ツレヅレハナコの薬味のためのレシピ。

薬味は、添え物じゃない、主役なんだ!
ツイッターやインスタグラムで
おいしいものにまつわるさまざまな情報を
つぎつぎに配信して、食いしん坊たちに
リスペクトされている編集者、
ツレヅレハナコさんの新しいレシピの連載です。
簡単で、おいしくて、新しくて、
あと、お酒がすすむ‥‥。
ああ、なんと実践的な連載でしょうか。

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小ねぎレシピ1

第6回

「小ねぎだけ肉団子」

材料(2人分)
合いびき肉 200g
小ねぎ 1束
塩 小さじ1/2
酒 大さじ1
片栗粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1
しょうゆ、練りがらし 各適量

  • 小ねぎは小口切りにする。

  • ボウルに合いびき肉、塩、酒、
    片栗粉を入れて練り混ぜてから、
    小ねぎを加えて全体をまとめるように混ぜる。

  • フライパンにサラダ油を熱し、
    ひと口大の小判型に丸めた肉団子を並べ入れる。
    ふたをして両面を焼く。
    しょうゆ、練りがらしをつけていただく。

ひき肉と小ねぎのみ!
もちっと肉肉しい
混ぜて焼くだけ肉団子

私が一番好きな薬味、
それは小ねぎなのかもしれません。
みょうがほどの個性もなく、
ミントやディルほどの華やかさもない。
でも子どものころからそばにいてくれて、
どんな料理にも自然と寄り添ってくれる懐の深さ‥‥。
大好きだー、小ねぎ!!!

そんなポエムを綴ってしまうほど、
小ねぎの出番が多い私の晩酌。
いわゆる「みそ汁に」「ひややっこに」的な
使い方はもちろん、
丸ごと一束を炒めものや
おひたしにしたりもしています。
著書内でもご紹介していますが、
意外といけるのでお試しを!)

「なかなか一束は使いきらないのよねー」
という方に、
ぜひオススメしたいのが今回の一品。
ほぼ「ひき肉」と「小ねぎ」だけでつくる肉団子!
「こんなに入れて大丈夫?」ってくらい
小ねぎを混ぜ込むのがポイントです。

大量の小ねぎを加えることで肉くささが消え、
玉ねぎやしょうが、にんにくなど他の香味野菜は不要。
片栗粉でつなげるので、パン粉や卵もいりません。
つるっともちっとした食感の、
肉肉しさを感じる仕上がりになります。

あつあつの焼き立てをからしじょうゆにつけて食べれば、
もう焼酎のお湯割りがとまらない‥‥!
冷めてもおいしいので多めにつくって、
お弁当(照り焼きも合う!)の
おかずにするのもオススメです。

2017-09-19-TUE

『ツレヅレハナコの
薬味づくしおつまみ帖』
(PHP研究所)

薬味をこよなく愛するツレヅレハナコさんが
薬味への(あとお酒への)情熱を
こってりと注ぎ込んだレシピ集です。