白いシャツをめぐる旅。2020 わたしのマスターピース。 白いシャツをめぐる旅。2020 わたしのマスターピース。
12 写メ2枚でメンズビジネスシャツをカスタムオーダー。Hi TAILOR
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「白いシャツをめぐる旅。」が始まったとき、
じつは、このコンテンツで、
メンズのビジネスシャツの世界をくわしく探りました。
「ほぼ日」の男子が連れ立って
伊勢丹新宿店メンズ館を訪れ、たっぷり研究をして
(そのようすは、こちらからどうぞ)、
それぞれ、満足のいくシャツを買いました。
当時(6年前です)、メンズシャツの流れは「フィット」。
体型がしゅっとしていようといまいと、
その人の身体に合う(=フィットする)シャツが
「かっこいい」とされていました。



メンズのビジネスシャツって、
イタリア的なもの、英国的なもの、アメリカ的なもの、
おおざっぱに言ってもそういう「流派」というか、
びみょうな違いがあるのですけれど、
ぼくらの出した結論は
「イタリアのシャツって、やっぱりいいね」
ということ。
それで、LUIGI BORRELLI(ルイジ・ボレッリ)という
ナポリの老舗カミチェリア(シャツ屋さん)の
白いシャツを取り扱うことにしたのでした。
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ところが! このところ何年も、
「白いシャツをめぐる旅。」では
メンズのビジネスシャツを扱っていません。
なぜならば‥‥あんまり、売れなかったからなんです。
どうしてかなあ、と考えてみると、まず高価だった。
同じ価格帯のレディスのシャツに比べて、
メンズのビジネスシャツって使う機会が限られます。
着替えように数枚なんて考えるともっと高くなっちゃう。
それに、ボレッリのような「フィット」なシャツは、
やっぱり試着をして、自分に合うようにお直しをしたい、
という人も多かったことでしょう。
いろいろ反省をしつつ、
メンズのビジネスシャツの扱いはそれきりに。
「白いシャツをめぐる旅。」のメンズシャツは
カジュアルの方向に舵を切ったのでした。



ところが。
ことし、このコンテンツの取材をすすめているとき、
伊勢丹のかたが教えてくれたのです。
「通販でばっちりフィットするビジネスシャツを
セミオーダーするしくみを、つくったんですよ」と。
えっ! それ三越伊勢丹がつくったんですか。
「そうなんです。
Hi TAILOR(ハイ・テーラー)っていうんですが、
三越伊勢丹が昨年秋に始めた、
シャツのカスタムオーダーのあたらしいスタイルです。
スマホを使って注文、自分だけのシャツがつくれる、
オーダー初心者にもおすすめのシステムです」
教えてくれたのが宣伝担当の人だったので、
なめらかにすらすらとわかりやすく要点がまとまってます。
もうちょっとくわしいことを、
「白いシャツをめぐる旅。外伝」として
ご紹介したいと思います。
「ビジネスシャツもほしいな」と思う方、
これからシャツをオーダーでつくってみたいと思う方などの
お買い物のヒントになるといいなぁ。



ではこのプロジェクトを動かしてきた、
三越伊勢丹のチームの
3人の男性からお話をうかがいましょう。
横山達也さんはサービス全体の取りまとめ、
関龍太さんはシャツの開発、
加藤寛さんはフィッティング関係を担当したそうですよ。
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──
これ、かなり大きなプロジェクトだと思うんですが、
開発はいつ頃から始まったんですか。
横山
構想は、2018年くらいでした。
ハイ・テーラー自体は
大体1年ぐらいで準備したんです。
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──
生地の色や質感から、スタイルまで、
たくさんのパターンの中から、かなり自由に選べて、
自分の好みも反映できるカスタムオーダーですよね。
しかもそれが、写メを撮って、スマホから注文。
すごく新しいなと思うんです。
AIを使っているんですよね。
横山
そうですね。
輪郭、サイズの部分で
少しAIが入っています。
──
最初からAIを使って、
スマホで対応して、
ということは決まっていたんですか。
横山
そういうわけではないんです。
百貨店の強みを生かして新規事業をやるっていう、
大元のテーマがあったことがひとつ。
その一方で、このプロジェクトを始める1年ぐらい前に、
伊勢丹新宿店メンズ館の
1階オーダーシャツ売り場をデジタル化したんですね。
データの一元管理だったりとか、
応接客もスマートフォンのタブレットを使って、
3Dシミュレーターでご案内できるようにしたんです。
そちらとの差別化っていう意味もあって、
じゃあこっちは完全にオンライン完結型にしようと。
というのも、店頭のデジタル化を進める中で、
お客様にインタビューをしたところ、
百貨店って20時くらいに閉店してしまうので、
お仕事帰りに来店されて、
そこから更にシャツをオーダーするのは、
なかなか難しい、っていうことがわかったんです。
貴重な時間を使って来店して下さるお客様も、
もちろんたくさんいらっしゃるんですけれども、
そうじゃないニーズもあるんじゃないか、
っていうところから着想しました。
デジタル化できたオーダーデータを生かして、
もっと安価に簡単、手軽に、
来店せずにいろんなお客様に届けるには
どうやったらいいかっていうところで、
ハイ・テーラーのかたちになっていったんです。
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──
三越伊勢丹さんが持っている、
膨大なお客様情報を生かしたんだと思うんですが、
そのデータって、どのくらいあるんですか?
横山
デジタルデータ化したかたちで20万件ほどあります。
実際のシャツの注文データ、
お体のサイズとシャツの仕上がりのサイズを
体系化したものを、
ハイ・テーラーの採寸のデータとして使っています。
そのデジタル化をしたのが加藤なんですが、
加藤はもともとメンズ館1階のシャツ売り場にいました。
──
え、ITの専門の方じゃなかった?
加藤
じゃないです。全く違うんですよ。
横山
逆に、IT側としては、
欠損してるデータを補完するには、
オーダーシャツの知識がないとできないので、
加藤の知見はすごく役に立つんですよ。
加藤
寸法って、1件につき、
首、胸囲、お腹、お尻周りって
いろんな箇所があるので、
その数値をデータに移行するんですけれど、
稀に入力間違いがあったり、入力されてなかったり、
あれ、この数字おかしいんじゃないかとか、
そういうものもあったんですよ。
そういうものを1回排除しないといけなかったので、
自分のほかにもオーダーシャツの数字を読める人、
知見がある人を探して、急遽、手伝ってもらって。
20万件が各項目に分かれるので、
膨大な数でした。
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──
なるほど、採寸のプロたちが
アナログな作業をしたことが、
すべての基盤になっているんですね。
このシャツの開発、監修には
ファビオ・ボレッリさんが
参加なさっていると聞きました。
このかたはメンズシャツの神様のような人ですよね。
ファビオさんには
どんなところを見てもらったんでしょうか。
彼がいなくても、三越伊勢丹の知見があれば、
かなりいいものができるんだと思うんですよ。
感性のところで
ファビオさんの力が欲しかったっていうのが一番です。
ITって、どうしても目新しさに目が行きがちですけど、
僕ら、もともとリアル店舗を持っていることが
価値であるチームですし、
「ちゃんとした本質的な価値を伝えたいな」
っていうのがありました。
もちろん、僕らはデザイナーではないので、
ものづくりして行く中で、
裏付けとして、証拠として、
実はこういう人がデザインしてるっていう、
確たるものが欲しかったっていうこともあります。
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──
具体的には、ファビオさんはどんなことを?
横山
衿の形の部分と、仕様のところですね。
パターンを起こすところは、
かなりしっかり入って頂いて、
実際日本にも来て、工場にも何度も出向いてもらって、
直接、技術指導をしてもらいました。
かなりしっかり監修して頂いてます。
──
三越伊勢丹が信頼している
シャツ工場さんに行ってもらって、
ファビオさんならではの「何か」を伝えたと。
そうです。
──
その「何か」っていうのは、
具体的に言うと、どんなことなんですか。
いっぱいあるんですけれども、
お客さんがこのシャツをどう感じるか、
ということに対する知見を、
ファビオさんはすごく持っているんです。
たとえば衿のデザイン。
もちろん彼が起こしたんですけど、
彼が工場ですごく言っていたのは、
これを着たときに、
衿の芯地が首にどう当たるかを考えて欲しいと。
着心地っていうことでしょう。
それから、これを着て、ネクタイをしたときに、
後ろ衿からネクタイは本当にはみ出ないか、とも。
ファビオさん、すごく顧客目線というか、
そういうところがあるデザイナーさんなので、
そこのところをすごく伝えていましたね。
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──
工場のかたは、
ファビオさんの言うことは、すんなり?
いえ、難しかったです。
日本のものづくりって、
安全、安心みたいなところで、
割とカチッと、ピシッと型にはめてやっていく。
メーカーとしての品質保証みたいなところの方に、
意識が向かってしまいがちなんです。
ファビオさんはそうじゃなくて、
そのリスクよりも、
「お客さんがハッピーなシャツを作る」
っていう思想の方が全然強い。
衿芯をぐっと軟らかくしていった場合に、
洗濯をしたときに型崩れしやすくならないかとか、
そういうラインってあるんですけど、
その辺をこう、すり合わせて行って、
日本の工場が培ってきた
安全安心の品質と掛け合わせ、
すごく着心地の良いものに
仕上がって行ったっていう形ですね。
──
なるほど。ファビオさんの言うことを
全部「OK、OK」って進めたわけじゃなくて、
三越伊勢丹品質のギリギリまで攻めた、
みたいなところがあるわけですね。
安心であり、かつ、ハッピーであり。
生地選びにもファビオさんが?
僕らからの発信を、
ファビオさんにチューニングしてもらった感じですね。
最初に選んだのは
僕ら三越伊勢丹のチームですが、
ファビオさんに、
「このクオリティのこの生地で
あなたが監修のシャツを出すよ」
っていうことで全部を見てもらって、
修正がかかったっていうかたちです。
──
もともと加藤さんが
シャツのことは分かっているわけだし、
そんなにおっきな相違はなかったでしょうね。
生地はほぼ「all OK」でしたね。
「全部素晴らしい」って。
生地は84種類ご用意していまして、
色や柄、イージーケアなどの機能で
絞り込みができるんです。
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──
開発にあたっていちばん苦労されたのは。
横山
採寸のところですね。
スマートフォンの写真2枚で完結させること。
2枚の写真から最大限の情報を引き出すためには、
撮影環境がすごく大事で、
ピッタリしたTシャツを着て、
白いバックで、
このぐらいの角度から撮る、みたいなことを、
どうお客様自身に再現していただくか。
その精度が上がってくると、
仕上がりもきれいになってくるんです。
この精度は、立ち上げ当初よりも、
最近になって上がってきているんですよ。
──
「ちょっと違ったな」ということも
ありますよね。
横山
お直しの比率は
10パーセント程度あります。
ちょっと調整したいっていうケースですね。
お直しの中には、
お客様の好みも含まれます。
──
AIのデータや出来上がり上は間違ってないけど、
お客様はちょっと「うーん」っていう部分。
そこはどうしても、
対面での採寸や相談のほうが‥‥。
横山
そうなんです。
でも実際の店頭で手で採寸しても、
それぐらいのお直しが発生することを考えると、
「ハイ・テーラー」の精度はけっして悪くないんですね。
ただ、「これでほんとうに大丈夫なの?」
と思われるだろう最初のハードルを、
どう越えてもらうかっていうところが、
今も引き続き苦労している部分です。
それもあって、
「初回お直し保証」っていうことで、
「合うまで直します」っていうサービスを
やっているんです、
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──
値段、正直、安いと思うんです。
最初から「この価格でやろう」という
目標があったんですか。
そうですね、目標がありました。
僕らが目指すところの、
王道のプレーンなしっかりしたシャツを提供したときに、
8,900円っていう価格設定なら、
たくさんのお客様の支持を得られるんじゃないか、
十分満足頂けるんじゃないかって。
横山
じつは‥‥結果として、
ファビオさんの期待に応えながらやっていったら、
思ったよりもいいシャツになり過ぎちゃったな、
っていうのはちょっとあります。
──
わ(笑)。
横山
「これ本当に8,900円で売っていいの?」
っていうぐらいのクオリティになってます。はい。
僕らは、実際のお店を持たないので、
その分、販売の人員も必要ないし、
物流もコンパクトになっていて、
構造的なコストカットができた部分を
商品にガッと還元してるんです。
お店で売るのとは、原価構造が全然違っている。
だからこその8,900円ですが、
「8,900円にしてはすごくいい」
っていうのは、間違いないと思います。
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──
素晴らしいです。
普段はカジュアルなんだけど、
「ビジネスシャツを作ってみようかな」っていう人、
初めて作る人に、アドバイスをするとしたら、
何かヒントがあるといいなと思うんです。
難しいんですよね、
好きなものを形にしていくのって実は。
衿の形1つとっても、分からないから。
横山
ハイテーラーは全ての生地に、あらかじめ
「この生地だったらこの衿型、このカフスが合いますよ」
っていうのが、セットされた状態になってるんですね。
お好きな生地をまず直感で選んでいただくと、
ハイテーラースタンダードっていう、
生地に合わせたおすすめの仕様がセットされます。
衿や袖、カフス、前立てやボタンまで。
そういうかたちなので、
「迷っちゃう」、「分からない」っていう人は、
もうそのままカートに入れちゃっても、
おまかせみたいなかたちでシャツがつくれますよ。
──
不安に思う必要はないと。
どの生地を選んでも、
ど真ん中の王道のスタイルになるように、
しっかりとチューニングしてあります。
すごくいいものが出来上がってくると思いますよ。
もちろん、パーツを変えたりしても、
そんなに大ずれしたものはできにくいので、
そこは自由にやっていただいて大丈夫です。
そうはいっても、
パーツのことって難しいと思うので、
まずは一度、王道でやってみて、
その上でご自身のお好みとかをもっと深く、
アップデートしていただくのがいいと思います。
──
布地から入って、オーダーしていく。
入り口はほかにもあるんですか。
「デザインから選ぶ」っていう項目もあります。
それですと、たとえば、「ノータイ」とか、
「オフィスカジュアル」とか、
着るシーンごとに4つにテーマ分けがしてあって、
そこに入っていくと、
衿型別の提案になっています。
そこでも、おすすめの仕様をご提案しています。
──
どっちから入っても、そんなに難しくない。
ぼんやりした感じで入って行っても、作れちゃう?
そうですね。
あくまで、そんなに詳しくない人にも親切に、
っていうことを、強く心がけています。
衿で限定するより、
着る目的がまずあって、という、
ゆるめのスタートにしている感じです。
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──
衿型って、オーダーのフロアに行くと、
衿だけでちょっとビックリする数が並んでいて、
訳わかんなくなっちゃいますものね。
伊勢丹新宿店メンズ館でも、多分、何十種類。
加藤
はい、全部入れたら、5、60から70種類ほどあります。
横山
それを、ハイ・テーラーは8つに絞って、
選びやすく、買いやすいことを意識しています。
──
ハイ・テーラーは、シャツで完結ですか。
横山
もうすぐスーツを出しますよ。
──
もうすぐ?
横山
はい、間もなく。
──
ハイ・テーラーの同じサイトで、スーツも作れる?
上下セットということですよね。
お値段はどのくらいですか?
横山
中心価格帯は4万5千円です。
3万5千円からで、4万5千円、5万5千円、
7万5千円もあります。
──
生地が変わるということですか。
横山
そうですね、生地のクオリティが変わります。
スーツも、シャツと同様に、
かなり価格競争力のあるものになってます。
「これはちょっとその値段には見えないな」
っていうような。
──
伊勢丹店頭ではそういうもの売ってないですもんね。
セール価格に近いですよね。
スーツにも、ファビオさんみたいな人は?
横山
はい。
エンリコ・メッツァードリさんといいます。
ファッションに詳しい人は、わかると思います。
ラグジュアリーブランドのスーツの仕事を
受けていたりするので。
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──
イタリアの方ですよね。
面白いですね、両方イタリアなんですね。
つまり、英国のテーラードの世界もあるわけだし、
当然フランス人デザイナーもアメリカ人デザイナーも、
いろんな方が世界にはいらっしゃるじゃないですか。
でもそこが「イタリア」っていうのは、
伊勢丹新宿店メンズ館とファビオさんの関係みたいに、
強い何かがあるんですか?
日本の工場は、
カチッとしたものづくりが
すごく得意だと思うんです。
ものづくりの技術、しっかりした仕事には
何の不満も心配もない。
そこに何かエッセンスを、
僕らが編集の力で足していくとしたら、
やっぱり「感性」のところなんじゃないかな、
っていうのがあったんですね。
そういう意味では、英国は比較的日本と近い属性です。
イタリアはちょっとこう、反対に映るというか、
欠けた要素を補完してくれるっていう意味で、
一番いいパートナーじゃないかって
いうところはありますね。
──
ファビオさんからハッピーっていう
キーワードが出ましたが、イタリアの人たちって、
本当にそこを大事にしてるなというのは確かですよね。
横山
そうですね。
だからと言って、目指すのは、
イタリア人が好きなイタリアっぽいシャツ、
イタリアっぽいスーツではなくて、
ユニバーサルなものです。
なので、スーツも、エンリコさんが監修をしますが、
「どの国っぽさ」はないものになります。
──
伊勢丹の、かっちりしたものと掛け合わせるときに、
ハッピーの要素、感覚的な要素、
ある意味官能的な、肉体的な要素を
イタリアから入れたかったんですね。
そういうことなんです。
──
面白いです! 
この先も、楽しみにしています。
‥‥ということで、連載の最後は
「ほぼ日」の「白いシャツをめぐる旅。」では
扱わないシャツの紹介でした。
じつはぼく(武井)「ハイ・テーラー」を
オーダーしております。
ふだんネクタイをしないので、
ややカジュアルに着られる感じのピンクのシャツと、
ネクタイをするときのための白いシャツ。
撮影も思ったほどむずかしくなく、
スムースにできましたよ。
出来上がりがたのしみです。



Hi TAILOR(ハイ・テーラー)のHPはこちらから。
どうぞごらんくださいね。

https://www.hi-tailor.jp/
2020-06-01-MON
三越伊勢丹キャラバン

「白いシャツをめぐる旅。
―心地のいい白―」
・2020年5月30日(土)~6月9日(火)

 新宿本館4階=センターパーク/ザ・ステージ#4
※5月30日~6月12日の間、
11時~19時にて時短営業となります。
あらかじめご了承ください。




・2020年5月27日(水)午前10時-販売開始

 三越伊勢丹オンラインストア
※三越伊勢丹新宿店 商品担当の清水文恵さんと
ほぼ日武井・平野の座談会のようすも
掲載されています。
ぜひお読みくださいね。


BRAND
※一部、お取扱いのない店舗がございます。
HITOYOSHI

Vlas Blomme(伊勢丹新宿店限定品あり)

STAMP AND DIARY

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James Mortimer

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INDIVIDUALIZED SHIRTS

TALK TO ME



lelill(伊勢丹新宿店限定品あり)

nest Robe(伊勢丹新宿店限定品あり)

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Ataraxia

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