おしゃべりをしているあいだに
野菜がいいぐあいになってきました。
そこに、カレー粉を入れます‥‥が、
ここが大切なポイントです。

カレー粉を入れる前に、
炒めていた食材を、鍋の端によけます。
そして、鍋底が見える場所にカレー粉を入れ、
煎るようにするのです。
くわしくはぜひ、動画をごらんください!

「スパイスのパウダーは、よーく煎るんだよ」
これは、レミさんが子どものころ、
お母さんから教えてもらったのだそうです。

動画でわかるとおり、
レミさんはほんとうに、
毎日のお料理を作っている「シュフ」です。

例えば、
お鍋ひとつでつくること。
ちょっとの隙でも
パッとフタを閉めちゃうこと。
水を鍋に入れるときは、
ヘラをきれいにしながら(水で流しながら)入れること。
汚れが目につけば、ふきんでささっと調理台を拭くこと。

「私、料理好きだからさ、絶対来世も
 主婦やろうと思ってさ」
と、レミさん。

朝、昼、晩、
どんなに忙しくても
お食事を和田さんに作って出かけるのだそうです。
(後述しますが、
 ある1週間を除いては‥‥‥‥‥)

さて、水とトマトを加えたあとは
弱火で15分煮込みます。
その後、フタを開けてみて
カレーがまだサラサラした状態であれば、
フタを取り、さらに煮込みます。



カレー粉を煎るのは粉臭さを取るためです。
香ばしくなって、パウダー独特の臭いが取れるのです。


鶏肉を入れる前に、少し火を強めてね。
表面の色が変わるくらいでオッケーです。


15分煮たあと、カレーがシャバシャバしていたら
フタを取って水気を飛ばしてね。


赤ワインはお好みで入れてください。
レミパンなら「小ブタ」から入れられて、便利よ!
香りを逃さないの。

(つづきます。次回は、できあがりますよ)

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2012-01-07-SAT