ほぼ日の塾から生まれたコンテンツ。このコンテンツは、「ほぼ日の塾 実践編」で塾生の方が課題としてつくったコンテンツをデザインし直したものです。「ほぼ日の塾 実践編」について、くわしくはこちらをご覧ください。
「ほぼ日の塾」の課題で、
漫画を描いてくださった方がいました。
テーマは「やさしく、つよく、おもしろく。」
糸井重里が掲げる「ほぼ日」の基本姿勢です。
いえ、そういう背景はともかく、
ひとつの短編として、お読みください。

ながしま

「ほぼ日の塾」80人クラス第一期生の
ながしま(あだ名はカントク)です。
ふだんはメーカーの販促部につとめています。
塾の最後の課題で、このまんがを描きました。

わたしにはこどもがいませんので、
描写は正確なものではないかもしれません。

自分の中にある「こども」と「大人」の部分、
「ほぼ日」と「家族」へのあこがれ、
いろんな気持ちが偶然重なって、
こういうものがたりを
描いてみたくなったんだと思います。
やさしく、つよく、おもしろく。
——順番もそれがいいなと思ったんですね。
「やさしく」を支えられる
「つよさ」がなければいけないし、
「おもしろく」がないと、
ふつうになっちゃうんで選ばれないんですよ。
そして、おおもとに「やさしく」がないと
じぶんを生かす意味もなくなるんです。
(引用:糸井重里 / おさるの年にゴリラの話を。

人としての姿勢や、
ものを作り発表するときの覚悟とか。
こどもの頃の話を笑いたいけど、
恥ずかしい時代は今でも続いていることとか。
「ほぼ日の塾」では、コンテンツの作り方というよりも、
そんなことをヒリヒリしながら学んだような気がします。

これからも人生の節目ふしめに、
背中を押してくれる大切な言葉を、
「ほぼ日」の中から
きっとたくさん見つけられると思います。

とてもとても楽しい時間でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(ながしま)

2016-09-10-SAT