ジャケット買いがあるように、
本やCDのタイトルにひかれて
手にとってしまうものは数知れず。
作品の中身が凝縮されているとも言えるタイトルは
なぜこの言葉になったんだろう‥‥
って背景を考えるおもしろさもありますね。
矢沢永吉さんの
最新アルバムにつけられたタイトルを見て
糸井重里はどう感じたかというと‥‥
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YOUR SONGS1
| アーティスト |
: |
矢沢永吉 |
| 定価 |
: |
2,500円(税込) |
| 発売元 |
: |
東芝EMI |
| ASIN |
: |
B000EZ8C6U |
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あの矢沢永吉が、『YOUR SONGS』というタイトルの
三枚組のアルバムを出しました。
アルバムのタイトルというのは、
自分のこどもの名前なんかと同じように、
願いを込めたり、歩む道を示唆したり、
いろんな思いの結果が付けられるものです。
その結果が、あなたの歌(YOUR SONGS)になった
というのが、これまでのエーちゃんとはちがう思いを
感じさせてくれます。
あのエーちゃんが、「あなた」をタイトルに選ぶ。
それが、「優しい顔になった父親」みたいな
豊かな表情を生み出しているようです。
父が、「いっしょに楽しもうや」というような姿勢で、
大きくなった子どもたちに話しかけているような、ね。
しっかり走ってきた人たちは、
年の取り方も、しっかりしてるよなぁと思います。
経験が蓄積していって、疲れもでてきて、
鋭い角もとれて、しわも刻まれていく。
そういうことについて、怖がったり嫌がったりしてない。
なんか、曲のなかにその自信が入りこんでいるんですよね。
だてに30年以上もエーちゃんやってきてないよ、な。
たぶん、心臓のあたりには、
昔から変わらない猛々しいものが、残ってるんだよね。
(今日のダーリン) |
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『理解という名の愛がほしい』という
ドキッとするタイトルの次に
掲げられたのが
『17歳は2回くる』。
え? なに? いつ? どのように?
って?が浮かんできます。
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17歳は2回くる
ーおとなの小論文教室。
| 著者 |
: |
山田ズーニー |
| 定価 |
: |
1,365円(税込) |
| 出版社 |
: |
河出書房新社 |
| ISBN |
: |
4309017460 |
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●関連するほぼ日コンテンツ
【おとなの小論文教室。】
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「自分を表現する」をテーマにした第1巻、
「人とつながる力」をテーマにした第2巻につづき、
第3巻は、2度目の思春期がテーマになっています。
社会人の17歳を迎えるころ、
35歳とか、39歳とか、その前後、
おとなは悩みます。
それは社会に出てがんばってきてこその悩みです。
社会に出てがんばって、
自分の中に育ってきたものと、
いつのまにか社会的立場の中でカタチにはまり、
自分をしばっていくものとが、
せめぎあうからです。
これからもっともっと面白く、化けていくおとなほど、
せめぎあいは大きい。
自分が築いてきたものを
いったん壊して化けるからです。
だから、悩みは可能性です。
2度目の17歳に直面しても、
悩んでいい。
悩んで、迷って、あばれて、
「考える」ことで、「自分の潜在力を生かす」方向へ
未来への舵を取ってほしい。
そんな願いを込めて、
「自分はこれからが面白い」とおもっている
すべての人に、『17歳は2回くる』をおくります。
(「おとなの小論文教室。」より) |
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映画を観終わって、
あらためてタイトルのことを考えると
この言葉のすごさを感じないわけにいかないのが
『明日の記憶』。
映画館に足を運んで見終わった後に、
ぜひじっくりと思いをはせてください。
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明日の記憶
| エグゼクティブプロデューサー |
: |
渡辺謙 |
| 監督 |
: |
堤幸彦 |
| 出演 |
: |
渡辺謙、樋口可南子、坂口憲二、吹石一恵 他 |
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●関連するほぼ日のコンテンツ
【『明日の記憶』とつきあう】
●公式ホームページ
http://www.ashitanokioku.jp/ |
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『明日の記憶』という映画の、
なにかしたの手伝いをしたい、と、ぼくは言いました。
この奇跡のような映画の、仲間になって、
自分たちなりの汗をかきたいと思ったのです。
この映画の観客席に腰かけると、
自分が何を不安に思い、何をよろこびに思い、
何を価値として生きてきたのかが、鏡のように映し出されます。
困ったりもしますし、うれしかったりもします。
(糸井重里が『明日の記憶』とつきあうの中で)
この映画はいつもと関わり方が違いましたから、
撮影が終わってからも、
ラフ、ダビング、プロモーションなどで
100回近く、この映画で
佐伯(渡辺謙さんの役名)という人間を観ました。
毎回、毎回、なんだか受け止めちゃうんですよ。
佐伯雅行は、ぼくのアルバムのひとつになってる。
不思議な感覚です。
最初に原作と出会ったときは
「やりたいやりたいやりたい!!」
と思っていただけ。
言葉にならない泉みたいなものがあって、
その源泉が何なのか、
撮影していくうちにわかった気がしました。
なんだろうな、
「君のお母さん、この人です」
って、急に言われた、みたいな感じです。
(渡辺謙さんが「『明日の記憶』とつきあう」の中で)
この映画は、じつは自分にとっての
デビュー作なんじゃないかと思ってるんです。
やりたいというか、
この作品に関わりたいと思ったんです。
だから監督じゃなくてもいいや、くらいな。
ほんとにそういう作品でしたよね。
だから、監督を引き受けるにあたって、
「やるべきだと思うんで、やります」
っていうことを最初に言った。
で、そのあと、映画のホームページに掲載するから
メッセージをくださいって言われたときに
ぼくは「襟を正してやります」って言ったんですね。
襟を正してって、高校球児じゃないんだから、
なかなか恥ずかしいんですけど(笑)。
でも、ほんとにそう思ってたんです。
(堤幸彦さんが「『明日の記憶』とつきあう」の中で) |
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作品のタイトルの由来や背景を考えたり、
自分だったどんなタイトルを
つけてみるかなって考えてみたりすると
タイトルに込められているものの
大きさをあらためて感じます。
「ほぼ日」のコンテンツについているタイトルも
いろいろな思いがこもっているので
ぜひ気にかけてみてくださいね。 |