐっさん
「ちゃぷちゃぷのりこえてー♪」
『おもひでぽろぽろ』にも出てきたしね。
山下
‥‥という話じゃなくて。
シェフ
なくて。
shino
『屋根裏のポムネンカ』ですよ。
その人形劇じゃないです。
人形を使った動画ですけど、
ストップモーション・アニメーションといって
ひとコマずつ、写真を撮るように撮影して、
それをつなげて映すと動いて見える。
そういう手法です。
ぐっさん
さらに、2Dの線画の
アニメーションも組み合わさってましたね。
それから実写も入ってた。
シェフ
ふくざつな手法です。
舞台は、屋根裏。

やえ
古道具にまじって
おもちゃたちが暮らしているんですよねー。
人がいないときだけ、動くの。
山下
「ポムネンカ」は主人公の女の子。
青い目をしたお人形。


ゆーないと
半目の。
ぐっさん
半目だった。
shino
あの美女じゃない加減が
チェコっぽいかもしれないですね。
山下
で、仲間といっしょに暮らしてる。
靴の中で寝てる、おしゃれなクマのムハ。


ぐっさん
あやつり人形の騎士の、クラソン。

ゆーないと
なんだかわからない、
粘土とがらくたでできた、
じゃがいもみたいなシュブルト。

やえ
発明家っぽい、ねずみのおばさんの
キュリー。

山下
で、そこに悪人のフラヴァが登場するんです。
あれは、なに? 銅像?
よしくみ
銅像ですね。
コメディアンが演じてる銅像。

シェフ
まさしく「新春かくし芸大会」の
ドラマに出てくるハナ肇ですね。
ゆーないと
あと、猫だとか、
その他おおぜいの、がらくた人形たちも
いっぱい出てきましたね。
悪人側にもいっぱいいたし。
山下
きもちわるーい手下どもとか、
なかなか、奇妙でしたよね。
シェフ
で、フラヴァは、ポムネンカが好きで、
その手下どもを使って、さらっちゃうんです。
山下
それを知った仲間たちが協力して
ポムネンカを助けに向かう!
やえ
というお話ですね。
とってもシンプルで、わかりやすい。
シェフ
チェコ語で観ても、わかっちゃうくらい、
わかりやすいですよー。
なので、ストーリーを追うのに必死にならずに
人形の動きのおもしろさだとか
美術のすごさなんかを観てる余裕もあるね。

(c)BIO ILLUSION s.r.o.
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今回の感激団メンバー
シェフ 山下 やえ
ぐっさん ゆーないと shino
よしくみ やまもと  

『屋根裏のポムネンカ』
日本版公式サイト
8月1日よりユーロスペース、
シネマート心斎橋にてロードショー、
ほか全国順次公開

チェコ版公式サイト