高知、仁淀川の源流域でつくりました。tretreトレトレの摘み草つみくさブレンドティー。

spiral スパイラル(withかきどおし)

煮出し用 1リットル用×5パック

(税込・販売手数料別)

びわの葉がベースで野趣は控えめ。
かきどおし、レモングラス、赤しそ、アップルミントなど
摘み草の滋味が、味わいに奥ゆきを広げるお茶です。

都会の軒先でもよく見かけるびわですが、
鳥が実をついばみ、種をあちこちで落とす仁淀の山では
いたるところに自生しています。
ここで使っているびわの葉は、主に
「ぎろうさん」の畑そばの木から摘みました。
車の往来がない場所なので葉に排気ガスが当たらないことと、
実を採らない木なので、実の栄養を吸い上げた葉が
甘くて美味なお茶になることが理由です。
摘んだ後、よく洗って陰干しし、乾燥機で仕上げた葉は、
陰干ししているときから、ねっとりと甘い香りが。
びわの葉だけで味わうと、甘みの中に野趣を強く感じますが、
ブレンドをすることによって甘みやうまみを引き出しています。

レモングラスは、仁淀川河口付近の、海に近い”南国”の
自社園で栽培したものと、
有機栽培農家さんから仕入れたものを使っています。
先端と根は切り離し、低温で乾燥させることで、
雑味のない爽やかな風味に。
「spiral」での役割は、爽やかなうまみと香りです。

赤しそは、「たていしさん」宅の畑のもの。
仁淀の山で代々種とりしたものなので、
無肥料・無農薬ですくすくと力強く育っています。
7月下旬の土用のころに収穫し、
良く洗って陰干ししておきました。
野趣は少なめで爽やかな風味。
すこし梅干を連想するような味わいです。

かきどおしは、つる性の草。
春の開花期に、標高の低い場所から
順々に山の上へと採取していきます。
山の暮らしの中ではやっかいな雑草で、
ぐんぐん地を這い畑を覆っていきます。
その名の由来もたくましく、
生け垣を通して繁殖するくらい
生命力が強いことからだそうです。
ハッパ採りのメンバーも、
「いやちや、これが要るがかえ!
(ほんとに? これが必要なの?!)」と
最初は半信半疑の様子だったそう。
けれども、生のかきどおしをサラダに足したりすると、
味わいの奥ゆきが一気に増します。
好みによりますが、乾燥したものは
ワイン等のおつまみにも合うほど。
収穫はもちろん一本一本手摘みなので
なかなか手間がかかりますが、
丁寧に摘むと後の仕上がりがちがいます。
味わいは、新芽らしい野趣がたっぷり。
シソ科の爽やかな味わいもしっかりとあります。

アップルミントは、
標高750mの自社園などで自然栽培しています。
成長した茎や葉は、ちょっと触れるだけでふわっと甘い香りが。
夜のうちによい香りを蓄えた葉を朝方に手摘み、
乾燥は陰干し、最後は乾燥機でグッと水分を抜きます。
「spiral」での役割は、口にふくんで2段目に感じる甘みです。

常温か冷やして、また温めなおしておたのしみくださいね。

ブレンド内容

びわの葉(バラ科)
レモングラス(イネ科)
赤しそ(シソ科)
かきどおし(シソ科)
アップルミント(シソ科)

おいしい飲みかた

  1. 1リットルの水に1パックを入れ、
    火にかけ、沸騰してから
    3分間煮出します。
  2. 火を止めて約3時間後に
    茶袋を取り出します。
  3. 冷やして(または常温か、
    あたためなおして)どうぞ。

*ワイングラスでしたら、よりゆたかに香りをおたのしみいただけます。

賞味期限

2017年3月まで

内容量

23.5g(4.7g×5p)

●レモングラスが含まれるため、妊娠・授乳中のお客様は飲用をお控えください。

写真
大江弘之(物撮り)神ノ川智早竹内太郎