ほぼ日 アニさんは、
基本が「うたた寝」だということは、
あまり布団には入らないんですか?
アニ いつも夜中の3時ぐらいには
寝ようと思ってベッドに行きます。
でも、そこから2時間、寝られない。
安斎 あ、いちおうベッドに行くんだ。
完全にパジャマに着替えて?
アニ うん。
で、「寝られない!」ということになって。
ボーズ それは昼間寝てるからだって!

アニ うん。そのとおり、
それは昼間寝てるからです。
そして夜、寝られなくなって、起きて、
煙草吸ったり、ゲームやったり。
ほぼ日 結局いつ寝るんですか?
アニ だいたい5時とか6時ごろ。
「うわ〜やばい、みのもんたが動き出す」
みたいなころ(笑)。
ほぼ日 3時にベッドに行く儀式がないと
ダメなんでしょうか。
アニ ほんとうはそこで
寝られれば寝たいと思っているから。
ボーズ 寝る場合もあんの?
アニ うん。
ボーズ うまくいくときが、たまにあるんだ(笑)。
アニ それを夢みてる。
ボーズ ドリーマーだから。

一同 ドリーマーだから(笑)。

ボーズ 夜は寝られないかもしれないけど、
昼間はほんとうにどこでも寝るよね。
いまだって、
「この畳の端っこで寝ていいよ」と言われたら、
アニはポッと寝るでしょ。
アニ うん。
安斎 俺もぜんぜん平気。
どこでも大丈夫です。
ボーズ だいたい、野外でも寝られるようなマットが
アニの車には積んであるんです。
楽屋の机の下で、
銀マット敷いてアニが寝てるという状態が
よくある。
アニ 人のライブにちょこっと出るときなんかは
「出番まで寝られるな」と見越して
マットを持っていきます。
リハ終わって、「ここらで寝とくか」なんて。
安斎 マットは俺の事務所にも
いっぱいあるよ。
一同 爆笑
アニ 「いっぱい」あるんですか。
ほぼ日 なんであるんですか。
安斎 寝袋は、夏は非常に蒸れるし、暑い。
過ごしにくいんだよ。
ほぼ日 ええっと、そもそも、
安斎さんはお布団で寝るんですか?
安斎 ぜんぜん、
めっちゃめちゃです。

事務所のあっちこっちで
たいがいのところで寝ます。
ボーズ ‥‥50すぎて、いまだに(笑)、
いまだにそうって、
ほんとうにすごいです。
一同 爆笑

安斎 洋服を着たまんま寝ちゃうことも多いから
フードが首に引っかかって、
苦しくて起きたりします。
アニ でも、フードは、
かぶると寝やすいですよ。
ボーズ 新幹線とか、フードあると楽だよ。
ほぼ日 ええっと、安斎さんはパジャマは
お持ちじゃないんでしょうか。
安斎 ちゃんと持ってはいるんですが、
だんだんパジャマの形も
変わってきまして、
いわゆるジャージみたいな
活動もできるようなかんじに。
ボーズ グレーゾーンで、
どっちもありなかんじに。
安斎 そうそう。
でも、服のまんま寝るときは
やっぱり違和感はあるんだよ。
ボーズ 安斎さんが、いま履いてるズボンだって
絶対に布団に入る雰囲気じゃないですもん。
安斎 でも、寝る。これで寝ます。
アニ 俺はホテルとかでも、
服のまんま寝たりしてるよ。
靴下はいたまんまとか、
ジーパンとかぜんぜんアリです。
安斎 でしょ?
アニ 高校のとき、冬は
服を脱ぐのが寒くて面倒くさいから
前日に着替えをしてから寝てました。
一同 爆笑
安斎 俺もやったことある。
起きて「もう行ける」ってことだよね?
アニ そう。
ボーズ バカすぎない? それ。
『コロコロコミック』の世界じゃないの?
一同 爆笑

(つづきます)



2007-12-26-WED


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