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どこか出かけるときに、その人を、
そのバスに乗せるかどうかというのが
一番大事だねっていう話ですね。 |
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バスに乗せる人を決めてから、
どこに行くか決めればいいじゃないか、
という考え方ですよね。
そのときに、乗せるかどうかが大事であって、
乗る人たちの実力って、
‥‥才能もいろいろあるでしょうから、
何が実力かわからないですけど、
それは、その人の得意技もあれば、
得意じゃないのもあって、補完しあってる。
ぼくが英語できないって話あったでしょ。
そういう意味では、
外資の責任者としては欠陥があるわけだけども、
でも、それを補ってもらってるわけですよ。
そういうメンバーが同じバスに乗っているわけです。 |
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それはその組織がゆるいということじゃなくて、
もっとちがうところが見たい、ということですね。
これから、あなたと、やっていけるかどうか、
ということですよね。 |
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さっきの実行話に戻ると、
実行するためには、いろんな人が必要なんですよ。
いろんな得意技の人たちが。 |
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だんだんと、日本の会社全体が
グローバリズムといいますか、
アメリカ型になりつつありますよね。
「あなたの能力はなぁに」とか。 |
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その能力を会社が買うという発想ですよね。
社員を育てるとか、
能力を買うとかは、
会社を選ぶにあたっての、
ひとつのバロメーターになると思うんですよね。 |
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アメリカ企業はふつうないです。
外資ってそういうことが多かったりするんですよ。
ウチは新卒の社員って採らないんですよ。
中途採用だけなんですよ。
今までその人が、何をしてたか、
その人のノウハウをいただきますという発想ですから。
そこは、はっきりしてるんですよ。
とはいえ、入ってからいろいろな
教育プログラムはありますけど、
でも、極端な言い方をすれば、
今のあなたの才能を買わせていただきます、なんです。 |
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わかりません。
ただ、今の傾向を見ていると
行き着くところまでいってるから、
反動もあるんですよ。
例えば、ドラッカーを信仰してる
アメリカの経営者もいるわけですし、
だからアメリカをひと括りにしちゃ
いけないかもしれないけど、
バロメーターとしては、
人を育てようとしているか。
または、能力を買わせていただきますと
思ってるかによって
その会社のカラーっていうのかな、
はっきりしてると思うんですよ。
今あなたの力だけ欲しい、
その代わりその分の払いをしますよ、
入るほうも、いいんです、それで、と。
自分はそこで、やることだけやって、
ミッションを達成したら次に行きますから、と。
そういうやり方で、自分を高めていく方法は
あります。
一方で、次のステップは
こういうことをやってもらおう、
っていう、人を育てるやり方の
会社もあります。
これは会社の企業文化の話ですよね。
そういう意味じゃ、
今後は2つに分かれるかもしれないですね。 |
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能力を売ったり買ったりする形だと、
ある程度実績を上げたり、見切ったりして
会社辞めちゃったりしますよね。
結構ぼくらでも、例えばディズニーと付き合ってても、
前にいた人がいなくなってたりって、
いくらでもありますよね。 |
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全然ちがう会社で「こんにちは」みたいな。
当たり前といえば、当たり前なんでしょうけど、
不思議な感じですよね。 |
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能力主義っていうんでしょうかね。
能力を計るのなんて難しいんですよ。
だから、この人は何を達成したかと言ったときに、
それを文章とかで書かれても、
ほんまかいなというのと、
それがどのくらい意味があるのかというのは、
わかりづらいんですよ。
能力主義で人の価値を測るというのは、
とても難しいことだと思います。 |
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それは何なんでしょうね。
プロのスポーツ選手みたいに、
プロのビジネスマンというジャンルがあって、
そこでやりたい人が、
「ぼくの打率が下がったら、クビにしてくれ」
って言って野球してるようなことなんでしょうね。 |
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やっぱり数字なんでしょうね。
数字で管理するとなると、そうなると思います。 |
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アメリカ的な能力主義の真逆が
アジア的な農業のスタイルですよね。
隣の田んぼの人も、こっち側を一緒に植えてくれて、
次の日はこっち植えてみたいなことで、
誰が一番植えたっけ、
みたいなことは関係ないんですよね。 |
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きっとそれはそれで、
いいところと悪いところがあるんでしょうね。 |
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あるんでしょうね。
会社というものは、成長をしないといけない、
というけど、それって、ヤダって言っても、
そういう仕組みになってるわけです。
そのルールに則った仕事の仕方とか、
ものの考え方をしなきゃいけないとなると、
能力主義が出てくるのは、必然なんでしょうね。 |
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| (来週月曜日に、つづきます) |
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真面目な話、ぼくもそれはものすごく思うよ。
たのしくてしょうがないのに、
たのしければたのしいほど、
お金くれるわけだもの。
これはね、ずっと謎だと思ったまま
抱えて仕事をしていてください。
ぜひ、その心は一生持っててください。 |
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逆に言えば、イヤなことをしないと
お金はもらえないと思うの? |
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質問者6
「今までアルバイトとかしてると、
自分の時間を売ってるような気がしていて。
でも、本格的に就職活動して、
いざ働くってなったときに
自分の時間を売るのとは
ちがうなという気がしたんです。」 |
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別に、苦しいとか関係なくて、
お金がもらえるんでしょうね。
人が生み出す付加価値に対する対価だから、
そこで悩まなくても、
あなたは好きなことやろうと思ってるんだったら、
そこは大事なことだから、悩んでないで。 |
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彼は、悩んではいないと思うんですよ。
何でだろうと思ってるんでしょうね。
それは思ってたほうがおもしろいよ。
だってうれしいじゃん。全部ボーナスだもん。
すごい歌のうまい人が歌うたってたら、
バンバンお金もらえるようなもんだから、
すごい気持ちいいじゃない。
自分が気分よく、何でだろうと思うような仕事ほど
うまくいってますからね。それは最高ですよ。
当たり前だってなっちゃうと、たとえば歌手が
「ぼくって、1曲100万円の価値があるんだよ」
ってなっちゃうと、感じ悪いでしょう。
ほんと、聴いてくれてありがとう、
また歌うよって言ったら、
またわーって言ってもらえる。
それが最高の循環ですよ。
やっぱりどこかでつまんなくなるのは、
ぼくの歌には、いくらの価値があると思うことです。
それをキープするために変なことになっちゃう。
だから、「なんでだろう」ということを、
ずっと思っているのが最高ですよ。
イヤなことは、儲からない。うまくいかないから。 |
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でもたのしいことっていうのに、
イヤなことも含まれてると思いますよ。 |
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うん、そうなんですよねー。
「はぁ‥‥(ため息)」、
っていうたのしいこともあるからね。 |
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