シャツコートのボタンをきちんと留めて、
チュニックのような着こなし。
きれいなパープルのパンツを合わせて、
パンプスも、すこしあかるいパープルを。
秋のはじまりの、さわやかな風を感じさせる
シックで大人っぽいよそおいです。



「季節がもっと進んだら、
インナーにタートルを着ても似合います。
このコーディネートにプラスするなら、
もうすこし濃いパープルにすると、
グラデーションがきれいに映りますよ。
前ボタンを全部開けて、
コートを羽織るように着てもいいですね」

（小谷さん）



スカートを合わせるなら、
シャツコートのシルエットと自然につながる
裾の広がっているものがおすすめだそう。
すっきり、シャープな印象になるんですって。

メンズライクなHANDROOMのスタンドカラーシャツと、
Ataraxiaのデニムのラップスカートの組み合わせです。



色も素材もちょっと薄いデニムのコートを羽織り、
足元はブーツでキリッと。
このブーツも、よく見ると色はネイビー。
ブルーのワントーンコーディネートの中で、
白いシャツがきわだって見えます。



「ワントーンのコーディネートは、
下に行くほど色を濃く、暗めにすると、
秋らしく、落ち着いたイメージになります」

（小谷さん）



そして、スカートの裾とブーツのあいだに、
足の肌色がほんの少し見えることもポイント。
ここが隠れてしまうと、重すぎるんですって。



「もうひとつは、髪の黒い色との関係。
ネイビーのブーツと、黒髪の濃い色が、
全体を引き締めてくれるんです」

（小谷さん）



肌も、髪も、おしゃれの一部なんですね。