編集部
(以下、編)
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どうも!こんばんはっ! |
てんちょー(仮)
イズミ
(以下、イズミ) |
こんばんは。
なんか陽気じゃないですか? |
| 編 |
ええ、今日は
草野球に出場して
すごく楽しかったので
ちょっと気分がいいのです。
たまには、そんな日もあるんですよ。
さて、早速なんですが
前回の更新で触れた
代々木公園で我々を発見した方から、
メールが届きましたよ。 |
| イズミ |
おおっ!
それは嬉しいですね。
メールをこちらに
転送する前に読んでくださいよ。 |
| 編 |
了解です。
それでは。
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昨日は、秋の天気の良さを満喫しに
一人でふらふら歩いていました。
と、代々木公園の前にある駐車車で、
一台の小型のトラックがあり、
後ろのドアが開いているのを見つけました。
「あー、献血かぁ」と思って通り過ぎようと思ったら、
エプロンをつけていた(と思う)男の人たちが、
トラックの前で写真を撮っていました。
なんだろう..?と思いながらも、
私は道なりに進んでいくと、
その車も、帰るところだったよう。
で、見てビックリしました。
だ?て、天明幸子さんのイラストに
でかでかと「SKIP」の文字が!!
あれ?これって「ほぼにち」の企画では?と思い、
とっさに車の中にいた人に聞いてしまいました。
「そうです!」とのお答え。
「がんばってください」と伝えると
「イエーイ。ありがとうございまーす!!」と、
男のノリでのお答えでした。
みなさんとてもイキイキしてらして、
こちらも嬉しくなりました。
大切に育てられたお野菜、私も、ゲットします!
<いちさん>
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| 編 |
これ、嬉しくないですか? |
| イズミ |
ええ。もちろん嬉しいです。
なんか、東京に戻って
ちょっと経った所で
現場の空気を忘れつつあった所だったんです。
この方から、声をかけられて
「ビッ」としたのを覚えてます。 |
| 編 |
「やっぱり現場っていいなぁ」
って呟いてましたもんね。
でね、
昨日の更新分で発表した
大阪フェスティバルゲート前店での
販売についての反応が異様に良いのですよ。
ちょっと、このメールを紹介したいと。 |
| イズミ |
反応が良いのですか?
今日も西日本のいろんなユニクロ店舗に
SKIPトラックストア販売許可を
求める電話を続けていたんですが
このフェスティバルゲート前店の方は
昨日にも増して、
凄い反応の良さでありました。 |
| 編 |
まずは、
このメールから読んでください。
このメールは昨日の深夜、
つまり、フェスティバルゲート前店で
販売することを発表する前に
届いたメールです。
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いきなりですいませんが、
関西では大阪には来られないのですか??
付加価値付けるために回るのは
京都と神戸だけだなんて
お願いだからやめてくださいね。
(そういう店の出し方するお店、けっこうあるんです。)
<uniさん>
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| イズミ |
確かに新規ブランドを立ち上げる場合、
「神戸」や「京都」をアンテナショップとして
重視する傾向はありますよね。
トラックストアの関西での販売場所を考えた時、
「神戸」や「京都」も
視野に入れて考えたことは事実ですし
やっぱり、行くんです。
ただ、その理由は「付加価値」を
付けたいということではなく、
「単に人口が多いから」
という理由でありました。 |
| 編 |
そうですね。
京都は河原町。
神戸は三宮でやった方が
多くの方に来てもらえる
という利点があるんですよね。 |
| イズミ |
その辺りもトラックを停める場所が無いという
極めて単純な理由でやめました。 |
| 編 |
そうでしたよね。
ただ、数字的を読み込むマーケティングでは
おそらく、はじき出されないであろう
フェスティバルゲート前店での販売は
大阪在住のみなさまにとっても
嬉しいことであったようです。
それじゃ、ざっと
メールを読んでいきますね。
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大阪出店ありがとうございます!!
大阪で出店するなら、
フェスティバルゲートしかないって思ってました。
難波は店が地下だし、梅田は狭い店舗だし…
大阪に住んで5年目ですが、
いつも安スーパーで買い物するせいか
ここしばらくいい野菜に出会っていません。
都会の人は、いい野菜に飢えてるのでは、
と感じます。
<Kuroさん>
大阪のトラックストア、
フェスティバルゲートでやるんですねぇ。
トラックだし、大きいし、くるまだし・・・
どうぜ街中じゃムリだから、
ファミレスとドライブスルーが並んでるような、
車びゅんびゅん最寄駅なし、
みたいなところでやるんだろうなぁ、
なんて思ってたので、
とってもうれしいです!
<ちるちるさん>
今日のページを見て
めちゃめちゃ喜んでます〜。
西の方へ行くという話が掲載されていたので、
大阪だったら、
ミナミやキタまで行かないとダメなんだろうなぁと
思っていたのですが、
「フェスゲ」
(みんなじゃないかも知れませんが
あたしの周りでは
フェスティバルゲートをフェスゲと呼びます。)
に来てもらえるなんてぇ〜!!
ミナミやキタより近いのもありますが
あんな
ベタベタな大阪の所に
来ていただけるなんて。
<ちまこさん>
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| 編 |
と、まぁ
かなり「フェスゲ」での販売に対して
好意的なメールなんですよ。
大阪人にとって
案外、盲点だった場所でありつつも
異様にアクセスが良いという点が
評価されたのかもしれません。 |
| イズミ |
あっ、「フェスゲ」って言った。 |
| 編 |
ええ。ぼくも、すぐ近くの
天下茶屋って所に住んでましたし、
仕事で「こえぴょん」と
「フェスゲ」のCMを
作ったことがありますから。 |
| イズミ |
なんですか?
「こえぴょん」って。 |
| 編 |
大阪で「こえぴょん」
知らんかったらダメですよ。
大阪では「桂小枝」さんのことを
「こえぴょん」って呼ぶんですよ。 |
| イズミ |
うっ!
そんなことも
覚えておかなくては
ならないんですか。 |
| 編 |
ええ。当然です。
ちなみに、
小枝さんと、紳助さんと、さんまさんは
同い年で、同期の芸人であります。
大阪で御三家といえば
この方々を指すことになります。
このあたりは基本として
覚えておくといいでしょう。
「探偵ナイトスクープ」だけを見て
大阪を知っているつもりになってはいけません。
「クイズ紳助くん」と「明石家電視台」を見て
大阪のお客さまを勉強することも必要かと。
その、大阪のお客さまについても
メールが届いてますよ。
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東京語でしゃべると、
何度も何度もお兄ちゃんどっから来たんん〜?
とか聞かれると思いますが、
へこたれないで頑張ってくださいね。
あと、
激しい値切り
おばちゃんも
現れると思いますので、
対処法をイメトレしましょう。
あ、それから、試食が激しく、
それこそ激しく消えて行くと思われますが、
大阪の人をキライにならないでね・・・。
ごめんよぉぉ。
<「は」さん>
大阪での出店に気合が入っておられるようですね。
アドバイスする様な人間ではないですが、
「一生懸命さ」「楽しさ」が伝われば、
きっとうまく行くと思います!!
「まけてやー」
て絶対言われると思いますが、
挨拶みたいなものなので・・・
<takaraさん>
大阪の中でも、
かなりディープな場所をお選びになりましたね〜。
コッテコテの下町です。
もしかしたら、
おばちゃんの
「まけて〜や〜!
(値下げして)」
攻撃にあうかもしれませんよ。
<きょおさん>
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| 編 |
どうですか?
相手は手ごわいですよ。 |
| イズミ |
そ、そのようですね。
これは、つまり
絶対「値引きしてください」ってことを
言われますよってことですね。 |
| 編 |
ええ。そうです。
関西の方は
「ダメモトでもとりあえず言ってみる」
という精神の方々であります。
きめ細かいサービスが信条の
イズミさんの事を心配したメールとも言えます。 |
| イズミ |
それはどういうことなんですか? |
| 編 |
つまり、イズミさんは
お客さまを大事にしすぎるがあまり、
全ての値引き交渉に
応じてしまう
可能性があるんですね。
おそらく、そこを危惧されているんではないかと。 |
| イズミ |
そんなに値引き交渉が
日常茶飯事なんですか? |
| 編 |
値引き交渉だけではないのですが
売り手、買い手の間に
コミュニケーションが常に介在していると
言い切ってよいでしょう。
なんだか、大阪のきつい面のようにも
聞こえますが、
決してそんなことでは無いんですよ。
おそらく、イズミさんは
ここで、売り手として
初めての経験をすることになります。 |
| イズミ |
ほう。今日は饒舌ですね。 |
| 編 |
ええ。たまには
そんな日もあって
いいでしょう。
その初めての経験というのは
商品を売った時に
イズミさん、普段、何って言いますか? |
| イズミ |
「ありがとうございました」
ですね。 |
| 編 |
そうですよね。
これは、売り手が買い手に
言う言葉でありますが
大阪では、買い手が売り手にも
「ありがとう」って言ってることがあるんです。 |
| イズミ |
なんですか?!それは? |
| 編 |
ぼくも、大阪に住みはじめた頃に
凄く違和感を感じていたんで
「どうして、金を払う側が
ありがとう、というのか?」
と、聞いてみたことがあるんです。 |
| イズミ |
どうだったんですか? |
| 編 |
それがね。
「そっちの方が気持ちいいやん」
ってことだったのですよ。 |
| イズミ |
まだ、よく理解できないですけど
独特の商慣習があるわけですね。 |
| 編 |
どうやら、そのようです。 |