2007年、『ブタフィーヌさん』単行本３巻刊行にあわせて、
ブタフィーヌさんの顔が入った「組み飴」をつくりました。
切っても切ってもおんなじ顔、という、
たいへん技術の必要な飴づくりを引き受けてくださったのが、
名古屋「浅野製菓」の浅野さん。
できあがった飴はほんとうにかわいくて、
たくさんのかたによろこんでいただくことができました。

コンテンツの終了後、うれしいことがありました。
組み飴の製作工程をレポートしたコンテンツを読んだある青年が、
この業界に後継者がすくないことを知り、
「弟子入り」を志願したというのです。
その後彼を含む数人の若手が「浅野製菓」に入社し、
いっしょけんめい、技術をまなんでいます、と、
浅野さんたちは、うれしそうに教えてくださったものでした。

あれから３年。浅野製菓さんはまた、
あたらしい変化の時期に来ているようです。
初夏のある日、たかしまてつをさんといっしょに訪れた
レポート、どうぞ、ごらんください。