ITOI
ウオッ!チャ。
「ほぼ日」、テレビを仲間にする。
悪い言い方をすれば、テレビを「パシリ」にするっす。
ネットの端末からテレビに、頼みたいことを入力する。
そして、それが実現するのをテレビと「ほぼ日」で見る。
インターネットと他のメディアとの
つながり方については、いろんな実験ができそうだよ

◆イタチの赤ちゃんの写真が届きました。

>「ウォッ!チャ」のイタチの写真と
>赤ちゃん飼育メールには、もう感動ですね。
>まさかこんなに目撃情報があつまって、
>写真まででてきて、
>ましてやイタチの赤ちゃんを
>拾って育てている人までいるなんて。
>写真掲載されるのがたのしみです。
>可愛いでしょうね。
>K.S.


楽しみに待っていてくれて、どうもです。
そう。倉敷から写真が届きましたよ~。↓これっ!!!!







うわ、かわいいなあー。手のひらサイズだよ。
どうどう?これ、正真正銘、今飼っているイタチだよ~!!!
tacozoさん、ありがとーー!

・・・一方、「ウオッ!チャ」スタッフは?
メールが来ているので、ご紹介します。

>大阪で取材を続けております。
>不動産屋さん巡りは不調に終わりました…
>確かに空き家の屋根裏や軒下をねぐらにしている
>例はあるそうです。
>しかし現在確実にいる場所の特定はできませんでした。
>また、そんな情報が知れてしまったら、その物件が
>売れなくなったりする恐れもあるので教えてくれないよ
>とアドバイスもいただきました。
>
>21日の午後からは取材の基本…聞き込み調査を開始。
>条件は大阪市内で割と古い家屋が多いところとし、
>「イタチはいませんか?」
>と飛び込みで聞き込みしてます。
>ただその条件だけでは、大阪はあまりに広い…。
>心斎橋~天王寺~阿倍野地区に限定して
>調査を開始してます。
>
>イタチの通りそうな路地に
>カメラを3台仕掛けてチャレンジしました。
>実は現場に到着した直後、
>カメラを用意している時に倉本自身が、
>イタチが道路をわたる瞬間を目撃したのです!
>いや~大興奮ですわ!(大阪弁になってますぅ)
>イタチの習性から恐らく同じ道を通ると予測、
>そこにもカメラを設置!
>待つこと5時間…非常に小さくではありますが、
>道路をわたるイタチらしい影を撮影しました。
>(編集作業で拡大すれば、分かるのですが…)
>またエサを蒔いて
>イタチをカメラの前におびき出そうと試みましたが、
>全部スズメにやられてしまいました。
>
>その後4時間粘ってみましたが、
>その姿を見ることはありませんでした!
>もう一度、夜明けからチャレンジすることにします。
>それでは!


おお!姿を見かけたところまで来たんすね。
あとはそれをカメラにおさめられるかどうか。
土曜のお昼放送までに、どうなっているのかな?

2000-06-24-SAT

◆6月21日に、写真が届きました。
  赤ちゃんイタチを育てている人もいるよ。


わーい。以前ここでご紹介の大阪のMさんから、
「イタチがいたよ」という写真が届きました。






↑見えるかな、これ。

上の写真が97年10月のものです。
下の写真は今年の5月上旬。

たまたまカメラを持っていて、
イタチがひなたぼっこをしていた時に
ささっと出くわしたから撮れたんだって。
Mさん、やるなあ。ありがとうございました。
ここ数年のイタチを見ていると、
秋から冬にかけた寒い時期に来るようです。

思いがけずMさんが
「妹がこう見つけて・・・」
「私の住んでいる近くに田んぼや山があって、
 夏の間はそっちにいっているのかも?
 この道がこうなって田んぼにつらなっているんですけど」
「97年頃に見つけた時には、びっくりしました。
 動きが速かったです! 
 偶然じゃないと写真が撮れなかったと思います」
というように経験を教えてくださるのが、よかった!
それで、こちらはすごく盛り上がったのです。

イタチが見つかる見つからないより、
こうして、生き生きした手紙を受け取れたことで、
ああ、この募集をやってよかったなあと思いました。
メールと手書きのお手紙と電話でお話をしてたのですが、
Mさんの個人的で直接的な思い入れとか正直な感想とかが、
とてもよかったんですよね~。
「俺はカブトムシをこうやって
 クヌギの木に蜜をぬって取ったんだ」
という話も、図鑑で見るより、近所のお兄さんにきいたほうが、
何倍もおもしろいでしょう?そんな感じでした。

プライバシーの関係でここで詳しく紹介はしませんけど、
細かい話のところが、すごくよかったです。ありがと!!

それに、もうひとつ、びっくりするメールが。
偶然ですよ。しかも、かわいい。
長くなりますが、ぜひ読んでくださいね。
----------------------------------------------
>今私の部屋にイタチの赤ちゃんがいます。
>昨日の夕方拾ったのです。
>夫と歩いてスーパーへ買い物へいった帰り
>うちの近くの浅い溝に
>笹の葉に混じって茶色いものが・・・
>
>しゃがみ込んで見てみると、
>ネズミでもない、ネコの赤ちゃんでもない、
>イタチの赤ちゃんではあるまいか。
>丸まって寝ていたのです。
>家の前の竹やぶ付近でイタチが走っている姿は
>2・3回目撃したことあるのですが、
>まさか赤ちゃんと遭遇するなんて!
>
>お母さんイタチとはぐれてしまったんでしょうね。
>そのままほって置くと死んでしまうので
>つれて帰ったのです。
>私は野生動物だっこする勇気なかったので
>夫に持ってもらいました。
>家にはネコがいますので見つかるとやられかねないので
>急いで段ボール箱をさがしました。
>コロナビールの箱に新聞紙を敷いて
>イタチのお部屋の出来上がり!
>赤ちゃんなので取りあえずミルク?と、
>ネコに薬をやるのに使ったスポイドで牛乳をやり、
>もしかしてこれも食べるかも、と、
>ネコ用に茹でてあった牛肉を
>細かくちぎって食べさせました。
>
>と、ここまで書いたところで来客、一時中断。
>その間にイタチの赤ちゃん脱走!
>私の部屋にいることは確かなんですが・・・・・
>つ・かまえたぁ・・・・。
>ふっ、しょせんは赤ん坊、寝てました。
>食べる、遊ぶ、寝る、ふんする、
>お腹空く、暴れる、食べる、
>の繰り返しを3時間サイクルくらいでしょうか。
>
>ふんしてお腹空くと箱から出ようと暴れるので
>汚いのが嫌なのかなぁと思い新聞紙変えてます。
>動物病院へ電話して聞いたのですが
>野生なので一度人間にかかわると
>放してやっても親が嫌がるらしいです。
>さてどうしたもんやら、ラララララ
>なぁ~んて思いながら今日もほぼ日へいって
>センサー会員の登録した後
>今日のメニュー見てみるとイタチの事が・・・・・!
>ここは岡山県倉敷市。
>都心、とはいきませんが
>イタチの赤ちゃん見たのって生まれて初めてで、
>昨日から興奮しています。
>
>イタチの最後っぺといいますが赤ん坊だからか
>オナラしてるのかも知れませんが臭いません。
>でもイタチ自体はやはりケモノくさいです。
>
>tacozo

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これ、イタチを探していることを
思わず忘れて楽しめてしまう、ほほえましさでした。
イタチの赤ちゃん、かわいいよ~~。

「イタチの赤ちゃんではあるまいか。
 丸まって寝ていたのです」

「イタチのお部屋の出来上がり!
 赤ちゃんなので取りあえずミルク?と、
 ネコに薬をやるのに使ったスポイドで牛乳をやり、
 もしかしてこれも食べるかも、と、
 ネコ用に茹でてあった牛肉を
 細かくちぎって食べさせました」

「お腹空く、暴れる、食べる、
 の繰り返しを3時間サイクルくらいでしょうか」

こういうの、すごいツボでした。
動物飼ったことある人には、たまらない話でしょう?
スポイトで牛乳をやるんだよ、赤ちゃんイタチに。
生まれたばかりの動物って、見てて飽きないよなあ。
あたたかいメールを、どうもありがとうございました。

・・・とまとめようとしたらさ!メールが来たよ!
「うわー、イタチの赤ちゃん、驚いた!」
というメールをお送りしていたところ、お返事です。
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おぉ!!
びっくりして下さり私も嬉しいです。
なんてったって偶然拾っちゃったんですから。
今イタチの赤ちゃんは鳥のささ身を食べて
ひと遊びして寝ています。

>メール、ありがとうございました!こんにちは。
>びっくりして、緊急でメールをお送りします。
>
>すごい!!!!
>ひとつひとつのご報告に、どきどきしました!
>
>もしよければ、カメラ代とフィルム代をこちらでもちますので、
>「写るんです」などのカメラで
>「ささっ」とその赤ちゃんを撮ってくださり、
>糸井事務所までお送りいただけないでしょうか?

早速撮りましょう!!!
フィルムごと送ればよろしいのでしょうか?

>メールを、どうもありがとうございました。
>いつもほぼ日を読んでくださり、うれしいです。

こちらこそ、お役に立てると思うと
ウ・ゥ・嬉しいですぅ。

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Yeah!!!! いいなー、この人のメール。
「今イタチの赤ちゃんは鳥のささ身を食べて
 ひと遊びして寝ています」
なんて、こっちの心の針の振れるところ、
知りまくっているよ~。
かわいいなあ、鳥のささ身食べて寝てるんだよ?

ふう~、写真プラスいい話で、
これで、「勝ち」を確信いたしました。
いや、もう、勝ち負けどうでもよくなっちゃった。
最初の詳細な写真と赤ちゃんイタチがあれば、ねえ?
あとはもう「ウオッ!チャ」放送を待つばかりです。

2000-06-22-THU

◆この遊びにつきあってくれる人、います?

ほぼ日、テレビと競争中ですけど、
「都市部のイタチ、隣の家にいますよ」という人が、
今、こちらに写真を送ってくれているんです。うれしい!
ああ、よかった。速報終わり。ふう・・・。

・・・あれ?勝ったの? ちょっと待てよ。
テレビのスタッフは、実際の映像におさえますよね。
それなら「今動いているイタチ」を見たほうが、
なんとなくかっこいい。

「私の家の天井をどたばたしてました」
「スーパーの裏で見ました」「田んぼで見たよ」
幸い、そんなメールが、20日にもたくさん到着!
大阪以外にも、広島県広島市、熊本県金峰山、
兵庫県三田市、東北自動車道のパーキング・・・
さまざまなほほえましい目撃談がありました。

じゃあ、生きている今のイタチを、ここ数日だけで
写真におさめることは、可能なのでしょうか?

水、木、金曜だけでイタチに会って写真撮れたら、
意味もないけど、なんだかいいですよね~!

たぶん、誰も迷惑しないことですし、
この遊びにつきあってくれる人、います?
写真撮るなり、イタチと友達になるなり、
家に呼び込むなりということを、ここ数日で
土曜日ウオッチャの放送前までに
実現してくれたら、うれしいな~。
できたかたには、darlingからごほうびを何かさしあげます。

postman@1101.com

↑ぜひ、こちらのほぼ日に
「できた!」というメールをくださいませ。

ウオッ!チャスタッフの、
21日午前1時の情報は下のようになっています。

>イタチを追って大阪におります。
>こちらで専門家と会い話を聞きましたが、
>居場所を特定する事はできませんでした。
>その方がかつて調査した家は全部行ってみたのですが
>(京都2カ所と大阪2カ所)
>5年ほど前までは、確かにいたらしいのですが、
>最近は目撃情報もほとんどないそうです。
>
>害虫駆除会社を片っ端から当たってみたところ、
>1件だけ3ヶ月前に問い合わせに来たお客さんがいたから、
>話を繋げてくれるという親切なお店を
>見つけることができました。
>こちらは明日の連絡待ちです。
>ほぼ日の方はいかがですか?
>
>ちなみに鶴橋で取材したところ、
>ほとんどの人が目撃したことがあると答えたので、
>明日はこの付近の不動産屋を当たることにします。
>それでは!


おおーっ。明日は大阪の不動産なんですね。
ほぼ日読者も、がんばってください~。

メールを読んでいると、
「昔住んでいたあそこにイタチがいました。
 父との思い出の田んぼなんです」
「ぼくが飼っていたハムスターが、
 突然現れたイタチに食われちゃいました」
という、イタチ目撃にくっついた小話に、
思わずほろりとされちゃうんですよね~。

2000-06-21-WED

◆有力情報来ました。

19日(月)の「ほぼ日」で、遊び半分で
ほぼ日読者にイタチを探してもらったところ、
20日午前1時現在、19通のお便りをいただきました。

素晴らしい。
なぜなら、募集開始後5時間ほどで、
「見つかった」に近い有力情報が来たのです。

-------------------------------------------
>私は大阪の高槻市に住んでいますが
>隣の家の屋根裏に2、3年前からいるみたいです。
>
>その家は今は新しい家族が住んでいらっしゃいますが
>いたちが壁に穴をあけて屋根裏に出入りしだした頃は
>昼間はおばあさんがひとりだったので天気のいい日は
>水を飲みに出てきたりしてたみたいです。
>私の家の居間からはよく見える位置なんで
>ひま人の私の両親はたびたび目撃してました。
>
>それから、おばあさんが引っ越され、
>新しい方が越してこられたんで
>イタチもいなくなったんだなぁと思ってましたが
>今年また同じ穴から出てくるのを発見!
>家の母いはく「あれは子供だ」ということです。
>以前見たイタチより小さいそうです。
>おまけにその時はなんか獲物をくわえてたようです。
>
>人が住んでいるので
>いつもいるというわけではないと思いますが
>見る時はかなり頻繁に出入りしてるようです。
>最近は見かけないので山にいるんでしょうか?
>うちは近くに山があるので・・・・
>
>写真も何枚かありますが
>私、メールは会社のPCで送ってる状態ですので
>郵送しかできません、すみません。
>
>お隣さんはおそらく
>自分の買った家にイタチが穴をあけて
>屋根裏に住みついているとはご存知ないと思います。
>おそるべし、イタチ親子!
>
>M

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最高です。いきなり隣に住んでいるなんて。
Mさん、メールも送りましたが、
写真を送ってくださるとうれしいです。
そしたら、開始一日でほぼ日が勝っちゃうよ。

友達の家に住んでるなんて人もいました。

-------------------------------------------------
>私は熊本人ですが、
>私の同僚に「どうもイタチが家に住みついてる」
>といってきかない人がいます。
>
>「くまもと」っていうと、
>動物たちが平気で道路を横切りそうな
>そんなイメージがおありの方も
>いらっしゃるかもしれませんが、
>全くそんなことはなく、
>その人の家は山間地というわけでもなく、
>ごく普通の住宅街らしいのですが、
>「どうも屋根裏にいる」らしいのです。
>で、夜中になると、どこからともなく
>部屋に降りてきて、家中を徘徊し、台所に忍び込んでは
>パンなどをかじった形跡がある・・・と。
>「誰か他の人が棲んだりしてるんじゃ???」
>などと言ってみたのですが、
>「そんなことはない」と
>まともに答えられてしまいました。
>
>イタチの存在に気付いた頃、
>どこから来るのか経路を
>確かめたりしたらしいのですが、
>発見できなかったらしいです。
>
>WAKA

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↓これもけっこう近いぞん。

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私の住んでる所は、福岡県久留米市で、
人口20万人の町なんですが、
本当たまにですが、イタチは見かけます。

やはり、田んぼの近くで見かけます。
用水路を道として、使ってるようです.
見つかるとすぐ、ブロックで蓋がされている
用水路に逃げ込みます。
イノシシも居るから、イタチも実は結構
いるんじゃないかなぁとおもいます。

Kondou

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あとは、ほのぼのイタチレポートが続きます。

-------------------------------------------------
>車で大阪府堺市の「大山公園」の近所を通ったら、
>道路をテケテケと横断しておりました。

>スーパーのゴミ捨て場をマークです。
>友人が、スーパーで働いていて、
>ひどいイタチは中に入ってきて、肉をねらうそうです。

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ほぼ日「ブーメランのある暮らし」執筆者の
トギーさんが送ってくれたメール。
さすがトギーさん!ほのぼのとうれしかったです。

-------------------------------------------
>今から8年前の夏、埼玉県岩槻市にある、
>「岩槻北稜高校」のとなりの公民館で見ました。
>私から3メートルくらいのところを、
>すすすっと横切って行きました。
>野生のイタチを見たのは生まれて初めてでした。
>D

------------------------------------------
>大学生の時(約2年前)に
>校舎裏にいるのをみつけました。
>まだ20センチくらいの子供で
>子供だから足は遅いかと思い近づいてみたら
>あっさりと追いかけっこにまけました。
>
>山形市内の芸術系の大学です。
>A

---------------------------------------------
>大阪寝屋川市に住んでます。
>ほぼ毎日、読んでます。ありがとう。
>
>イタチですか、探すほど難しい生き物なのですね
>うちは、府営住宅なのですが、何度かみました。
>比較的新しい(7年くらい)団地です。
>巣穴らしきものも以前ありました。
>e

---------------------------------------------
>私は、職業柄、車で市内を走る事が多いのですが、
>ここのところ良く見ますよ。
>山形という土地柄か、地元のニュースでは、
>「民家に、クマ出没!主婦を襲う。」
>なんて言うのも有ったりします。(爆笑)
>I

-----------------------------------------
>先月通勤の帰りに
>道路を横切るイタチらしき動物を見かけました。
>リスを3周りくらい大きくしたような感じで・・・
>KUMA

-------------------------------------------
>かなり昔のことですが、
>大阪府茨木市沢良宜のあたりでは
>よく見かけられた、という話を聞いたことがあります。
>SH

---------------------------------------------
>市街地じゃありませんが(品川ナンバーですけど)。
>伊豆諸島や八丈島では、その昔鼠駆除のために
>イタチを導入したので今でもたくさんいるそうです。
>以前、八丈島の先の青ヶ島へ遊びにいった時のこと。
>テーブルの上の生卵を両手で持ったイタチが、
>テーブルから椅子へ、椅子から床へと
>ぴょんぴょん跳ねて降りて行くのを見た時は
>ちょっと感動しました。
>EBI

----------------------------------------------
>イタリア料理店でバイトをしていたときのこと
>国道沿いにあるその料理店は
>瀬戸内海に面していて。
>PM11時30分にお店を閉めて
>かたづけーしてたところ・・・
>店長「!!!!!いたちだーーこらっ!」
>SO

-----------------------------------------------
>ハムスターを飼っていたとき、
>夏の夜中に家に侵入したイタチに
>ハムスターを持っていかれた事があります。
>
>都会の中に何が居るかって、
>案外知られてないのかもしれませんねぇ。
>Ruciy

-----------------------------------------------
>私が住んでいた15年位前には、イタチがいたんです。
>KI

----------------------------------------------
>たしかにいました。私の地元では(浪速区湊町)
>鼠なみの扱いをうけていました。
>WR

-----------------------------------------------

何か、いるみたいだぞ。

でも、写真はまだです。
写真をお持ちのかた、これから撮影可能なかた、
イタチ撮影で迷惑するかたもいないことですし、
これ、実現されて、何になるわけでもないですが、
遊び半分でご連絡をくださいませ。
もちろん、ほのぼの話も待っています。
postman@1101.com
イタチに関するメールは、こちらまで。

2000-06-20-TUE

◆テレビと競争してみよう!

今日から、ほぼ日とテレビの両方を使って、
遊び半分、軽い競争をしてみようかと思います。

このコーナーでは、ほぼ日読者の方々の頼みごとを、
フジテレビ系番組「ウオッ!チャ」の番組画面上で
かなえてみせている最中なのですが・・・。

10日前のテレビ「ウオッ!チャ」で放映した
「市街地に降りてきているというイタチを探して!」
という頼みごとが、まだかなえられていないままです。

そこで、テレビで継続して探していただく一方で、
ほぼ日読者の多彩な知りあいの網の目を使って、
「テレビと競争して探してみたら、どうなる?」
というのを、意味もなく試してみたくなっちゃった。
つまり、市街地で、イタチを探しましょ~。

市街地におりてきているイタチに関する情報を、
今日から、楽しみながら、ほぼ日で募集してみます!

postman@1101.com

↑宛て先は、こちらまで。
「市街地に住むイタチ」に関する情報を教えてね。
特に関西在住または関西在住の知り合いのいるかたは、
可能性が相当高そうなのです。まず下を見てください!

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<「ウオッ!チャ」スタッフによる現在までの情報>
・どうやら関西地方には割と住んでるようだ。
・イタチはどうして動物園にいないの?と
 天王寺動物園にきいたら、次のように言われた。
 「犬や猫はありふれているから、
  動物園にいないでしょ? それと同じです」
・でも、妙に見つからないよ~。
・大阪府庁には、市街地に降りてきたイタチに関する
 苦情受付の「みどり整備室」が設置されている。
 多くの民家の屋根裏などに住み着いているというが、
 保護条例により、民間の情報をよそには漏らせない。
・京都でも、同様の結果があるという。
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つまり、関西にいることは確かみたいなようですぞ。
「ウオッ!チャ」スタッフは現在、
大阪撮影クルーに協力してもらって探していますが、
そんななかで、ほぼ日読者がささっとクールに
「あ、そんなの私知ってるよ」って見つけて、
更に写真でも撮れたら、なんだか、うれしいじゃない?

postman@1101.com

↑特番っぽく、もう一度アドレス書いておこっと。
 小さなことでも、ここに教えてね。
 関西に関係している方も、そうでない方も、
 「わかったからといって、
  とりたてて何かが解決するわけでもない」
 というこの試しごとに、ちょっと参加してみてね。
 イタチのちょっとしたエピソードでもいいですよ~。

2000-06-19-MON

ここでは、みなさんの頼みごとに迫っていま~す。
先週の土曜昼の「ウオッ!チャ 頼みごと」は、
次のようなメールから、展開されました。

-------------------------------------------
私の住む大阪の市街地では、
ツバメの姿さえ見なくなって久しいですが、
年に一、二度、夜の道路を
素早く横切る細長い獣『イタチ』の姿を見かけます。
彼らはこの都会のまっただ中で、
どのような生活を送っているのでしょうか? 
どの様なところに棲んで、
何を食しているのでしょうか?

ネズミの様にゴミを漁ったりしているとは思えません。
毎日私たちのすぐ近くで、アフリカのサバンナ並の
ハンティングがおこなわれているのではないでしょうか。
また、彼らのの巣にはとても可愛い赤ん坊なんかがいて、
感動的な愛のドラマが
繰り広げられているのではないでしょうか。
私はそんなイタチ達の野生を是非見てみたいです。
-------------------------------------------

都会に棲むイタチ。愛のドラマ。いいなあ。
ウオッ!チャのスタッフは、「房総の動物たち」
をつくっている生き物好きの先生にたずねてみました。
そしたら、下のような丁寧なメールをいただいたのだ。

>イタチは水辺を好む動物です。
>水田や溜池などの残っているところでは
>それほど珍しい動物ではありません。
>今の時期なら、カエルやオタマジャクシ、昆虫、
>小魚などの小動物を餌にしているものと推定されます。
>
>しかし、行動範囲はそれほど広くありません
>(500mくらいか?うろ覚えでいい加減です)
>
>ですから、町中といっても、
>近くに水田などがあるはずです。
>タヌキのように木陰に身を寄せて
>都会で生きていくことはできないと思います。
>
>季節という点では、春から初夏にかけて
>イタチの子育ての季節です。
>この時期には交通事故で
>命を落とすイタチが激増します。
>何らかのテリトリー移動を伴う時期なのでしょうが、
>この点に関して私は詳しくありません。
>秋~冬には交通事故はほとんどありません。
>たまたま道路を横断して移動するイタチが
>目撃されたということも考えられます。

・・・あの、関係ないんですけど、
ぼくらほぼ日スタッフは、個人的にいつも思うんだけど、
ムツゴロウ動物王国のやつとか、
森本レオさんがナレーションしてる番組とか、
動物がらみの豆知識って、なぜか「聴かせる」よね~。
あ、俺、「サバンナの小動物は・・・」って、
柳生まねかレオまねで言いたくなってきた。

とにかく、ふむふむ、と思ったウオッチャスタッフは、
更にこの先生と打ちあわせをして、水田に出かけたの。

そしたら、イタチのフンを発見したんだって。
で、カモフラージュの箱に入れたカメラを設置して、
更に、赤外線を入れたビデオカメラも置いたんだぞ。

・・・だけど、イタチはこなかった。
ウオッチャスタッフの倉本さんに感想をうかがうと、

「日本に住むイタチは2種類あって、
 古来から生息しているニホンイタチと
 50年ほど前に貨物船に忍び込んで
 上陸したと言われるチョウセンイタチだそうです。
 チョウセンイタチの方が大柄で、
 体と足の比率が若干違うのですが、
 ほとんど見分けがつかないそうです。
 ニホンイタチは人為的な残飯などは食べないので、
 市街地で見かけることは、まずないそうですが、
 チョウセンイタチは、割に何でも食すので、
 市街地でも生きていけるんだそうです(後略)」

というような動物豆知識を挟んだあとに
(もうすっかり、イタチ界のひとになっちゃったね)、

「イタチは同じルートをたどる習性があるので
 天気のいい日にあの場所で
 2~3日粘れば撮影はできるだろうとのことです」

と、なぜかやる気十分なコメントをくれました。
ここまではわかった、ここまでは追った、
だけど、ここは、こういう理由でわからなかった、
とリアルに冷静に話をしてくれるのが、よかったです。

「場所が場所だけに
 虫除けスプレーを持っていったのですが、
 イタチはにおいに敏感だから使用できなくなり、
 スタッフ全員蚊の餌食になりました」

うう・・・。お、お疲れさまでした。
徹夜で蚊にさされたんですか・・・。


さてさて、ほぼ日&ウオッ!チャは、
頼みごとを、ひきつづき募集しています。
今まで、こんなようなメールが届きました。

「中学の時に、
 『この世には自分と同じ顔の人間が3人はいる』
 って聞いたことがあるんですが、
 じゃあ会いたいんです。
 ドッペルゲンガーっていう心霊現象なんかによると、
 自分の分身に会うと死んでしまうらしいですね。
 死んでもいいから会ってみたい。
 で、実際会って、そして僕が死んだなら、
 それは本物だったってことなんでしょうね。
 そんなこたあないでしょうけど、
 (クリントンは会っても死んでないし、
  昔の武将なんて影武者のおかげで
  逆に生き延びてるし)
 でも死ぬほどびっくりしてみたい」

「お年寄りの見る怖い夢ってどんな夢なんですか。
 理由:ラジオで悩んでるおばーちゃんがいたので」

(↑※編集部注・ シンプルでいいなあ)

「アラブ(サウジアラビア)人のを探してほしいです。
 おととしの友人と卒業旅行でローマを訪ねたとき
 道に迷っていたので、私の友人が教えました。
 その人は「お礼にいっぱい飲もう」と言ったのですが
 (中略)
 彼と飲みに行ったところが
 おねーチャンがいるようなお店でした。
 私たちはてっきり彼のおごりだと思っていたのですが
 実はそんなこともなく、結局、
 3万円近く払うことになりました。
 (中略)
 彼の仕事はロンドンで銀行に勤めている。
 そのときは奥さんのおなかに新しい子供がいる。
 名前はモハメド何とか、なんとかアリのどちらか。
 (中略)
 顔はなんとなく覚えてます。
 3人で見たので3人の意見をあわせれば
 何とかなると思います。それとサッカー好きでした」
(↑※編集部注・精密ですごくおもしろかったです)

「今わたしは、毎晩母と二人で
 夜ウォーキングしていますが、
 そのとき田んぼ道を歩くのです。もちろん、
 BGMはゲコゲコというカエルの鳴き声です。
 はっきりいって聞き慣れてますが
 果たして何匹のカエルが鳴いているのか、
 気になってしょうがないのです。
 ですからお願いです。
 カエルが何匹いるか数えてください」

みんな、しぶくていいよね~! おしい!
ここまで来ると、更にあともう一歩、期待したいです。
「そう来たか!」な感じの頼みごと、待ってるよ~。

↓こちらの記事を読んで、応募してくださいませ。

2000-06-13-TUE

◆この企画のはじまるまで

ごぞんじの通り、「ほぼ日」の基本姿勢は、
『それ、タダでやれないか?』なのである。
いずれは、コストをかけて企画を組み上げていくことも、
やっていきたいに決まっているけれど、
よちよち歩きの扶養家族としての「ほぼ日」は、
ノーコストの基本姿勢で、
『その分、頭を使うんじゃ!」という方針でやってきた。

ところが、ある夜。
毎週ネット中継で出演している番組
「ウオッ!チャ」の打ち合わせで、ある考えがまとまった。

「ほぼ日」にされても無理だけれど、
テレビならなんとかなる<頼みごと>ってあるよね。
いくら予算の少ない番組だとしたって、
旅は費用がかかるからダメとか、
出張は一人で行かないと、人手が足りなくなるとか、
そこまでケチなことは言わなくて済むでしょ。
テレビって、ある意味、実力あるんだよねぇ。

◆で、<頼みごと>を

1.「ほぼ日」読者がメールで「ほぼ日」に送る
     ↓
2.「ほぼ日」がテレビ番組「ウオッ!チャ」に運ぶ
     ↓
3.テレビ番組「ウオッ!チャ」がそれを引き受ける
     ↓
4.それをテレビ番組として放送する(短時間)
     ↓
5.もっと知りたい視聴者や読者は「ほぼ日」を見る
     ↓
6.視聴者と読者、新しい<頼みごと>を思いつく
     ↓
1.読者がメールで「ほぼ日」に送る

という循環をつくるわけです。どうよ?

やってみましょう。
なんでも始めなきゃ始まらない!

◆例えば、どんな<頼みごと>をしよう。

a 見たい

 ・よく「竜虎の対決」とか「ハブとマングース」とか、
 「タコとウツボ」とかたとえ話的に言うけれど、
 それって、ほんとに見たやつがいるのか?
 オレの目に、「ほんとです!」と見せてくれ。

 ・忍者の使う「みずぐも」というものに、こどもの頃から
 憧れていました。あれって、
 ほんとにできるのでしょうか?
 ほんとなら見てみたいのですが。

 ・琵琶湖で最近釣れたという71センチのバスが
 見たいものです。

 ・ユニコーンとダウンタウンと清水ミチコとウンナンと
 野沢直子が共演していた番組があったじゃない?
 あれって、いま、見てみたいなぁ。

   →特にテレビですから、
   映像のライブラリを利用できるものは
   けっこう得意なんじゃないかと、予想しています。
   いわゆるお宝映像とかね。
 
b 探したい

 ・コレクションをしているうちに、
 どうしても欲しくなったモノが、どこかにあるなら、
 それを探して、譲ってもらいたい。

 ・昔わかれた親を探して欲しい。

 ・2年前に日比谷線広尾駅でよく見かけた
 すっごい美少女を探して欲しい。

 ・ぼくの特技をいかした就職先を探して欲しい。

   →これも、ここでの例をこえるような
   <頼みごと>があるでしょうね。
   できそうなこと、できるかもしれないことを、
   「ほぼ日」で選択して、実行に移してもらいます。

c 夢をかなえたい

 ・????

   →どれくらいの思いがあるのか、
   その夢は他の人も応援したくなるものなのか、
   シリアスものか、ユーモアものか・・・
   なんてことを考えあわせて、予算と時間の許す限り、
   引き受けてみたいものです。
 
d その他

 ・????

   →想像がつかないけれど、きっと「その他」が
   あるでしょうね。それも、応募してください。

※で、ただただ、机上のプランを並べていると、
本気度が低くなっちゃいますので、
ここで、条件をつけようと思うんですよ。
「それが実現するなら、私はいくら(お金)を払うか」
を、必ず書き添えていただきたいのです。
金額の多少は問わないのですが、
30円と記されているものより、200円のほうが、
さらにそれよりも、12800円と書いてあるほうが、
本気っぽいでしょう。
(実際に、支払ってもらいますよ!
使い道は、社会的に意義のあることに寄付する予定です)

◆では、応募してみましょう。

すべて、メールだけで受け付けます。
以下の応募用紙をコピー&ペーストして、
必要事項を書き込み、
watcha@1101.com に送信してください。
いまのところ締め切りは決まってません。

______応募用紙_________________


1.<頼みごと>はなんですか?
  理由があれば、それもお願いします。




2.その<頼みごと>の実現を、いくらで買いますか?
(からだで払いますとかいう、「ゆーもあ」はダメよ)


3.あなたの連絡先など

・氏名

・電話(いちばん連絡しやすい番号を)

・ファクシミリ(あれば)

・住所


・メールアドレス

4.他にご意見や提案などがあったら、お願いします。



_____以上です__________________

さぁ、うまく行くか行かないか、
運とみんなのやる気しだい。
ぼく自身も、せっかく唯一の休みだった土曜日を
使ってやっているので、おもしろくしたいんだよー。
頼む、おもしろくしたい。
手伝ってください。遊びましょう!

このページへの激励や感想などは、 メールの表題に
「ほぼ日テレビを仲間にするを読んで」と書いて
postman@1101.comに送ろう。

2000-05-23-TUE

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